ホームプロジェクターメーカーのYABER (ヤーバ―)より発売されている、ホームプロジェクターの「Yaber ACE K1」が手元に来ましたので、実機をレビューしてみます。
YABER ACE K1(通称YABER K1) は、オートフォーカス機能、オート台形補正機能、Microsoft Office表示機能、iOS/Android端末からのキャスト機能などに対応した、同社のフラッグシップモデルのプロジェクタです。
ちなみにYaberからは、1年ぶりの新製品のリリースとなります。
ページコンテンツ
ザックリ・フラッシュレビュー
オートフォーカス機能搭載
650ANSIルーメンで高精細映像
300インチの大画面投影対応
Wi-FI6対応で低遅延
15WのHiFiスピーカーを内蔵
短い距離で超大画面に投影が可能
輝度が高く明るい部屋でも綺麗に映せる
iOS / Android端末ミラーリング機能
OfficeドキュメントやPDFファイルをPCなしで直接映せる
多くのビデオ、オーディオ形式のファイルに対応
天井から吊して使用可能
光学ズーム機能で画面を50%まで縮小可能
IP5X準拠の防塵・防水設計
4K入力対応
専用の収納バッグが付属していない
YABER K1スペック
モデル番号 | Ace K1 |
---|---|
光源 | LED |
イメージングシステム | LCD方式 |
Bluetooth | 5.0 |
解像度 | 1920 x 1080 (フルHD) |
自動補正 | 40°台形補正(垂直水平) |
アスペクト比 | 4:3 / 16:9 |
消費電力 | – |
投影距離 | 2.6 – 4.2m |
スローレシオ | 1.54:1 |
推奨投影サイズ | 40 – 150インチ |
最大投影サイズ | 300インチ |
明るさ | 650ANSIルーメン |
ランプ寿命 | 2万5,000時間 |
投影方式 | フロント/リアプロ/ラック/マウント |
スピーカー | 15W×1基 |
ポート | ・2 * HDMIポート ・2 * USBポート ・1 * AVポート ・1 * 3.5mmオーディオ端子 |
対応動画形式 | AVI, MP4, MKV, FLV, MOV, 3GP, MPEG1 MPEG2, H.264, XVID |
対応オーディオ形式 | AAC, MP3, MP3, PCM, FLAC |
対応画像ファイル | JPG, JPEG, BMP, PNG |
サイズ | 299mm×256mm×136mm |
重さ | 3.9 kg |
開封レビュー / 同胞物
- YABER K1プロジェクター*1
- 電源ケーブル*1
- HDMIケーブル*1
- AVケーブル
- リモコン*1
- 取扱説明書*1
- クリーニングクロス*1
※ 日本語の取扱説明書が付属しています。
筐体
筐体はプロジェクターらしいデザイン▼レンズの隣のセンサー部分は、IR(赤外線リモコン)とオートフォーカス信号受信機。
筐体の上面にはデザインで布が貼られています▼
投影用のレンズは大口径で、実測約800mm▼
インターフェースは豊富です。製品の性質上後ろから操作する事を想定してリモコン赤外線用IRは背面側にも付いています。
右下のグリル穴は15ワットのスピーカーです。
筐体下側についているネジは、筐体を上向きに傾けるために使用します。最大3cm持ち上がります。
1/4インチのネジ穴がありませんので、三脚などにマウントできません。筐体が大きいので三脚で固定するには無理があるので、無くて当然ですね。
コントロールパネルは、上面に後ろ向きについており、筐体の後ろから操作しやすい設計になっています。
リモコン・電源
付属のリモコンはシンプルデザイン。画面内の操作のみならず、画面の明るさ、音量調整、マニュアルフォーカス、キーストーン補正などを行うことができます。
必要な電池は単四電池2本です
電源ケーブルは、アダプタが無いタイプ。これは嬉しい!製品が軽量とうたっていても、アダプタが大きいと「あれ?」と思いますよね。
機能レビュー
輝度・解像度
電源を入れると、オートフォーカスでピント合わせが始まります。
その後、独自インターフェースのスタート画面が表示されます。▼
設定の「Language」から日本語化もできます▼
暗部も潰れてしまう事なく、鮮やかな画像が楽しめます。1080Pの出力ですが、HDMIポートの入力信号は4Kでも投影できます。
【投影距離と画面サイズ】
- 116cm:35インチ
- 168cm:50インチ
