格安SIM(MVNO)に中華スマートホンを使って運用している人が増えて来ました。しかしながら中華スマホは、日本のキャリア(Docomo, au, Softbank)のプラチナバンド※に対応している端末が少なく、少し郊外に行っただけで圏外になってしまう事があります。MVNOはドコモ回線を使用している会社が圧倒的に多いので、使用する端末はDocomoのプラチナバンドのバンド19(800Mhz帯)に対応している事が重要になります。
そこで今回は、Docomoプラチナバンドに対応した中華スマホのベスト5をご紹介します。
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【1位】OnePlus 5
OnePlus 5スペック
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 (Octa-core, 10nm, up to 2.45GHz) |
OS | Android 7.0 |
RAM | 6GB / 8GB LPDDR4X |
ROM | 64GB / 128GB |
画面サイズ | 5.5インチ 1920 x 1080 Pixel(FHD) OPTIC AMOLED (有機EL) |
カメラ画質 | リア16MP+20MP デュアル フロント:16MP |
micro SD スロット | なし |
SIMカード | nano × 2 DSDS |
Bluetooth | v5..0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
バッテリー | 3,300mAh |
入出力端子 | USB Type-C |
サイズ | 152.7 x 74.7 x 7.25 mm |
重量 | 153g |
ネットワーク | FDD LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66 TDD LTE: 38/39/40/41 TD-SCDMA: 34/39 UMTS(WCDMA): 1/2/4/5/8 CDMA EVDO: BC0 GSM: 850/900/1800/1900 MHz |
その他 | NFC |
中国のスマートホンメーカー『ONEPLUS』より発売されているantutuスコア18万越えの超ハイスペック端末です。
リアカメラにはSony IMX 398センサーを採用しf/1.7、16MP+20MPの高画質デュアルカメラを搭載されています。Fast AFによりオートフォーカスのピント合わせの高速化を実現しています。
フロントカメラにもSony IMX 371センサーを搭載しf/2.0、16MPのカメラを搭載しています。RAMは6GBと8GBの2タイプが用意され、SoCはSnapdragon835を搭載。ストレージも64GB/128GBのバージョンが用意されています。またストレージには「UFS2.1」を採用しています。
一番の注目点はDocomo/au/softbankの全てのプラチナバンドに対応している点です。AUのCDMA2000(BC0)が使える貴重な端末でもあります。
NFCも付いているので, おサイフケータイ機能もつかえます。思いつく限り全ての項目に最高のスペックを目指すOnePlsuらしい超ハイスペック端末です。
追記:後継機の「OnePlus5T」が発売になりました。基本スペックは変わりませんが極小べゼルの6インチモデルに進化しています。詳細は下記エントリーをご参照ください▼
【1位】Xiaomi Mi MIX 2
追記:ランクインする端末が発売されましたので同率1位とします
Xiaomi Mi MIX 2スペック
CPU | Qualcomm Snapdragon 835, Octa core, 2.45GHz |
GPU | Adreno 540 |
OS | MIUI 8 android 7 ベース |
RAM | 6GB / 8GB (LPDDR4X) |
ROM | 64GB/128GB/256GB (UFS 2.1) |
画面サイズ | 5.9インチ 1920 x 1080 Pixel(FHD) 18:9画面 Super AMOLED |
カメラ画質 | リア12MP フロント:5MP |
micro SD スロット | なし |
SIMカード | nano × 2 DSDS |
Bluetooth | v5..0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
バッテリー | 3,400mAh(tpy) 3,300mAh(min) |
入出力端子 | USB Type-C |
サイズ | 151.8*75.5*7.7mm |
重量 | 185g |
ネットワーク |
2G: GSM 2/3/5/8
CDMA BC0/BC1/BC6/BC10
3G: CDMA EVDO/BC0/BC1/BC6/BC10
WCDMA 1/2/3/4/5/6/8/9/19
TD-SCDMA 34/39
4G: TD-LTE 34/38/39/40/41
FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/27/28/29/30
|
その他 | NFC |
