クリエイター向けの左手デバイスTourBoxより、最新モデルTourBox Elite(ツアーボックスエリート)が発売されました。
TourBox Eliteは、動画や画像編集、イラストの描画に特化した 左手デバイス と呼ばれるデバイスです。コンパクトなボディに 11種類のボタンが配置されており、様々な機能を割り当てる事ができます。TourBox Eliteは、同社の左手デバイスとしては第 3世代のモデルで、Bluetooth接続が可能となり邪魔なケーブルから解放されました。
TourBox Elite(ツアーボックスエリート)スペック
ブランド | TourBox |
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対応OS | Windows 7以降及びmacOS 10.10以降(ケーブル接続時) Windows 10以降及びmacOS 10.13以降(Bluetooth接続時 |
電圧 | 有線:5V DC、50mA;無線:3V DC、50mA |
バッテリー | 単3電池2本(無線接続時のみ使用) |
バッテリー寿命 | 最長約2カ月 |
採用モーター | リニアモーター |
接続方法 | デュアルBluetooth 5.1/USB Type-C |
外装材 | ABS+PC |
サイズ | 116 X 101 X 44mm |
重さ | 376g (電池含まず) |
カラー |
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セット内容
- TourBox Elite × 1台
- Type-Cケーブル × 1本
- AAバッテリー(単三電池) × 2本
- キャリーバッグ × 2袋(本体、ケーブル用)
- ユーザーマニュアル × 1冊
※ レビューサンプル版のパッケージの内容は違います。
※ 取扱説明書は英語のみですが、製品版には日本語マニュアルが付属します。
※ 正規販売版はケーブルは付属されていません。
正規販売版のパッケージデザインは「TourBox Elite パッケージデザインイラストコンテスト」の受賞作品が採用されます。
実機レビュー
デバイスのサイズとデザインは、有線の前モデル(NEO)とほぼ同じです。
カラーバリエーションは、クラシックブラック、アイボリーホワイトの2色展開。今回レビューで使用しているものは、スペシャルエディションとして用意された、スケルトンモデル(モダンスモークブラックトランスルーセント)です。
ちなみにホワイトとブラックはUV抗菌と耐指紋加工が施されていますが、モダンスモークブラックトランスルーセントは無加工となります。
重さは電池を入れない状態で378グラムと、結構ずっしりしています。机に置いて操作する時、これくらいの重さが無いと動いてしまうので、安定感がいい感じです。サイズは 116 × 101 × 44mm。
サイド、ツアー、スクロール、ダイヤル、トップ、ノブ、十字キー、C1、C2、トール、ショートボタンの11個の形の異なるボタンやダイヤルを備えています。
底面には電源ボタンとBluetoothペアリングスイッチ、四隅にはゴム足が配置されています。
バッテリーは内蔵されておらず、電池交換タイプですが、電池は最長2か月持ちます。
インターフェースは、有線接続用のUSB-Cポートが頭側に1つあります。
TourBox Eliteの使用感
各ボタンには、役割に応じた4タイプのスイッチエンコーダーが採用されています。各ボタンによってクリックした感触が異なるよう、改良してあります。
ダイヤルは内蔵されたリニアモーターにより「コリ・コリッ」とした感覚で、幾つ回したかを目盛りを刻む触覚で確認できるようになっています。
TourBox EliteのBluetoothは、デュアルチャネルに対応しています。ペアリングボタンを押すと緑←→オレンジが切り替わり、デバイスをチェンジできます。ちなみに複数台のデバイスを使用する時には、シームレスに切り替えが行われます。
アプリ「TourBox Console」
TourBox Eliteは、専用アプリTourBox コンソールを使用してカスタマイズできます。様々なプリセットが用意されているほか、マクロなども利用可能となります。TourBox Eliteではソフトウェアを日本語対応にし、日本語キーボードの配列を反映させるなど、日本市場向けに最適化さてています。
ちなみにEliteは、TourBoxコンソールのV4.0.0以降のバージョンが必要です。現在はメーカーのダウンロードページにはありませんが、4月以降ダウンロードが可能となります。
各ボタンを押してボタンに機能を振り分けます。
Adobeの画像編集ソフトPhotoShopや動画編集のPremiereなどのプリセットが用意されており、アプリと関連付けする事ができます。
また、プリセットを起動すると自動的に適用されるオートスイッチ機能もあります。
PhotoShopと関連付けて使っています▼
編集作業中にボタンの機能が思い出せない場合、ガイド画面を表示する事もできます▼
ボタンの組み合わせにも機能を配置する事ができますので、合計で50近い機能切替に対応しています。慣れるまではガイドに頼った方が良いでしょう。
使用感
主に簡易的なペンタブとセットでPhotoSopで使っていますが、使えば使うほど慣れて便利になります。
私は最初に良く使うリドゥ・アンドゥを割り当てたり、自分なりにカスタマイズして行く楽しさもありました。
Bluetooth接続による遅延やラグなども全く感じませんでした。
画像の拡大表示やブラシの太さや透明度など、ダイヤルで一発でチェンジできるのは本当に楽です。
私はまだ動画編集には使用していませんが、タイムラインの移動などに使えるので、今後活躍してくれそうなデバイスです。覚えるまでが少し骨が折れますけどね。
TourBox Eliteは、3月1日の10時よりクラウドファンディング「CAMPFIRE」にて公開されています。現在の数量・期間限定・超早割価格では、モダンスモークブラックトランスルーセントが 23,980円、ブラック、ホワイトモデルは21,880円で購入可能です。
CAMPFIREプロジェクトページ: https://camp-fire.jp/projects/view/547861/
当記事は メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューしています。
タカシ
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