- 232cm:70インチ
- 332cm:100インチ
- 399cm:120インチ
- 500cm:150インチ
- 668cm:200インチ
※あまり大きく映すと画面が粗くなるので、推奨サイズの150インチ以下で視聴するのがお勧めです。
明るさ 650 ANSI ルーメンの投影で、太陽光の入らない部屋で少し明るさを落とした照明下であれば視聴できます。暗部が潰れたり、明るい部分がハレーションで消えたりする事もありません。しかしながら、全灯状態の明るい部屋だと厳しいです。
ちなみにYABERのハイエンドモデル Aurora Sは 1800ANSIルーメンの輝度に対応しており、明るい部屋でモニター替わりの常設用プロジェクターとしても使えるレベルです。
機能
OS、インターフェース
プロジェクター本体は、独自のOSを採用。 HDMI有線接続、背面のUSBポートに挿し込んだUSBメモリなどのデータを再生可能です。
動画、音楽、画像、Officeドキュメントを開く事ができます▼
AndroidはWifi経由、iOSはスクリーンミラーリング機能でミラーリングして視聴する事もできます▼
本体にはOffice SUITEがインストールされており、USBメモリに入れたOfficeドキュメントやPDFファイルを開く事ができます。PowerPointでのプレゼンがパソコン無しでできます。
EXCEL文書を映してみました▼
オートフォーカス、オート台形補正機能
オートフォーカスは、電源投入時やプロジェクターが動いた時などに自動的に補正されます。また、ピントが気に入らない時は、ホーム画面左側のAFアイコンを選択すると、再度フォーカス合わせをしてくれます。
台形補正(キーストーン補正)機能とは、真正面から投影せずとも、斜めから投影した台形を長方形に補正してくれる機能です。
この機能により、プロジェクターを邪魔な正面に置く必要がなく、好きな場所に置いて投影する事ができるようになります。部屋の真ん中に邪魔になる設置をせずとも、片隅に常設しておけるので結構便利な機能です。
オート台形補正機能は初期設定ではオフになっていました。オート台形補正をオンにすると、オートフォーカスの時に同時に台形補正も実行してくれます。
投影設定から自動キーストーンをオンにします。メニューでは「キーストア」となっていました。
しかしながら、自動台形補正では少しズレが生じるので、手動で設定した方が満足できる形に補正できます。
4P(4つの角)の位置を調整して補正ができます。見る方向に合わせた補正が出来て見やすいです▼
台形補正機能をで調整すると、正面から投影したように補正されます。
横方向だけではなく、縦方向にも台形補正が可能です。また天井に逆さまに設置しても正常に投影されるような設定も可能なので、置き場所を選びません。
スピーカー
15Wスピーカーが1基のみ搭載されているので、音質には期待していませんでした。しかしサラウンドスピーカーなので、思ったよりはしっかりと鳴ってくれます。
Netflixやプライムビデオなどで、本格的に動画鑑賞したい時は、別にBluetoothスピーカーなどかを接続して観たいですね。有線のイヤホンジャックも付いていますので、PCスピーカーを転用しても良いかもしれません。
まとめ
暫くの間、Amazon TVスティックを挿してリビングに置いて使っていました。起動時には毎回置いてい位置がズレるので、オートフォーカスは本当に便利です。私的には必須スペックです。
最初は別にスピーカーを接続して使っていましたが、面倒でK1 本体のスピーカーで視聴しています。それなりの音ですが、音質で気になるという事もありません。
また Yaber ACE K1 は、9.6Gbps接続でスムーズな動画再生と遅延のない視聴が可能です。ゲームでも遊んでみましたが、遅延による不利を感じる事はありませんでした。
価格・販売サイト
Yaber K1の販売価格は、50,990円。Amazonの公式ショップで取り扱っております。
今回は、メーカーさんの方から割引クーポンを発行して頂いております。販売ページ内の5,000円オフクーポンと併用可能です。
- クーポンコード : LOHPGNG4
- 割引額:15%オフ
- 期 限 : 2023年5月25日~6月1日
※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
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