iPhone/iPadのライトニングケーブルは、モバイルバッテリー・車・リビングなど充電する場所にそれぞれ置いておくと何本あっても足りません。一本を使いまわしていると、紛失や故障の原因にもなりますので、やはり数本は常備しておきたいアクセサリーです。
しかし、私のように良く断線したり失くしたりする人間にとっては、とにかく本数が欲しいので、安いApple(MFI)非認証のケーブルで間に合えば一番良いのですが、端末に拒絶されたりスグに使えなくなってしまうモノばかりです。
しかも、非認証のケーブルは充電速度が遅いので、充電しながらポケモンGOなどをプレイしているとバッテリー充電が追い付かずに減ってしまうという現象が起きてしまいます。幾ら安いとはいえ、せっかくiPhone6から端末が急速充電に対応したにも関わらず、急速充電に未対応のLightningケーブルを使うのはもったいないですね。
そこで、非認証のケーブルを買い続けて速度チェックした結果をご紹介します。
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MFi認証とは
MFi認証とは、Apple社 MFi(Made for iPod/iPhone/iPad)ライセンスプログラム認定のケーブルの事。アップル社の用意した認証プログラムによって、認められたという証明になっています。また、OSのアップデート後も引き続き使えることを保証しています。
AppleはiPhoneやiPadの充電に、MFi認定ケーブルを使うことを推奨しています。
急速充電対応とは
急速充電対応とは、端末に1Aを超えて電流を給電できる機器のことで、iPhone6(S)で最大1.4A・iPhone6(S) Plusでは最大2Aの急速充電に対応しています。
当然、純正のライトニングケーブルは対応していますが、USBアダプターは出力1Aとなっていますので、急速充電するためには、高出力のUSB ACアダプターに変える必要があります。
純正ライトニングケーブル(2.1A出力のUSBアダプター使用)安定して1.2A前後で充電できています
MFi認証を受けているAmazonベーシックのLightningケーブル▼
私が計測する時は常に純正ケーブルよりスピードがでています。Amazonベーシック恐るべし!
非認証ライトニングケーブル
送料込で150円の超格安ケーブルやロングケーブル・高価な高耐久ナイロン素材ケーブルまで何十本もMFi非対応ケーブルを買い続けてきました。しかし、今まで買った中には急速充電に対応しているケーブルは1本も無かったので全て破棄して、また次に目に付いた良さそうな非認証ケーブルを買いあさって来ました。
※非認証ケーブルが発火したという報告も多いので、知人にプレゼントするにはリスクが高いので破棄しています
格安非認証ケーブルの実態
0.35A..激遅過ぎる▼
そこで、これで最後にしようとAmazonで人気の非認証ケーブルを買ってみました
このケーブルは非認証で500円弱とお高い!最近ではAmazon BasicやAnkerのMFi認証ケーブルがセールで690円程度で買えますので、これで急速充電できなければ190円をケチって充電速度を捨てた事になります。しかも、このメーカーはMFi認証のケーブルも販売しており、このケーブルは非認証にも関わらず「○○正規品でロゴの付いていないケーブルは偽物」と書かれていました。
これは充電速度に期待が持てます!
0.72A…急速充電未対応でした残念▼
しかし、今まで買った非MFiケーブルの中では最速でしたので、予備のモバイルバッテリーに使ってみようと思います。
※後に「カスタマー Q&A」を良く読んでみると未対応と答えている方がいました。
まとめ
以前はMFi認証ライトニングケーブルは2千円近くしましたが、最近ではセールで600円台で買えますので、MFi非認証ケーブルにはリスクと不便さしかありませんね。百均でも販売されていますが、もちろん急速充電未対応ですので、ケーブルを忘れた時など緊急時の使い捨てですね。
これで私の「急速充電対応の非認証MFiケーブル探しの旅」は終了しました。もう二度と非対応を買う事は無いと思います。
タカシ
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