監視カメラを使って、留守宅の犬・猫やペットの見守りをしていると、部屋の温度や湿度がどうなっているのか気になりますよね。
我が家では、年をとって少し弱っているウサギが居るので、誰も居ない時はカメラで安否確認をしています。
また、息子が色々な種類のクワガタとカブトムシを飼っているのですが、寒さに弱い南国のムシは日本の冬には耐えられないようです。南国ムシは、冬の間ウサギと同じ部屋である程度の温度を保っています。
今回は、ペットのいる部屋の室温を記録してみようと、スマート家電 の温湿度計を購入してみました。SwitchBot 温湿度計は、スマートホンから温度・湿度が確認できるだけではなく、設定した範囲を超えるとアラートを鳴らしてくれる機能も搭載しています。
また、別売りのハブと連動すると、外出先から室温がチェックできます。また、指定温度を超えたらエアコンを操作する事もできます。
ページコンテンツ
SwitchBot 温湿度計
- 温度範囲:-20°C~80°C
- 温度精度:
±0.4°C(-20°C~0°Cにおいて)
±0.2°C(0°C~65°Cにおいて)
±0.3°C(65°C~80°Cにおいて) - 湿度範囲:0~99%RH
- 湿度精度:
±2%(25°C、10%~90%RHにおいて)
±4%(25°C、0%~10%, 90%~99%RHにおいて) - サイズ:縦 54mm x 横 54mm x 厚さ 24mm
開封レビュー・セット内容
【セット内容】
〇 SwitchBot 温湿度計本体
〇 専用スタンド
〇 3Mステッカーつきステンレスプレート
〇 単四電池 x 2本
〇 取扱説明書
筐体レビュー
筐体は小型で一般的に販売されている温湿度計と変わりません。LCD画面見やすいです▼
小型でカワイイデザインです
後ろには、温度の摂氏(℃)・華氏(℉)の表示切替ボタン▼
電池は単四電池2本▼
付属のスタンドは、電池を開ける爪部分に挿し込むように使います▼
重さは実測で70グラム▼
裏側はマグネットになっており、強力にくっつきます▼
マグネットが付かない所に設置したい場合、付属のステンレスプレートを使って貼り付けます▼
動作レビュー
スマート家電として使いたい場合、専用アプリ「SwitchBot」を使って管理します。
SwitchBot
開発: wonderlabs, Incorporated 評価 無料 |
SwitchBot温湿度計の使い方
セットアップ
アプリをインストールしたら、SwitchBotにアカウントを作ってログインします▼
端末の後ろに付いているボタンを長押し▼
画面にブルートゥースマークがでます▼
温湿度計を選択するとアプリに登録完了▼
スマホと連動することにより、最大36日分のログがグラフで見ることができます▼このグラフは、使用しているスマートホンと温湿度計と接続した時の最終データとなります。
他の端末でチェックしたデータを外出先から参照する事はできません。
アラート設定
SwitchBot 温湿度計には、指定した温湿度から外れた場合にアラート(通知)で知らせる機能が搭載されています。
温湿度計設定を開き、アラートから最高・最低の温湿度を設定します。
水色の部分が安全な温湿度。赤い部分に入るとアラートで知らせます▼
範囲を外れると通知が届きます▼
またアプリでも異常があると赤文字で表示されます▼
「インバース」という設定項目は、設定温度を逆にする機能です。
一定の範囲に入った時だけ通知がくるという機能です。私には用途が分かりません。
このアラート機能を利用するには、条件があります。iOSはiBeacon機能を利用して、Bluetooth接続でもアラートを受け取れますが、Android端末は別売りのハブが無いと利用できません。またiOSでは、iBeaconを利用するのでBluetooth接続でも「位置情報の権限(常に許可)」の付与が必要となります。
Bluetooth接続できない場所からデータを見る場合、iOS/Androidともにハブが必要となります。
- iOSのデバイスは設定によってBluetooth経由、あるいはクラウドサービス経由でアラートを作動します。
- Androidのデバイスはクラウドサービス経由のみでアラートを作動します。そのため、ハブミニまたはハブプラスが必要となります。
公式ヘルプ「SwitchBot温湿度計のアラートがどのように作動しますか?」より
SwitchBot ハブミニと温湿度計を連動
SwitchBot 温湿度計は、Bluetooth接続でスマートホンと接続しますので、範囲外に出ると温湿度の確認ができません。
またBluetoothから外れるとアラートも届きませんので、SwitchBot ハブミニが必要となります。
SwitchBot アプリから、温湿度計を選択。
クラウドサービス>>クラウドサービスON>>HubIDでハブミニを選択▼
これでWifiの外からでも家電のリモコンと同様に温湿度計のチェックもできるようになりました。
ザックリ感想まとめ
ログが残るのでデータが見やすい
Bluetoothの到達距離が広い
アラートが鳴る条件をORにできない
Bluetoothの範囲外に行くと最終ログしか確認できない
iOSのアラート設定で位置情報の権限「常に」が必要
補足しておきますと、アラートが鳴る条件はANDとなっています。そのため温度、湿度の2つを設定すると、気温に異常があっても、湿度が正常の範囲に入っているとアラートが働きません。同様に湿度だけに異常があってもアラートは届きません。
つまり温湿度をそれぞれ別に監視する事はできません。
SwitchBotのアプリはアカウントを作成して、ログインして使う必要があります。それならば、リアルタイムで温湿度計の情報は見れなくとも、家で同じアカウントに誰かがログインすれば、最終ログは共有して確認できるのでは?と考えました。
しかしながら、実際はスマートホンと温湿度計が接続した最終ログしか確認できませんでした。それはクラウド機能になるので当然と言えば当然ですね。
またiOSでは、iBeaconの性質上、位置情報の権限「常に」を付与する必要がありますが、余計なバッテリー消費が気になります。
Bluetoothは鉄筋の建物で別の階に居ても届きます。かなり広範囲で参照する事ができます。
SwitchBot 温湿度計 の価格・販売サイト
SwitchBot 温湿度計の価格は 1,980円。IOTの温湿度計としては破格ですが、ハブを別途購入する事を考えると相場だと思います。
いろいろと辛口の意見を書きましたが、温湿度計は繊細な機器なので機能より精度が大切です。その点では、怪しい中華IOT機器を買うより、SwitchBot製品を使う方が安心だと思います。
タカシ
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