7月20日、ウェアラブルデバイス・メーカーZepp Health Corporationより、新スマートウォッチ「Amazfit Bip3」が発売となりました。
手元に届きましたので早速使用してみました。Bip 3は、必要な機能をすべて備えたエントリーモデルのスマートウォッチとして人気のBipシリーズの最新モデルです。
Bip 3には衛星位置測位システム(GPS)を搭載した上位モデルであるAmazfit Bip 3 Proと、非搭載の標準モデルであるAmazfit Bip 3の2種類がありますが、今回紹介するのはGPSなしモデルの無印Bip3となります。
ページコンテンツ
Amazfit BIP 3 スペック
GPS 機能 | なし |
---|---|
ディスプレイ | 1.69インチ(240×280) TFT タッチスクリーン |
タッチスクリーン | 2.5D強化ガラス 指紋付着防止コーティング |
FeliCa | 非対応 |
NFC | 非対応 |
バッテリー | 280 mAh (標準値) |
充電時間 | 約 2時間 |
バイブレーター | あり |
スピーカー | なし |
マイク | なし |
健康センサー | BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー (血中酸素、6PD + 2LED をサポート) |
Bluetooth | 5.0 |
電池寿命 | 通常モード:約14日間 ハードな使用:約7日間 |
充電方式 | 磁気充電スタンド |
ボタン数 | 1 |
本体素材 | – |
防水等級 | 5ATM |
サイズ | 44.12 x 36.49 x 9.65 mm |
バンドサイズ | 幅 20mm |
バンド素材 | シリコン クイックリリース |
重さ | 33 g(バンドなし) |
対応スマホ | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 |
カラー | ブラック、ブルー、ピンク |
開封レビュー
【セット内容】
- BIP 3 本体
- 専用充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書はマルチ言語版となっており、日本語での表記もあります。ただし基本スペックとペアリングの方法のみで、詳しくは専用アプリで確認して下さいという事のよう▼
ザックリしたフラッシュレビュー
14日間のロングライフバッテリー
薄型で超軽量コンパクト
日本語対応の通知機能
5ATMの防水性能
60のスポーツモード対応
ストレス計測機能
心拍数・血中酸素濃度を計測可能
直感的でわかりやすいインタフェイス
ウォッチフェイスが豊富
睡眠時の呼吸モニタリング機能搭載
スマートホンの音楽操作が可能
画面操作のレスポンスが高い
左右の腕の切替機能付き
Appple ヘルスケアと連携可
おサイフケータイ非対応
端末レビュー
画面は1.69インチ(240×280)ディスプレイ。44.12 x 36.49ミリの四角タイプのTFTタッチ画面です。
ベゼル幅は下側が広く開いてます。画面ガラスはラウンド加工▼
ストラップ素材はシリコンゴム製▼
裏側には身体測定機能用センサーが配置されています▼
バンドは一般的な腕時計方式の留め具方式が採用されています。ホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です
バンドを含めた重さは、実測で約 33.1グラム。超軽量設計です。▼
充電は専用クレードルを使うタイプ。マグネットでピタッと貼りつきますが、電極があるようで決まった方向のみ貼りつきます▼
ボタンは右側に1つのみ配置されています▼
5ATMという防水規格に対応しており、海水浴やプールなどの水中での使用にも耐えられます▼
公式スペックには書かれていませんが、広告上ではIP68等級の防水性能となっていました。
カラーバリエーションは、ブラックとピンク、ブルーの3色展開。ブルーはパープルに近い色味です。
バンドは、20mm幅の一般的な時計のバンドを流用できるようです▼
装着感
ボディサイズはApple Watchの44mmモデルと同程度。装着してみると違和感はありません。私は男性としては腕が細いのですが、超薄型ボディのおかげで自然な感じで装着できます。
初期設定・スマートフォンにアプリをインストール
Zepp
開発: Huami Inc. 評価 無料 |
||
専用アプリをインストールすることで、スマートフォンの各種機能の設定・管理が可能となります。このアプリを使う事で、アプリを追加インストールしたり、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更、スマートホンからの通知の許可などの設定、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
