中国メーカーXiaomiより、5Gバンド対応のハイエンド端末「Redmi K30 Ultra」が発表されました。
Redmi K30 Ultraは、コスパ追求モデルとして先行発売された「Redmi K30 Pro」の姉妹モデルで、SoCをQualcommの「Snapdragon 865」から Mediatek 製のハイエンド向けSoC「Dimensity 1000+」に積み替えた、更にコストパフォーマンスの高い端末として登場です。
中国国内モデルのRedmi K30 Proは、その後「POCO F2 Pro」というグローバルモデルが発売となり、低価格のハイエンド端末として人気が続いています。
もともとPOCO シリーズの初代モデルPocophone F1は、インド向けに開発されたお手頃ハイエンド端末で、コストパフォーマンスのみを追求した、究極の高コスパ端末として話題になりました。
POCO F2 Proは、最低構成モデル(6+128GB)でセール価格が4万5000円で買える超お得な端末ですが、Redmi K30 Ultraは約3万1000円!驚きの価格設定となっています。
Redmi K30 Ultra スペック
OS | MIUI Android 10ベース |
---|---|
SoC | Mediatek Dimensity 1000+ |
ディスプレイ | 6.67 インチ 2,400×1,080 |
RAM | 6GB / 8GB |
ROM | 128GB / 256GB / 512GB |
リアカメラ | 6,400万画素(f/1.89):メイン 1,300万画素 500万画素 200万画素 |
フロントカメラ | 約 2,000万画素 |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDV対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac / ax |
Bluetooth | 5.1 |
バッテリー | 4,700 mAh |
対応バンド | GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 3G:HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100 4G:FDD-LTE B1/3/5/7/8/34 TDD-LTE B38/40/41 5G 1, 3, 41, n78, n79 SA/NSA |
GPS | GPS、 GALILEO、 GLONASS、 BDS、QZSS |
インターフェイス | USB-C |
サイズ | 幅:75.4mm 高さ:163.3mm 厚さ:9.1mm |
重量 | 213 g |
カラーバリエーションは、Moonlight White/Midnight Black/Mint Greenの3色
筐体レビュー
ディスプレイは、6.67インチの大画面。解像度は2,400×1,080のFHD+、アスペクト比20:9。
液晶はIPSではなくAMOLED(有機EL)を採用しているので、彩度が高く美しい画面を実現しています。またHDR10+規格に準拠する高ダイナミックレンジの再生に対応しています。何と言っても最大の進化が120Hzのリフレッシュレート画面への対応。120フレーム/秒のリフレッシュレートは、繊細なゲームプレイなどで威力を発揮します。
360°のトリプル環境光センサーを搭載しており、自然で的確に画面の光度をオート調整します▼
カメラ性能
カメラ性能の詳細は公表されていませんが、インカメラが2000万画素のポップアップカメラ。リアの構成が64 + 13 + 5 + 2MPとなっています。
K30 Pro(POCO F2 Pro)と全く同じなので、カメラに変更は無いかもしれません。
参考までにK30 Proのカメラ構成を載せておきます。
リアカメラの構成は、SonyのフラッグシップイメージセンサーIMX 686を採用した6,400万画素(F/1.75)のメインカメラ。 1,300万画素、視野角123度(F/2.4)のウルトラワイドレンズ。500万画素(F/1.8)のマクロレンズ、被写界深度用の200万画素のTofレンズが搭載されたクアッドカメラ。
動画撮影に関しては8K/30fpsまで、120fpsのスローモーション撮影にも対応しています。
視野角123°の超広角撮影▼
ポップアップ式のフロントカメラは、2000万画素(F/1.7)
画像はHEIF(ヒーフ)フォーマットに対応しており、 高画質のままで画像の容量が軽く、JPEGの約半分の容量に抑える事が可能です。
プロセッサー
SoCには、5G通信に対応したMediaTek製の新型チップセット「Dimensity 1000+」を搭載しています。Cortex-A77とA55を組み合わせたオクタコアプロセッサを搭載た高性能で低電力なのが特徴です。GPUはArm Mali-G77 MC9。Antutuスコア(v8)総合で 522,000ポイント。トップクラスの処理性能を誇るフラッグシップSoCです。
RAM、ストレージ構成は、6GB+128GB / 8GB+128GB /8GB + 256GB / 8GB + 512GBの4パターン
価格、グローバルモデルについて
気になるグローバルモデルの販売については、海外メディアGSMArena と AndroidAuthority によると、 Mi 10 Ultra と Redmi K30 Ultraに関しては中国国内のみでグローバルモデルの予定は無いとXiaomi の担当者から連絡が来たようです。
- 6GB+128GB ———————————————$287(約¥30,600)
- 8GB+128GB ———————————————-$316(約¥33,600)
- 8GB+256GB———————————————-$359(約¥38,200)
- 8GB+512GB———————————————-$388(約¥41,300)
タカシ
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