先日、中華SIMフリースマホ『Xiaomi Redmi S2』の実機レビュー記事をエントリーしました。今回は引き続き、端末を持って外に出てカメラの性能の検証をしてみます。
※ 晴れの日に外出する時間が作れずにカメラレビューが遅くなりました。
Xiaomi Redmi S2 カメラ性能
リアカメラ部は、メイン: 12 MP (f/2.2, 1.25μm, PDAF) 、セカンダリー:5.0MPのレンズを採用した高画質デュアルカメラを搭載しています。フロントカメラはf/2.0の16MPのレンズを採用し、こちら側にもLEDフラッシュを搭載しています。
カメラアプリのモードはショートビデオ / ビデオ /写真 /ポートレート / 四角 / パノラマ / マニュアルの7種類。
ちなみにマニュアル撮影モードは、ホワイトバランスとISOのみ設定する事ができます。
シャッター音、グリッド線、暗所撮影設定など、カメラの設定項目は多いので、自分なりのカスタマイズが楽しめます▼
一通りのモード撮影も用意されています▼
ポートレートモードで撮影すると、背景(前景)をボカした一眼レフのような写真撮影が可能です▼
撮影画像
Redmi S2を持って公園まで撮影散歩に行ってきました。画質・色合いが分るように iPhone7 で撮影した画像とも比較もしてみます。基本的にオートで撮影しており、被写体の適性位置にピントと露出が合うようにタップしています。画像は圧縮せずに縮尺のみを小さくしています。
木洩れ日を撮影してみると、影の部分が潰れることもなく綺麗に撮影できています。ピント合わせでモタ付くこともありませんし、クリアで美しい写真が撮影できます▼
色合い的には肉眼で見たより少し鮮やかに写る印象です。iPhoneで撮影した画像が肉眼に近いので比較してみて下さい▼
ぼかし撮影
ポートレートモードで撮影する事で背景・前景をボカした一眼レフ風の写真を撮影する事ができます。
背景をボカすと対象物が綺麗に浮き出たように写りました。スマートホンのカメラでは、対象物の境界線がハッキリしないボカシモードの端末が多いですが、Redmi S2のカメラは綺麗に深度が出ています。
背景ぼかし▼
前景ぼかし▼
逆光撮影
逆光下での撮影してみましたが、ハレーションを起こしたり被写体が黒つぶれする事なく綺麗に写りました▼
太陽が写り込むように逆光撮影しましたが綺麗に写っています▼
ちなみに「逆光モード」で撮影してみると、アニメのセル画のような写真になりました▼
彩度・自動露出について
この端末のカメラは、太陽光の下でオート撮影すると露出オーバー気味になる事があります。ちなみに紅白の錦鯉を撮影してみましたが、どの角度・ピントで撮影してもオレンジにしか写りません▼
マニュアル撮影モードでISOをいじってもダメでした。色々試した結果、撮影モードの「夕焼け」を使うとようやく写りました▼
同様に太陽の下では紫の花だけがハレーションを起こしてしまい上手く写せませんでした▼
とにかく何を撮影しても彩度が鮮やかです▼
iPhoneで撮影した画像と比較すると「盛った画像」に写っているのが分かると思います。
iPhoneで撮影した画像がモノクロに見えるほどです▼
マクロ撮影・暗所撮影
紫陽花の花を接写してみます▼
10cm位までの接写が限界でした▼
昼間でも暗い玄関で撮影してみました。この場所で暗所撮影のテストする事が多いのですが、トップクラスに入るレベルでクリアに写っています▼
Redmi S2カメラ性能 まとめ
低価格のミドルレンジ端末にも関わらず、クリアで美しくカメラ性能に手を掛けているという印象を受けました。逆光や暗所撮影など、スマートホンが苦手な環境下での撮影が得意で、ポートレートモードでのボカシ撮影は秀逸だと感じました。
「彩度が鮮やかで盛った画像」と表現しましたが、HUAWEI 機をはじめ最新スマートホンは実画像より派手でクリアに写るのがトレンドです。これは好みの問題ですが、インスタなどのSNSにアップするにはフィルター不要で美しい画像を投稿できますね。
また日光の下での撮影には少しコツが必要ですが、モードの切り替えに慣れてしまえば問題のないレベルです。コンデジを持たずにスマホだけで十分に賄えるカメラ性能だと思います。
フロントカメラの撮影を忘れていましたので、慌てて1枚撮影しました。フロントにもLEDフラッシュがあるので暗い中でのセルフィー撮影も得意です。
後ろにピントが合っていますね▼
実機レビュー記事はこちら▼
タカシ
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