デバイスの追加方法
アプリとスマートウォッチの連動は簡単。アプリを起動したらスマートウォッチに表示されるQRコードを読み取るだけでペアリングが完了しました。ペアリング完了後にファームウェアのアップデートが開始されました。
ウォッチのフェイスは、タップしてダウンロードする事でウォッチ側に設定できます▼
Apple Watchで言うコンプリケーションのように、フェイス内の表示項目の変更も可能なフェイスもあります。
ちなみにコンプリケーションとは違い、フェイス内のアイコンをタップして個別にアプリを起動する事はできません。
機能と使い方説明
シンプルですが多機能なスマートウォッチです。項目について一通り解説しておきます。
画面切替
フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式となっています。使った事ある方は迷わず使えると思います。
左←スワイプすると基本的な機能を直接呼び出す事ができます、ワークアウト状況、心拍計、中酸素濃度、歩数、天気、ミュージックなど。
- ↓スワイプ:コントロールセンター表示
- 左右←→:天気・心拍系・ストレス計測・血中酸素濃度・音楽リモコン
- ↑:通知センターを表示
ボタンを長押しするとワークアウトの選択画面が表示されます。タップしてワークアウトの記録を開始します。
エクササイズ機能では、ランニングやサイクリングなど、様々なエクササイズに対応しています。防水対応のスマートウォッチですた、プールやオープンウォーターなどの水中のエクササイズは対応していません。
コントロールセンター・設定画面
コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼
- スマートDNDモード
- 画面輝度調整
- アラーム
- 設定呼び出し
腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります。
通知センター設定
Bip3 には、電話やLINEアプリなどの通知を確認できる機能が実装されています。
専用アプリを起動し、下の「装置」アイコンをタップ。
「通知」を開くとアプリ一覧が表示されるので、LINE、Twitterなど通知を受け取りたいアプリをオンにする▼
LINEなどのメッセージは日本語で表示されます▼
※ LINEは通知のみで返信する機能はありません
ランチャー
ランチャーは、ボタンを押す事で表示されます。ほぼ全ての機能がここから呼び出せます▼
各種測定・便利機能
最近注目されている睡眠トラッキング機能も搭載されています。睡眠時の呼吸の状況もログを録る事ができますので、無呼吸症候群の疑いがある人には嬉しいですね。睡眠時に呼吸ログを録ると、バッテリーの減りが大きいようです。
ちなみにウォッチに記録できる睡眠データは1日分なので、毎日しっかりとスマートホン側のアプリと同期とる必要があります。
血中酸素濃度・心拍数は、リラックス指数は、画面右スワイプもしくはランチャーから呼び出すと計測が開始されます。
スマートホンで再生中の音楽を遠隔操作する事も可能です。再生・ストップ・前・後ろの曲へスキップ、ボリューム調整。手元で操作できるのはとても便利です。
特に車の運転でスマートホンをカーナビ変わりに使っている方は、スマートウォッチでの音楽操作は便利ですよ。
バンドの位置という設定項目がありましたが、逆さまにしてボタンの方向を変える機能では無いようです。
右腕側に装着しても左側にボタンが来るような事はありませんでした。計測する腕の指定という事でしょうか?
バッテリーの持ちについて
スペック上は通常使いで14日間のロングライフバッテリーちとなっています。使ってみた感覚だと、面白がって色々な機能をオンにしても10日くらいは持ちそうです。
ちなみにハードな使用で7日間としています。心拍数モニタリングの1分ごとのデータ測定を有効にしたり、睡眠時の呼吸の質のモニタリングをオンにするとハード使用にあたります。
バッテリー喰らいのGPSが無いモデルなので、かなりハードに使っても楽々と 1週間以上充電無しで使い続ける事ができます。
価格・販売サイト
Amazfit Bip 3の価格は¥9,900。お手頃価格ですが、スマートウォッチとしての必要機能はほぼ全て搭載されています。スマートホンのカメラのリモートシャッター機能やToDoリスト、月経周期の管理、タイマー、ストップウォッチ、スマートホンを探すなど、あると便利ですよね。もちろん搭載されています。
取り扱いは、取扱実店舗:ヨドバシカメラ、ビックカメラほか、大手家電量販店および時計専門店等
取扱オンラインショップは、公式オンラインストア/各ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング等
タカシ
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