このノートパソコンは、ディスプレイに注力したエントリーモデルの大型画面の端末です。
4Kディスプレイ（3,840×2,160ドット)表示に対応した、15.6型IPS液晶を搭載しています。このディスプレイは、色域カバー率sRGB比100%で、HDRにも対応しています。

デュアルSSD構成に対応しており、標準で256GB SSDを搭載するほか、拡張用のM.2スロットが用意されています。メモリーは8GBとエントリーモデルとしては、大き目にとってあるのも特徴的です。
プロセッサーには、Intel Apolo Lake世代のエントリーモデル向けCPU「Atom X7-E3950」を搭載しており、Celeronシリーズより少し下の処理性能となっています。Atom X7は定電圧プロセッサーのため、端末のバッテリーの持ちが最大９時間と、エントリーモデルのノートとしては比較的優秀だと思います。

ゲームなどの重い処理には向きませんが、大きい画面で作業をしたい方に向いている端末です。また美しい大画面ディスプレイなので動画鑑賞など、マルチメディア端末としても活躍できそうです。

  Teclast  F7 Plusは、SSD 128GB搭載に加えて 8GBものメモリーまで搭載しており、スペック的にはCPUが少し非力という事以外は文句なしのモデルです。
重いグラフィック処理のには向きませんが、割り切ってオフィスアプリを使ってのビジネス文書の作成する程度には十分に使えます。また最近では街中にWi-Fiが増えて電波干渉が多発していますので、ac（5GHz帯）に対応している事も嬉しいですね。5Ghz帯は電子レンジを使っても途切れないのも強みです。ちなみに同社の人気端末の「Teclast F6 Pro」はYogaタイプの2in1ノートですが、F7 Plusは、純粋なクラムシェルタイプのノートPCとなります。