一番の特徴は5.99インチ・アスペクト比18:9の大画面で、ほぼべゼルレスなので一般的な5.5インチ端末より小型になっています。搭載している「Snapdragon 835」はXiaomi Mi6/OnePlus 5/Galaxy S8でも採用しているSocで、Antutuベンチマークのスコアは16万超えのハイスペックと予想されます。ROMは64GB/128GB/256GBの3タイプ、RAMは6GBと8GBの2タイプが用意されています。
世界中で使える端末をキャッチフレーズにしている端末だけあって、日本国内のキャリアのプラチナバンド全対応です。更にDocomoのFOMAプラスエリア(3G帯のBC6)が使えますので、山間部や僻地での利用にはプラチナバンドと併せて更に有利です。CDMA2000(BC0)に対応しているのでAUのSIMで通話も可能な貴重な端末になっています。Docomoの1.5GHz帯(BAND21)には未対応な点だけが残念です。
GearBest販売ページ:xiaomi mi mix 2
GeekBuying販売ページ:
【2位】Xiaomi Mi Note 2 Globalモデル
Xiaomi Mi Note 2 Globalスペック
CPU | napdragon 821 max 2.35GHz |
OS | Android6.0 MIUI 8 |
RAM | 4G/6GB |
ROM | 64GB/128GB |
画面サイズ | 5.7インチ 1920 x 1080 Pixel(FHD) |
カメラ画質 | リア22.56MP フロント:8MP |
micro SD スロット | なし |
SIMカード | nano × 2 |
Bluetooth | v4.2 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
バッテリー | 4,700mAh |
入出力端子 | USB Type-C |
サイズ | 145.7×70.3×8.3mm |
重量 | 166g |
ネットワーク | 2G: GSM B2/B3/B5/B8 CDMA: CDMA BC0 / B1 / B10 / B15 3G: WCDMA B1/B2/B5/B8 TD-SCDMA: TD-SCDMA B34/B39 4G: FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28 / B29 / B30 TDD/TD-LTE: TD-LTE B38/B39/B40/41 |
その他 | NFC |
画面が5.7インチと大き目で、フレキシブル有機ELディスプレイ(flexible OLED display)採用しており、Galaxy S8と同様にディスプレイ左右が曲面になっているのが特徴です。
iPhone7と同じ時期(去年の秋)に発売されたモデルですが、仕様的にはかなりのハイスペックで最新端末と比べても見劣りしません。ただ今流行のデュアルカメラを採用していない点だけ少し古さを感じます。
※こちらの端末は国際版(Global Version)のみ世界中のバンドに対応していますので、購入の際はバージョンをご確認ください。
追記:RAM4GB版はB19に対応していないようです。
6GB/128GB ブラック
Xiaomi Mi Note 2 Global Version
6GB/128GB シルバー
Xiaomi Mi Note 2 Global Version
【3位】Ulefone T1
Ulefone T1スペック
CPU | Helio P25 Octa Core 2.6GHz |
OS | Android 7.0 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB |
画面サイズ | 5.5インチ 1920 x 1080 Pixel(FHD) |
カメラ画質 | リア16MP+5MP デュアル フロント:8MP |
micro SD スロット | ○最大256GB |
SIMカード | nano + MicroSIM |
Bluetooth | v4.1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 3,680mAh |
入出力端子 | USB Type-C |
サイズ | 15.50 x 7.69 x 0.85 cm |
重量 | 181g |
ネットワーク | 2G:GSM B2/B3/B5/B8 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20, TDD-LTE B38/B39/B40/B41 |
その他 | – |
Helio P25を搭載しているのでAntutuスコアは6万程度のミドルスペック端末です。2.4万円程度で買える中華スマホとしては高コスパでお得感があります。
Ulefone社のフラッグシップ端末「Ulefone Gemini Pro(B19未対応)」の下位端末となります。SoC以外のカメラなどのスペックに関してはほぼ同等だと思いますので、詳細につきましては下記レビューをご覧ください。
【4位】MEIIGOO M1
MEIIGOO M1スペック
CPU | Helio P20 MTK6757V Octa Core 2.3GHz |
