オーディオブランドEarFun(イヤーファン)より、最新の音響技術と先進接続規格を網羅したフラッグシップワイヤレスヘッドホン「EarFun Wave Pro X」が発表されました。さっそく手元に届きましたのでご紹介します。
Wave Pro Xは、自社での30ヶ月におよぶ開発・検証期間を経て誕生しました。
通常価格16,990円(税込)という価格帯でありながら、ハイエンド機に匹敵する音質・機能性を誇ります。
Red Dot デザイン賞 2026やVGP2026 SUMMER金賞・コスパ大賞を受賞するなど、発売前から高い評価を獲得しています。
2026年10月12日までの期間、公式サイトにて25% OFFとなる12,743円で購入できる先行予約キャンペーンが実施されています。発売日は2026年10月13日です。
EarFun Wave Pro Xスペック
| 項目 | EarFun Wave Pro X 詳細仕様 |
|---|---|
| 基本情報 / 発売・価格情報 | |
| メーカー / 型番 | EarFun(イヤーファン) / Wave Pro X(型番: HP1000) |
| 発売日 / 通常価格(税込) | 2026年10月13日発売 / 16,990円 |
| 先行予約特典価格 | 12,743円(税込・25% OFF / 2026年10月12日まで) |
| 受賞歴 | Red Dot デザイン賞 2026、VGP2026 SUMMER 金賞・コスパ大賞 |
| ドライバー / オーディオ仕様 | |
| ドライバー構造 | DCAA同軸デュアルドライバー(40mm DLC複合振動板 + 10mm LCP振動板) |
| 制御技術 | リアルタイム・ダイナミッククロスオーバー制御 |
| 対応コーデック / 認証 | LDAC, aptX Lossless, aptX Adaptive, aptX HD, LC3, AAC, SBC / Snapdragon Sound、ハイレゾ認証(有線・無線) |
| ANC / マイク / 通信機能 | |
| ノイズキャンセリング | QuietSmart 3.5(Adaptive Hybrid ANC / 8基のANC専用マイク / 4段階調整対応) |
| 通話マイク | 8マイクアレイ + Qualcomm cVc 8.0 AIノイズキャンセリング |
| Bluetooth仕様 / SoC | Bluetooth 6.0(Class B) / Qualcomm QCC3095(通信距離 最大15m) |
| 接続方式 | Bluetoothワイヤレス、3.5mm AUX有線入力(電源ON時使用可)、USB Audio(USB有線) |
| 先進連携機能 | LE Audio, Auracast, Google Fast Pair, マルチポイント接続(2台同時), 低遅延ゲームモード |
| バッテリー / 筐体設計 | |
| バッテリー容量 / 再生時間 | 800mAh / ANC OFF:最大90時間、ANC ON:最大50時間 |
| 充電仕様 | USB Type-C(充電時間 約2時間 / 15分充電で約10時間再生の急速充電) |
| 素材 / 構造 / 重量 | 航空機用アルミニウム合金(CDパターン加工) / 90度回転&スリム折りたたみ / 約259g |
| アプリ連携 | 「EarFun Audio」アプリ対応(パラメトリックEQ、イコライザー調整、各種カスタマイズ) |
開封の儀
【パッケージ内容】
- EarFun Wave Pro Xヘッドホン x 1
- 収納ハードケース x 1
- 3.5mm ケーブル x 1
- USB-C ケーブル x 1
- 取扱説明書 x 1
ざっくり感想
独自音響構造「DCAA」搭載で高音質再生を実現。
ハイレゾ音源対応
無線でのハイレゾに対応
自然な装着感で長時間装着しても痛くなり難い
航空機用アルミニウム合金を採用した軽量折りたたみ設計
ノイズキャンセリング性能が高い
風切り音カットしたANC機能搭載
全音域でバランスのとれたチューニング音質
解像度が高く音の厚みがある音質
通話音質がクリアで自然
8基のマイクを備え雑音をカットした通話が可能
テレワーク用途に使える音声通話品質
ゲームでも使えるレベルの低遅延モード実装
最大 90時間の長時間再生が可能
15分間の充電で約10時間使用可能
収納ケースが付属しているので持ち運びに便利
