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【実機レビュー】「1MORE SonoFlow  Pro HQ51」ANCワイヤレスヘッドホンがパワーアップして発売

中国のオーディオ機器ブランド「1MORE INTERNATIONAL LIMITED」から新たに発売された、完全ワイヤレスイヤホン 『1MORE SonoFlow(ワンモア ソノフロー)Pro HQ51』が手元に来ましたのでご紹介します。

SonoFlow Pro HQ51は、強力な「ANC(アンチノイズキャンセリング)機能」と「パススルー(外音取り込み)機能」を併せ持ったミドルレンジモデルのBluetoothヘッドホンです。
昨年発売された「SonoFlow」の後継モデルです。新たにLDAC, apt-Xなどの高音質コーデックに対応し、ノイズキャンセリング機能も大幅に向上しています。価格が据え置きの後継モデルですが、Proの位置付けなので実質上位モデルとなります。

1MORE SonoFlow Pro HQ51スペック

対応コーデック  SBC, AAC, LDAC, apt-x
マイク感度
Bluetoothバージョン  5.4
Bluetootthプロファイル A2DP, AVDTP, HFP
ドライバユニット φ40 mm
再生周波数帯域
インピーダンス 32Ω
低遅延モード あり
接続端子 3.5mm 
充電時間 約 2 時間
連続再生時間 最大100時間
65時間(ANCオン時)
バッテリー容量 720mAh
サイズ (L*W*H):170*192*82mm
重量 約  246 グラム

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • 1MORE SonoFlow Pro HQ51ヘッドホン x 1
  • 3.5mm ケーブル x 1
  • USB-C ケーブル x 1
  • 専用収納ケース
  • 取扱説明書 x 1

 

ざっくり感想

お勧めポイント
 自然な装着感で長時間装着しても痛くなり難い
 コンパクトに折り畳んで収納ができる
 外音取り込み(パススルー)機能つき
 高性能なANC機能
 パワフルで弾むような繊細な重低音
 インテリジェント通話ノイズリダクションでクリアで自然な通話
 テレワーク用途に使える音声通話品質
 ゲームでも使えるレベルの低遅延モード実装
 最大 100時間の長時間再生が可能
 イコライザー機能搭載で自分好みの音質に調整可能
 2台のデバイスに同時接続が可能(マルチポイント)

 

残念な点
 ノイズキャンセリング時の耳への圧迫感がある
 曲によっては視察音(サ行が刺さる)事がある

 

筐体

SonoFlow Proは耳を完全に覆うタイプのオーバーイヤーヘッドホン。
全体的に艶消しブラックを基調としたスベスベボディ。1MOREのロゴが1箇所にあるだけのシンプルデザインです▼

 

チープさを感じない落ち着いたデザインです▼

 

ヘッドバンドは頭に当たる部分はレザー風▼

 

ヘッドバンド裏側はフワフワ。頭に負担が掛かりません▼

 

本体は折り畳みが可能で、ペッタンコに潰れてにコンパクトになります。

 

こんな風になつめ型にも折り畳めます▼

 

ハードシェルの収納ケースが付属しています▼

 

本体重量は実測で約 244グラム▼

 

イヤーパッドは低反発素材を使っており、かなり柔らかいです。内側の赤が鮮やかです▼

 

充電用インターフェイスはUSB-Cを採用。連続再生は最大100時間の長時間再生が可能です

 

付属品のアクセサリー類は3.5mmオーディオケーブル、USB-Cケーブル▼

 

有線ケーブルには1時停止ボタンがついています▼

 

操作・機能

右側のハウジング部の下側に操作ボタンが格納されており、ボリューム調整(+/-)、NCボタン、電源ボタンの4つのボタンが配置されています。
電源を入れると軽いメロディーが流れた後、バッテリー状態を音声で知らせてくれます。

ヘッドホン本体から音楽・通話の操作が可能です。音楽に関しては、フル操作が可能です。再生 / 停止、ボリューム調整、音楽コントロール(前後スキップ)に対応しています。

【操作コマンド】

音楽操作
電源ボタン 再生/一時停止
音量+-ボタン 音量下げる 音量上げる
音量+-ボタン
2秒長押し
前の曲(動画) 次の曲(動画)
NCボタン リスニングモード変更
電源ボタン2回 音声アシスタント起動
通話
電源ボタン1回 通話/電話を切る
電源ボタン2秒押し 通話拒否

【NCボタン】
クリック:ANC / 外音取り込み(パススルー) / ノーマルモード切替

 

音質・機能

音質

約27時間エージングした後、数日間使い倒しての感想です。
40mm磁気ダイヤモンドライクカーボンドライバーを採用しており、クリアでバランスの取れた音質を実現しています。

どちらかと言えばドンシャリ寄りのチューニングです。どのジャンルの音源を聴いても迫力があります。全体的な音の印象は、元気でパワフルで音の厚みを感じます。音の抜け感が良くクリアな音質という感じ。

特にパワフルな低音域の表現が秀逸で、単にズンズン響くだけではなく楽器ごとの特性に合わせた繊細な低音が楽しめます。
中音域が少し弱いので、曲によってはボーカルの声が楽器に隠れてしまい遠く聞こえる事がありました。ハイトーンのような女性ヴォーカルの声は、視察音(サ行が刺さる)事がありますね。

