海外ガジェット通販サイトTOMTOPの方からSIMフリースマートホン『OUKITEL K3』をご提供頂きましたので、実機をレビューしてみたいと思います。
こちらのスマートホンは、6,000mAhもの大容量バッテリーを搭載した長時間の連続使用が可能なタフネス端末で、他のスマートホンや機器に給電できる機能も備えています。またフロント・リアの両方に高画素数のデュアルカメラを搭載しており、一眼レフのようなボケ感を実現した写真撮影が可能なSIMフリー端末です。
OUKITEL K3仕様
OUKITEL K3スペック
CPU | MTK6750T オクタコア1.5GHz |
GPU | Mail+T860 |
OS | Android 7.0 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
画面サイズ | 5.5インチ 1920 x 1080 (FHD) |
カメラ画質 | リア:16.0 + 2MP フロント:16.0+ 2MP (SW補正値) |
micro SD スロット | ○最大 128GB |
SIMカード | nano + nano (DSDS対応) |
Bluetooth | v4.1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 6,000mAh |
入出力端子 | MicroUSB |
サイズ | 155.7 * 77.7 * 10.3mm |
重量 | 251g |
ネットワーク | 2G: GSM 1800MHz,GSM 1900MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz 3G: WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B8 900MHz 4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz,FDD B8 900MHz |
カラー | 黒/ブルー |
開封の儀
【セット内容】
・OUKITEL K3本体
・USB充電アダプター(EUプラグ)
・MicroUSBケーブル
・USB変換アダプター(給電用)
・取扱い説明書(英語)
・SIM取出しピン
筐体レビュー
最初から本体はケースに入っています▼
背面は艶ブラック!ケースを外して生で使う事はないと思いますが、指紋が付くアレです。
Xperia風のデザインですね▼
右側面にはボリュームボタンと電源ボタン、SIMカードスロット▼
左側面には何もありません▼
画面は2.5D曲面ガラス▼
端末上部には3.5インチステレオジャック。
前後ともにダブル2.5D曲面のデザインとしています▼
リアカメラは縦に2つのデュアルレンズ▼
フロントカメラもデュアルレンズ▼
端末底はマイクとスピーカー。インターフェイスはMicroUSB▼
ホームボタンで指紋認証となっており、ボタンは疑似クリックではなく実際にクリックできるタイプ▼
重さは約249gと少し重め▼
端末のサイズ感▼
べゼルの幅は左右約4mm(端末のRも含めると6mm)
上下:約1.7mm
一般的な5.5インチ画面の端末(左)と並べると角ばっている分大きく感じます▼
付属ケースを装着してもカッコイイです▼
内部レビュー
独自の設定項目などもないピュアAndroid 7.0で、インストールされているのはカメラアプリ以外はGoogle系バンドルアプリのみです。
日本語ロケールが入っているので設定画面の「言語」から本語化が可能でした▼
ナビゲーションキーはホームボタン左右に配置されています▼
内部ストレージは56.4GBのうち266MBのみ使用していました▼丸々56GB使えるので余裕がありますね
SIMスロットの2がMicroSDカードスロットと共用になっています▼
SDカードは外部ストレージとして認識されます
SIMカード
DocomoのSIMとLINEモバイルのSIMを入れて接続テストをしてみました▼
「VoLTE」+ 4G(LTE)接続が可能でした▼
この端末は、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しています。DSDS接続テストしてみます。この端末は4G(3G)+2GのDSDSのみに対応しているようで、片方のSIMは2Gとなり電波を掴めませんでした。 日本では2G帯は使えませんので、実質デュアルSIM/シングルスタンバイですね。2枚挿して使う場合、その都度切り替える事になります。
スピーカー
音楽ファイルを聴いたりYouTubeを試聴してみましたが、スピーカーは可もなく不可もないといった印象です。チャカチャカ音が割れたりしませんので、日常的に動画試聴に使えるレベルでした。
充電・バッテリー
付属の専用充電器の表記は5V・7V・9V/2A。最近の中華端末に良く見られる電圧を上げて急速充電するタイプです。
コンセントはEUプラグでしたが、日本用の変換アダプターが別に付属していました。
9.06v/1.94Aの凄い充電速度です▼
ちなみに一般的な急速充電器を使うと5.06V/1.22A。遅くは無いですが大容量なので、満充電まで少しガマンが必要ですね▼この端末は急速充電規格のQuick charge(QC)には未対応ですが、QC3.0対応のUSBアダプターを使ってみると5.12V/1.32A。急速充電器より少しだけ充電が早いですね。ただしQC対応アダプターを使うと、電流量が安定しないので安全の為に使わない方が良いかもしれません。
バッテリーは余裕で3日間は無充電で使え、メールやLINE、ネット閲覧など、軽くいじる程度なら4日目に突入できるでしょう。レビュー前に間違えて満充電してしまいましたので、充電テストのために放電するのが大変でした。
給電機能
OUKITEL K3の最大の特徴は給電機能!自らがモバイルバッテリー代わりにもなる事で、外出先でバッテリー切れになったBluetoothイヤホンなどの機器を充電する事ができます。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v6.2.7)を使って処理能力をテストしてみます
スコア40,643。3Dスコアは7,328▼
MTK6750T オクタコア1.5GHzはミッドレンジの下といったSoCです。RAM4GB、ROM64GB積んでいますので、余程CPUパワーを必要とするアプリ以外はモタつく事もありません。日常使いには十分なスペックです。
デバイス情報
【各種センサー情報】
カメラ性能
OUKITEL K3はフロント・リアの両方にデュアルカメラ16.0MP + 2.0MPを搭載しています。
※ (ソフトウェア補正前 13.0MP + 0.3MP )
カメラモードは「Video」「Photo」「美容」「パノラマ」「SLR」の4種類
ノーマル撮影モード「Photo」ではHDR撮影にも対応しています。
設定項目は豊富で消音シャッター機能もあります▼
SLRモードは被写体以外の前景・背景をボカして撮影する事ができます▼
美容モードは、顔撮りに特化した修正撮影モード。
「光量上げ」「顔痩せ」「美肌」「美白」「目パッチリ」などのモードを、それぞれ調整できます。
フィルター撮影モード▼
ピント合わせは早く、シャッターを押す時に少し手間取りますが、発色が自然で暗部が潰れる事もありません。
タップでオリジナル画像(サイズが大きいので注意)
カメラの性能につきましては別にエントリー予定です。
追記:カメラ性能レビューをアップしました▼
まとめ
大容量バッテリースマホでお馴染みのOUKITELの端末ですが、確実に進化を続けていますね。つい先日レビューしたばかりの『OUKITEL K6000 Plus』と比べても、ほぼ同価格帯にも関わらずスタイリッシュになり、カメラ性能も段違いにアップしていました。同社の端末は、本当にバッテリーの持ちが良くポケモンGOでも時々お世話になっています。「とにかくスマートホンのバッテリーの減りが気になる」という人にはお勧めの端末です。
サンプルに撮影した画像はリアカメラで撮影しましたが、フロントカメラも16MPありますので綺麗に写ります。一般的な端末のフロントカメラは5MP程度なので、自撮りを美しく撮影したい人には嬉しいカメラだと思います。
「OUKITEL K3」は、2万円以下で買える端末としてはお得感があると思います。
【TOMTOP販売ページ】
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OUKITEL K3ブルー
TOMTOPのご利用が初めての方は下記エントリーを参照ください。
タカシ
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