中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『Armor9 』が発売されました。
Ulefone は、防水・防塵対応のアウトドアスマートホンが得意なメーカーで、最近では小型無線機能を搭載した本格的なタフネス端末までリリースしています。
Armor 9は、 防水・防塵に対応したアウトドア向けスマートホンで、 赤外線サーモグラフィカメラを搭載し、オプションで内視鏡カメラを装着できるユニークなAndroid端末です。
Ulefone Armor 9
OS | Android 10.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P90 (MT6779) |
ディスプレイ | 6.3 インチ 2340 x 1080 Pixcels |
RAM | 8 GB |
ROM | 128 GB |
MicroSDカード | 最大 2 TB |
フロントカメラ | 800万画素 |
リアカメラ | 6,400万画素:メイン 500万画素:サーマル補助 200万画素:サブカメラ |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 顔 /指紋 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 6,600 mAh |
対応バンド | 2G GSM: B2/3/5/8 (1900/1800/850/900) 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA: B34 / B39 CDMA EVDO:BC0 / BC1 4G LTE-FDD: B1 / 2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/25/26/28A/28B/66 LTE-TDD: B34 / 38/39/40/41 |
GPS | GPS/Glonass/Galileo/BEIDOU |
インターフェイス | USB-C |
防水 | IP68 / IP69K |
サイズ | 幅:82 mm 高さ:168.2 mm 厚さ:15 mm |
重さ | 320 g |
筐体
画面は6.3 インチIPS液晶を採用した 2K画質 (2340 x 1080 pixels)ディスプレイ。
フロントカメラは、上部中央の水滴型ノッチ内に配置されています▼
筐体はカナリ堅牢ですが、その分320グラムとかなりの重量感。
350ミリリットルの缶ビールが350グラムと考えるとずっしり重いですね。
生体認証は、指紋と簡易顔認証。指紋認証システムは端末サイドに配置されています▼
本体は IP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格に対応。
またアメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。耐衝撃は1.5 mからの落下耐性を有しています。
-20℃ ~ 60℃までの過酷な環境下での使用にも耐えられるとしています。
サイドはメタルフレームに加え、TPUのコーナープロテクターを装着しており360°全方向からの耐衝撃対策としています
Ulefoneのアウトドア端末には、屋外活動に便利なオリジナルの専用アプリが多数インストールされています。
水平器/高度計/拡大鏡/水平気 / 垂直計/アラーム/心拍計 / Gセンサ/コンパス など
バッテリー
6,600mAhの大容量バッテリーを搭載。18W高速充電をサポートしており、約3時間でフル充電が可能です。
カメラ
リアカメラは、Samsungのイメージセンサー「ISOCELL Bright GW1」採用の6,400万画素の高精細カメラと200万画素のサブカメラ、500万画素のカメラはサーマルカメラ用の補助レンズとなっています。
このスマートホンの一番の特徴のサーモグラフィカメラ搭載という独特な機能です。アメリカのFLIR Systems社(フリアー・システムズ)の、1円玉より小さなラジオメトリックLWIRカメラモジュール「 FLIR Lepton®(レプトン)」を採用しています。従来の赤外線カメラと比べて、10分の1の価格に抑えるコストカットに成功した製品のようです。
もう一つの500万画素カメラは、サーマルイメージングの支援用に使われています。
MyFLIRというアプリを使って撮影します▼
別売りで内視鏡カメラを装着する事も可能です。
紹介画像を見ると、カメラ類は建築現場などでの利用を前提としているようです。
内部スペック
SoCにはMediaTek(MT6779V)のミドルレンジ向けプロセッサー Helio P90を搭載。AnTuTuベンチマークでは約16万ポイントのミドルレンジ端末です。メモリー(RAM ) 8 GB。内部ストレージ(ROM)128GBと余裕のあるスペックになっています。
外部ストレージは2 TBまでのMicroSDカードに対応しています。
衛星位置システム
衛星位置システムは、通常のGPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass(グロナス), 中国版GPSのBeidou, EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ(Galileo)に対応しています。
これだけの数の衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。
対応バンド / SIM
DSDV(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。またプラチナバンドB19にも対応していますので、高い建物の影や地下、郊外での通信にも強いです。また3G帯のプラスエリアB6には未対応なので、僻地や山間部で若干電波が掴み難くなります。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。
AU:主要バンドのB1に対応していますが、プラチナバンドB26(18を内包) に未対応なので、ごくごく狭いエリアでの使用に限られます。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMにも対応していますが、AUの場合は要検証となります。
3G WCDMA:
B1/B2/B4/B5/B8
TD-SCDMA:
B34 / B39
CDMA EVDO:BC0 / BC1
4G LTE-FDD:
B1 / 2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19
20/25/26/28A/28B/66
LTE-TDD:
B34 / 38/39/40/41
まとめ / 価格
【標準価格】
Armor 9:$ 599.99
赤外線サーモグラフィカメラ搭載のスマートホンは、ライバル企業のBlackview から「BV9800 Pro」という端末がリリースされています。スペック的には酷似しているので、2択になりそうです。
参考記事:
Ulefone Armor 9は現在、海外ECサイトBanggoodでプレセール販売されています。
最初200台は$ 449.99、次の200台$479.99、最後の200台$519.99。合計 600台限定です。
商品名 | クーポン | 価格 | 期限 |
---|---|---|---|
Banggood | |||
Ulefone Armor 7X | プレセール | $ 499.99 |
~8/15 |
ECサイト/割引クーポン
今回ご紹介した端末の割引クーポンが発行されている場合があります。
下記ページからチェックしてみて下さい
タカシ
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