音の定位感も正確に表現できているので、オーケストラの楽器の位置がしっかりと把握できます。

正確な定位感により、目を閉じていても敵の位置を把握できるます。FPSなどのゲームにも使えます。遅延が気になるようなら、ミニステレオケーブルで有線モードでも遊べます。低遅延のゲーミングモードも実装されています。

 

1MORE アプリ

メーカーアプリ「1MORE」を利用する事で、イコライザー機能やゲームモード(低遅延)の切替などが可能となります。

1MORE アプリ

開発:
1MORE Acoustic Technology(Shenzhen) Co., Ltd
評価(4.3/5)
無料

icon-itunes
 

 

今モデルより新たに「1MORE」アプリで設定するようになりました。旧アプリの「1More music」は使えませんので注意が必要です。
アプリからは、ヘッドホンのファームアップデート、パーソナル・イコライザー最適化機能などを利用できます。

 

 

アクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)

ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能は、QuietMaxデュアルハイブリッドノイズキャンセリング技術を採用しています。外部のノイズを42dB以上低減します。

NCボタンで、ノーマル ➡パススルー➡ ANCオン(ディープ)の順に切り替わります。ノイズキャンセリング機能特有の耳への圧迫感はありますね。でも特に強いという感じではありません。

ノイズキャンセリングのノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)性能は、低音域を強烈にカットしますが中高音域にはあまり効きません。電車のガタンゴトン音は小さくなりますが、車内のアナウンスの女性の声が微かに聞こえてくる感じです。
無音状態にはなりませんが、ミドルレンジ帯のヘッドホンとしては強力な方だと思います。

ノイズキャンセリング時の音質に関しては、ノイキャン時でも音が変質したりする事が無く自然に聴けました。私の耳では、ノイズキャンセリング時にホワイトノイズが入って気になるという事もありませんでした。

 

パススルー(外音取り込み)

外音取り込み機能(パススルー)は、ヘッドホンを外す事なく環境音をデジタル的に取り込む機能です。

1MORE HQ51 の外音取り込み機能は、自然な音で外音を取り込むので、キンキンした耳障りになるような事はありませんでした。
レジでの会話など、一時的に使うには問題ないと思いますが、強調した音で外音が入ってくるので、長時間使うと疲れてしまうと思います。

音楽を止めるとヘッドホンを装着したまま会話ができる程度まで聞こえます。しかしながら、外音を取り込みながら安全に音楽を聴くには、音量をある程度下げる必要があります。通常音量で聴いていて、車の接近に気が付く程の取り込み機能ではありません。

マルチポイント機能

マルチポイント接続とは、2台の機器と同時接続し、それぞれで通話も音楽も受信できる機能。
例えば、PCでオンライン会議を終了した後、スマートフォンで音楽再生を始めるだけで再生機器を切り替えられます。スマートフォンが電話を着信した際には自動でスマートフォンの通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話をすることも可能。2台の機器でヘッドホンを使う場面で接続の切り替え不要で、使用する事が可能です。

 

通話機能

SonoFlow にはAiアルゴリズムとビームフォーミングマイクで、ユーザーの声を正確に抽出し、クリアな音質で音声通話機能が利用できます。屋内で使用していましたが、声を張り上げずとも普通の大きさの声で話せます。

家族が騒いでいたりテレビが付いていても雑音をカットしてくれるので、仕事の通話でとても役に立ちました。オンライン授業やテレワークなどでも十分に使える性能だと思います。
通話しながら散歩した時は風が強い日だったのですが、風切り音も気になりませんでした。

 

操作・装着感

装着感に関しては、メガネを掛けていても干渉して痛いような事はありませんでした。個体差があるかもしれませんが、側圧が強いという事もありません。もしかしたら頭が大きい人は圧迫感があるかもしれません。

オーバーイヤーヘッドホンなので、オンイヤー型のように側圧による痛みを感じるような事はありません。ヘッドホン全般の問題ですが、耳を覆うので暑い日は蒸れます。

 

サイズ調整の可動域は広いので、あらゆる頭のサイズにフィットすると思います▼

 

頭のカーブにフィットするよう、ハウジング部の付け根が自由に角度を変えられます▼

 

まとめ・価格

1MORE SonoFlow Pro HQ51を使った感想は、通話用マイクの性能が高いので、テレワークやゲームチャットにも使えます。雑音をカットした自然な会話が楽しめます。

ANCオンでも65時間バッテリーが持ちますので、一日中オンにした状態で使い倒せます。パススルーモードならテレワークの時に宅配便の「ピンポン」は聞き取れますので、何か配達がある時は活躍する機能だと思います。

カラーバリエーションはブラックとブルーの2色展開

価格は¥12,800円(記事執筆時)。ECサイト(Amazon・楽天)で購入可能です。

またメーカーの方からクーポンコードを発行して頂いております。

クーポンコード:HQ51pr09
クーポン期限:2024年9月30日(月)~10月31日(木)まで
割引率:10%OFF(1,280円の割引額)
 ※割引適用には10%割引率クーポンのクリックが必要です。

 

1MORE SonoFlow  HQ51
ワイヤレス ヘッドホン 
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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