OS | Android 7.0 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB |
画面サイズ | 5.5インチ 1920 x 1080 FHD |
カメラ画質 | リア: 13MP+8.0MP フロント:8.0MP |
micro SD スロット | ○最大 128GB |
SIMカード | nano + nano (DSDS対応) |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 4,000mAh |
入出力端子 | USB-C |
サイズ | 15.45 x 7.59 x 0.90 cm |
重量 | 188g |
ネットワーク | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20 TDD-LTE B38/B39/B40/B41 |
カラー | 黒/グレー/ゴールド |
SoCはHelio P20オクタコア、ROM/RAMは各社フラッグシップ端末並みの6GB/64GBを搭載したミドルレンジクラスのSIMフリースマートホンです。無名の新メーカーの端末ですが、Antutuスコア62,432でており非常に使いやすい端末です。当ブログでも実機レビューしましたが、2万円前後で買える端末としてはオススメです。
またデュアルカメラを搭載しており、一眼レフ並みの「ぼけ感」のある美しい写真が撮影する事も可能です。
クーポンコード: 8ESOPDXW
割引:15パーセントオフ
有効期限: 8月21日18時~
【5位】Ulefone Armor 2
Ulefone Armor 2スペック
CPU | Helio P25 Octa Core 2.6GHz |
OS | Android 7.0 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB |
画面サイズ | 5.0インチ 1920 x 1080 Pixel(FHD) |
カメラ画質 | リア16MP フロント:13MP |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | nanoSIM |
Bluetooth | v4.1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
バッテリー | 4,700mAh |
入出力端子 | USB Type-C |
サイズ | 15.90 x 7.83 x 1.45 cm |
重量 | 270g |
ネットワーク | 2G: GSM B2/B3/B5/B8 CDMA 2000 BC0 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20 TD-LTE B38/B39/B40/41 |
その他 | – |
見た目どおり、とにかく剛健な防水スマホ。タフネスさをウリにしているにも関わらずROM64GB/RAM6GB、Helio P25しており、ミドルレンジの端末として日常生活での使用にも十分耐え得るスペックです。Helio P25を搭載している端末を参考にすると、Antutuベンチマークは6万程度でしょう。釣りやキャンプ・登山などの僻地での使用は、プラチナバンドに未対応の端末は圏外になってしまう事も多いです。一年中アウトドア派の人はチョイスに入れても良い端末だと思います。
【防水+B19対応スマホ番外編】
同様の完全防水+B19スマホにAGM X2、AGM X2 PROというハイスペック端末がもありますが、今回は除外しました。
まとめ
都会に居るとプラチナエリア対応端末の必要性はあまり感じません。しかしながら地方に遊びに行った時には、あらゆるシーンでプラチナバンドの重要性を痛感します。先日、伊豆に旅行に行った時には、次男が使っているB19未対応の中華スマホだけが圏外の事が多く、ポケモンGOがほとんどプレイ出来ませんでした。レビュー用に持ち歩いていた「MEIIGOO M1」にSIMを挿し替えると問題なく接続できましたので、やはりこれはプラチナバンドの威力なのでしょう。同様にビルの中や新潟の山中など、次男のスマホだけが接続できない場面が非常に多かったです。
最近の中華スマホ会社は、日本の市場を意識してバンド19対応の端末が発売されるようになりました。それでも、まだまだ少ないですね。
高級ハイスペック中華スマホを使っていても、肝心の電波を掴まないと通信機器としての意味がありませんね。
ちなみに旅行から帰ってきてからDocomoのサービスサイトにアクセスし、伊豆の状況を確認してみると見事にプラチナバンドばかりでした。
これではB19未対応機種は圏外になりがちですね▼800MHzがプラチナバンド
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タカシ
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Xiaomi Mi Note 2ですが,Gearbestのサイトを見る限りでは「4GB Global版」の説明にははB19対応が書かれていません。6GB版のみにB19対応が明記されています。4GB版は対応していないのでしょうか……?