イコライザー機能搭載で自分好みの音質に調整可能
2台のデバイスに同時接続が可能(マルチポイント)
筐体
「Wave Pro X」は耳を完全に覆うタイプのオーバーイヤーヘッドホン。
全体的に艶消しブラックと顔メタリックの2色成型のスベスベボディ▼
シルバーのハウジング部にメーカーロゴが入ってます。この部分はCDパターン加工を施した航空機用アルミニウム合金を採用しています▼
ヘッドバンド部分はレザー風▼
ヘッドバンド裏側はフワフワ。頭に負担が掛かりません▼
本体は折り畳みが可能で、ペッタンコに潰れてにコンパクトになります。
なつめ型にコンパクトに折り畳んで持ち運べます▼
本体重量は実測で約 259グラム▼
イヤーパッドは低反発素材を使っており、かなり柔らかいです。内側にL/Rの印刷があります▼
充電用インターフェイスはUSB-Cを採用。連続再生は最大90時間の長時間再生が可能です(ノイズキャンセリング機能をオンにすると50時間)
付属品のアクセサリー類は3.5mmオーディオケーブル、USB-Cケーブル▼
専用ケース
Wave Pro Xには全容ケースが付属しています。ケーブルも含めて収納できるので、まとめて持ち歩くのに便利です。
操作・機能
右側のハウジング部の下側に操作ボタンが格納されており、ボリューム調整(+/-)、電源ボタンの3つのボタンが配置されています。
ヘッドホン本体から音楽・通話の操作が可能です。音楽に関しては、フル操作が可能です。再生 / 停止、ボリューム調整、音楽コントロール(前後スキップ)に対応しています。
【操作コマンド】
| 電源ボタン | 再生/一時停止 | |
|---|---|---|
| +ボタン | -ボタン | |
| 短く押す | 音量下げる | 音量上げる |
| 2秒長押し | 次の曲(動画) | 前の曲(動画) |
| 通話 | ||
| 電源ボタン1回 | 通話/電話を切る | |
| 電源ボタン2回 | 携帯電話に切り替える | |
| 電源ボタン2秒押し | 通話拒否 | |
【NCボタン】
ANC機能は左側についているANCボタンで「ノーマル」「アンビエントサウンド」「ノイズキャンセル」が切り替え可能です。

音質・機能
音質
25時間エージングしてから使用しました。
音質の核となるのは、独自開発の「DCAA(Dual-Coaxial Acoustic Architecture)」構造です。
40mm径のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)複合振動板と10mm径のLCP(液晶ポリマー)振動板を同軸上に配置。
低域と高域の音を同じ位置から再生することで、不要な電磁干渉を抑え、自然な音のつながりと高い定位感を実現します。

低音は迫力があるが、単にズンズンとなるだけではなく、楽器の特徴をとらえた弾むような音が特徴です。
高音については、キラキラ感が強く透き通った音質が印象的です。
Adoの曲を聴くと、彼女独特のハイトーン声が、高い所がスッキリ伸びて行って、その先のブレスがセクシーに聴こえます。
中音域の押し出しが若干弱いですが、イコライザーで調節可能なので問題ありませんでした。
音場は広くも狭くもなく原音に忠実だと感じます。そのためライブ音源やオペラなど、会場の臨場感がリアルに楽しめます。
全音域がムラなく解像度的はかなり繊細な音まで聴こえます。
アコースティックギターの曲では、ヴォーカルの声の後ろに自然な奥行きをもって残響が広がっていく様子が分かります。
音が完全に消え去る最後の微小な振動まで、ノイズに埋もれず「スーッ」と滑らかに減衰していく感じが印象的でした。
音の定位感も正確に表現できているので、不自然さはなくポップス、アコースティック、EDM、ヴォーカル、バンドサウンドまで、あらゆるジャンルで楽しめると思います。
女性ヴォーカルの声の歯擦音(サ行が刺さる)は、気になる程ではありませんが、曲によっては少し刺さり気味に聞こえます。
正確な定位感により、目を閉じていても敵の位置を把握できるます。FPSなどのゲーミングヘッドホンとしても使えるレベルです。遅延が気になるようなら、ミニステレオケーブルで有線モードでも遊べます。低遅延のゲーミングモードも実装されています。
EarFun Audiotアプリ
EarFunの独自アプリ「Edifier Connect」を利用する事で、イコライザー機能やゲームモード(低遅延)の切替などが可能となります。
EarFun Audio
