先日GearBestでで購入した「Vernee Thor」という中華スマホを一週間使ってみましたのでレビューを書いてみたいと思います。このAndroid端末は、なんとフラッシュセールで99ドルと破格の値段なのですが、国産スマホのミドルレンジクラスにも追いつく程の高コスパ端末です。
vernee社のセールについて
Vernee Thorの定価は$119.99ですが、Vernee社ではフラッシュセールを実施しています。公式サイトからリンクされている販売サイトでは99ドルで購入する事ができます。セールが実施される販売サイトは、毎水曜日に週替わりでローテーションで切り替わります。
私は、フラッシュセールの存在を知らなかったので、GearBestのクーポンを使って$109.99+送料で購入しました。GearBestのフラッシュセールは、毎月月末の週が割り当てになっています。また、公式サイトのフォームにメールアドレスを入力しすると、30ドル割引クーポンコードが送られてきますので、何時でもフラッシュセールと同じ金額で購入する事ができますね。
開封レビュー
注文から11日目にようやくDHL便で到着▼
開けると、伝票が不自然に出っ張ってます?▼
めくると日本式のコンセントに変換するアダプターが・・日本に送るので急遽つけてくれたのでしょうか?斬新な送り方ですね▼
109ドルとは思えない高級な箱入り▼
アダプターと付けると、こんな感じ▼
緩くてパカパカなので怖くて使っていません
背面には指紋認証部があります▼
端末の電源を入れてWifiの設定をすると、さっそくファームのアップデートが始まりました▼
デザインや素材に関しては全く期待していなかったのですが、安っぽさも無くむしろスタイリッシュで美しいデザイン。うれしい誤算でした。
石をモチーフにしたデザインだそうです▼
スペック
CPU | CPU MTK6753 Octa Core1.3GHz |
GPU | Mali-T720 |
OS | Android 6.0 Android7.0にアップデート |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.0インチ, 1280 x 720 Pixel HD |
カメラ画質 | リア:1,300万画素 フロント:500万画素 |
micro SD スロット | ○最大128GB |
SIMカード | MicroSIM*2 (DSDS未対応) |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 2,800mAh |
入出力端子 | MicroUSB |
サイズ | 14.10 x 7.00 x 0.70 cm |
重量 | 140g |
ネットワーク | 2G: GSM 900/1900/2100MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz |
その他 | Ambient Light Sensor,Gravity Sensor,Proximity Sensor |
※5V/2Aの急速充電対応
カメラレビュー
カメラをテスト撮影してみます。
1.3Mピクセル設定で標準カメラアプリで撮影(タップでオリジナル画像)▼
手前にフォーカスすると、被写界深度もしっかり出ていて、背景が綺麗にボケて発色も良いですね
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v6.2.7)を使って処理能力をテストしてみます
4回テストした結果、全て37,000台。3Dスコアが約4600
SIMカードスロット
SIMカードは2枚差しが可能。MicroSDとSIMの挿し込み口はこんな感じです▼SIMカードもMicroSDも全く認識されませんでしたが、挿し込んだ状態で再起動する事で認識されました。
これは端末の仕様?それともAndroid6の仕様なのかな?(SIMのサイズはMicroSIM)
※デュアルSIMですが、2枚同時待ち受け(DSDS)はできません
MVNO(OCN モバイル ONE)のSIMを挿して、APNをLTEの設定にすると「4G」と表示され接続されました▼
ホームボタンに物理ボタンは無いオンスクリーンキー、OSはAndroid6▼
※その後Android7.0にアップデートされました
内部レビュー
液晶の発色も綺麗で、チープさは一切ありません。嬉しい事に不要なバンドルソフトは一つも入っていませんでした。
Vernee社は今年2月に設立した新鋭企業なので、未だアプリ会社との協賛が無いのでしょうね。和製のスマートホンは高額な上、アンインストールする事ができない不要なアプリが山のように入っていますので、ぜひ見習ってほしいものです。
ゲームなどで使った感想ですが、ツムツムなどはスワイプしてから1テンポ遅れて実行されるタイムラグがあります。ポケモンGOは動きますが、ジャイロセンサーに対応していないのでVRモードや節電モードは利用できません。
設定からスワイプの感度を上げると若干改善されますが、既知の不具合のようですので今後のアップデートで改善されるかもしれません。この端末はRAMが3Gも積まれていますので「ドラゴンプロジェクト」など、アクション系のスペックを必要とするゲームでもサクサク動きました。※antutuベンチマークテストの結果は37,900から38,200程度
解像度が720×1280という点だけが残念ポイントです。
バッテリーの持ちも悪くはありません。朝7時に満充電で出かけて、実質 使っている時間は2時間弱で、夜19時の段階で46~54%残っているという感じです。
ケース
マイナーなスマホなので、スマホケースも純正の物しかありません。保護フィルムは、Amazonで購入しましたが、汎用の物が届きました。保護ガラスが欲しいところです。
純正ケース▼
閉じた様子▼
公式のプロモーションビデオ▼
私がGearBestで買った時の記事はこちら▼
海外通販『GearBest』で高スペック激安Androidの1.2万円端末をMVNO用に購入 | スマホLABOホンテン
GEARBESTの買い物方法のエントリー▼
格安海外ガジェット通販サイト『GearBest』で安く安全に買い物する方法 | スマホLABOホンテン
「Vernee Thor 」GearBestの販売ページ▼
Vernee Thor 4G Smartphone – BLACK
日本のAmazonでも16,000円くらいで販売されている方が居るようですが、高コスパでジワジワ人気がでてきているようで品切れ状態の事が多いです▼
後記
想像以上に良い端末で、明らかにエントリーモデル以上の高スペック端末でした。解像度を除き、ミドルレンジのスマホだと言えるでしょう。
何故これほどのスマホが99ドルで販売ができるのか本当に不思議です。同社には「Vernee Apollo Lite」という5.5インチ画面のモデルもあり、知人に代理購入を頼まれているので近いうちにクーポンで199.99ドルで買う予定です。
その後、ハイエンドモデル「Vernee Apollo」の発売を控えていますので、個人的にVernee社のスマホは期待が高まります。※追記「Vernee Apollo」の実機レビューを公開しました
私は「Thor」を何と「サー」と読んでいましたが、Apollo(アポロ)が神の名前なので「トール」と読むのが正解のようですね。
Vernee社は14人で運営している少数精鋭の企業ですが、ファームのアップデートや不具合対応などしっかりしているので海外の口コミサイトでも好評価ですね。
公式ブログ(About US)
「Vernee Apollo」実機レビュー▼
約2.9万円でハイエンドクラスを実現!10コア、2K画面でVR最適化されたAndroidスマホ『Vernee Apollo』【レビュー】 | スマホLABOホンテン
タカシ
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