中国のスマートホンメーカー OPPOから発売されているスマートフォン『OPPO Find X 』をご紹介します。
『OPPO Find X 』はノッチ画面を採用せずにカメラや各種センサーをユニット化し、隠しギミックにする事でコンパクトボディに 6.42インチの大画面を収めたユニークな端末となっています。またプロセッサーにSnapdragon 845を採用し、RAMを8 G搭載するなど超ハイスペック端末に仕上がっています。さらにドコモのプラチナバンド(LTE: B19)に対応するなど、日本の3大キャリアの全てのバンドに対応しており、日本国内でも快適に使う事ができるSIMフリースマートホンです。
OPPO Find X スペック
【 OPPO Find X 仕様 】
OS | ColorOS 5.1 Android 8.1ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 845 |
GPU | Adreno™ 630 |
ディスプレイ | 6.42 インチ 2340 x 1080 Pixcels AMOLED |
RAM | 8 G |
ROM | 128 GB / 256 GB |
カメラ | フロント: 25.0MP リア: 20.0MP + 16.0MP |
microSD スロット |
最大 256 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 顔 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 3,730 mAh |
対応バンド | WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18 19/20/25/26/28/29/32/66 TD-LTE: B34/38/39/40/41 GSM: B2 / B3 / B5 / B8, CDMA: BC0, CDMA2000: BC0 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 15.67 x 7.42 x 0.96 cm |
重量 | 186 g |
その他 | GLONASS / NFC |
筐体レビュー
ガラスのボディで重さ186 g▼
画面は6.42 インチ ( 2340 x 1080 PX), アスペクト比19.5:9の有機ELディスプレイ。
ノッチも使わずに画面占有率は実に93.8%を実現し、同社では「パノラマデザイン」と呼んでいます▼
ボディとガラスはシームレスに接合されており、画面はエッジ仕様で Galaxy s8のように淵に向かってカーブしてます。
背面もシンメトリーにカーブしており端末の断面図はナツメ型になっています▼
端末サイズはベゼルを削りまくっているので、6.42インチにしてはコンパクトに収まっています。5.8インチ画面のiPhone Xと比べると縦 13 mm、幅 4 mm程度大きくなっています▼
カラーは「ボルドーレッド」と「グレイシャーブルー」の2色で、角度によって色味と輝きが変わる中華端末の最近のトレンドデザインを採用。
カメラ、フラッシュを別ギミックに収め、ホームボタンや指紋認証を廃止する事で端末の前・背面には凹凸や穴の無いデザインに仕上げています▼
ノッチ(切り欠け)デザイン未採用で高い画面占有率を実現している秘密は「Stealth 3D Cameras」。
リア・フロントカメラと各種センサーをユニット化し、使用時にスライドするギミックにしています▼
前後カメラがポップアップ▼
生態センサーに指紋認証システムは搭載されておらず、「Face Recognition(顔認証)」のみを採用しています。
Find Xの顔認証システムはかなり本格的で、 iPhone Xと同様のシステムを採用しており、ドットプロジェクターからドットを顔に照射し、顔の形を浮かび上がらせます。更に赤外線カメラによってスキャンし「Flood Illuminator」と呼ばれる赤外線の投射装置のサポートにより、低照度環境下および暗所においても精確な顔認証を可能にしています。
しかしながら端末のロック解除時に、グィーンとカメラを飛び出させる1ステップが余計に必要になるというのは何ともまどろっこしい気がします。
※ iPhone Xは3万個のドットを顔に照射するのに対してOPPO Find Xは半分の15,000個となっています。
カメラ性能
リア カメラにはの20.0MP + 16.0MPデュアルレンズカメラを搭載しています。顔認識システムや独自の「AIシーンオート判別システム」を搭載しており、800のシーンを識別することができます。セカンドレンズにより、ハードウェア補正での被写界深度(ボケ)のある写真が撮影できます。
フロントには 25.0MPカメラを搭載。このカメラは「AI 3Dカメラ」となっており、顔、鼻、目などの凹凸を効率的に分析して、自然で美しいセルフィー写真に仕上げます。
内部性能レビュー
SoCにSnapdragon 845を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約26万超えの超ハイエンド端末です。スナドラ845は今話題のゲーミングスマホ「Black Shark」や「Xiaomi Mi 8」「OnePlus 6」「Xiaomi Mi Mix 2S 」にも採用されているSoCで、最近のハイエンドモデルの主流のプロセッサーです。RAM 8GBで内部ストレージは 128GBと256GBの2モデル。処理能力に関しては、超ハイスペックを要求する3D処理ゲームでもモタ付く事なく遊ぶ事ができる現在トップクラスの端末です。
OSはAndroid 8.1(Oreo)ベースのColorOS 5.1を搭載▼
対応バンド / SIM
OPPO Find X はDSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
ドコモ:プラチナバンド4G帯の Band19に対応しており、更にFOMAプラスエリア(WCDMA)のBand6に対応しています。日本国内で販売されている、ドコモ純正端末ど同様に電波を掴む事ができます。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。
AU:LTEバンドB1,18(26)に対応しており、スペック上は VoLTE SIM、通話に3G帯(CDMA BC0) を使用する非VoLTE SIMともに利用可能となっています。しかしながらAUの場合、実際にSIMを挿してみると通信できない事がありますので注意が必要です。
【対応バンド】WCDMA:
B1/2/4/5/6/8/19
LTE FDD:
B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18
19/20/25/26/28/29/32/66
TD-LTE:
B34/38/39/40/41
GSM:
B2 / B3 / B5 / B8, CDMA: BC0, CDMA2000: BC0
まとめ / 価格
「OPPO Find X」が採用しなかった「ノッチディスプレイ」は、画面上部をM字に切り取りディスプレイを有効活用した大画面化技術ですが、好き嫌いが分かれるデザインです。「Vivo NEX」という端末も、ノッチ(切り欠け)を採用せずにベゼルレス大画面を目指していますが、こちらはインカメラのみが飛び出すギミックになっていました。一方 OPPO Find Xは、前後のカメラとフラッシュ・センサーまでを隠しギミックに収めた革新的な端末になっています。
手帳型スマホケースを使っている方のように、カメラを起動する「ひと手間」が苦にならない方には面白い端末だと思います。
「OPPO Find X」の標準価格は 12万円 で、販売価格は¥97,000~¥103,000前後となっています。
GearBest: OPPO Find X
Geekbuying: OPPO Find X
Banggood:OPPO Find X
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タカシ
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