UL Benchmarksは、グラフィックスベンチマークアプリ「3DMark」の新テスト「Wild Life」をリリースしました。
Wild Lifeは、クロスプラットフォーム対応の新テストで、PC、iOS、Android端末で同一品質で同一シーンによるグラフィックス性能を計測できるというものです。
今までは、スマートホンの性能計測にはAntutuやGeekbench、パソコンはCINEBENCHやFF、ドラクエなどゲームのベンチマークソフトを流用していましたが、テストが統一されると単純に比較ができて便利ですね。
3DMark Wild Life
Wild Lifeは、インスタンントパフォーマンスを測定するクイックベンチマークと、長時間の高負荷でデバイスがどのように動作するかを示すより長いストレステストの2種類のテストモードを提供します。
ストレステスト画面
Download the 3DMark app for Android devices
開発:Underwriters Laboratories, Inc.
評価:
無料
Windows: Steam, UL Benchmarks
テスト
Qualcomm Snapdragon 730搭載の「Mi 9t」は645
NVIDIA GeForce GTX 1650, Core i5-7500を積んだデスクトップパソコンは3,449
Graphics score:3 421
CPU score:3620
という結果でした。パソコンとスマートホンの性能を比較できるというのは興味深いですね。
Antutu代替ベンチ?
Googleは2月末、ストアのポリシーに違反しているアプリを大量に削除しました。
その中にスマートホンで人気の高かったベンチマークアプリ「AnTuTu」も含まれており、Google Playストア上から削除されました。
AnTuTuでは公式サイトから直接apkがダウンロードされるようになりましたが、Googleサービス上のスキャン「Playプロテクト」により警告が表示されるようになりました。
ちなみに警告文では「このアプリはあなたを追跡するために使用される個人情報を収集することができます」と表示されます。
3DMarkは、GPU(グラフィック)ベンチマークアプリなので、Antutuの代替として完全に取って代われる程の機能はありませんが、少し進化すれば主流になるかもしれません。
source :UL benchmark
タカシ
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