| 開発: Earfun Technology (HK) Limited 評価:★★★☆☆ 無料 |
アクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)
Wave Pro Xが採用しているANC(アクティブノイズキャンセリング)の方式は、ノイズと逆位相の音を再生して打ち消す「フィードフォワード方式」と、内側に搭載したマイクでノイズを拾って、ノイズと音楽を足したものの逆位相を作る「フィードバック方式」を組み合わせたハイブリッドタイプです。更に密閉型のイヤーパッドデザインで、さらに外音をカットぢます。
ANCボタンで、ノーマル ➡アンビエントサウンド➡ ノイズキャンセルが切り替わります。なお、ノイズキャンセリングの強度は、専用のアプリで最後に設定したモードになります。ノイズキャンセリング機能特有の耳への圧迫感はありますが、特に強いという感じではありません。
ノイズキャンセリングのノイズ(騒音)を打ち消す性能は、低音域を強烈にカットしますが高音域はある程度聞こえます。電車のガタンゴトン音は綺麗に消えますが、たまに車内アナウンスの女性の声が微かに聞こえてくる感じです。
数万円〜10万円クラスのハイエンド専用機(ソニーやボーズ等のフラッグシップモデル)と比較すると、超低域の完全な静寂感は望めませんが、価格帯としてはカナリの性能だとお澪います。
音楽を流していない状態でANC機能をオンにしても無音状態にはなりません。「デジタル耳栓」として使うには少し厳しいです。
ノイズキャンセリング時の音質に関しては、音が変質したりする事が無く自然に聴けました。私の耳では、ノイズキャンセリング時にホワイトノイズが入って気になるという事もありませんでした。また、風切り音を軽減したANC機能もあります。
アンビエントサウンド(外音取り込み)
外音取り込み機能(アンビエントサウンド)は、ヘッドホンを外す事なく環境音をデジタル的に取り込む機能です。この機能はキンキンして耳障りになりがちですが、Wave Pro Xの外音取り込み機能は自然な音で外音を取り込みます。
ただし、少しデジタル的な音なので、長時間使用し続けると少し疲れます。買い物時のレジやちょっとした会話の時に便利な機能です。
音楽を止めるとヘッドホンを装着したまま会話ができる程度まで聞こえます。しかしながら、外音を取り込みながら安全に音楽を聴くには、音量をある程度下げる必要があります。通常音量で聴いていて、車の接近に気が付く程の取り込み機能ではありません。
マルチポイント機能
マルチポイント接続とは、2台の機器と同時接続し、それぞれで通話も音楽も受信できる機能。
例えば、PCでオンライン会議を終了した後、スマートフォンで音楽再生を始めるだけで再生機器を切り替えられます。スマートフォンが電話を着信した際には自動でスマートフォンの通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話をすることも可能。2台の機器でヘッドホンを使う場面で接続の切り替え不要で、使用する事が可能です。
操作・装着感
装着感に関しては、メガネを掛けていても干渉して痛いような事はありませんでした。オーバーイヤーヘッドホンなので、オンイヤー型のように側圧による痛みを感じるような事はありません。ヘッドホン全般の問題ですが、耳を覆うので冬は暖かいですけどね。
サイズ調整の可動域は広いので、あらゆる頭のサイズにフィットすると思います▼
頭のカーブにフィットするよう、ハウジング部の付け根が自由に角度を変えられます▼
まとめ・価格
EarFun Wave Pro Xは、独自音響構造「DCAA」による同軸デュアルドライバーとリアルタイム制御を軸に、価格の枠を超えた音質追求を実現したフラッグシップワイヤレスヘッドホンです。
LDACやaptX Losslessをはじめとする豊富な高音質コーデックへの対応に加え、最新のBluetooth 6.0や強力なハイブリッドANC、最大90時間のロングバッテリーを備え、機能性や接続性においても隙がありません。質感と可搬性を兼ねたアルミ合金ボディを採用しており、日常の多様なシーンにフィットする完成度の高い一台に仕上がっています。
2万円を切る価格帯で高水準の音響技術と先進機能が集約されているため、コストパフォーマンスを最優先しつつハイエンド級の機能を体験したいスマートなガジェットユーザーにおすすめできます。
・通常価格:16,990円(税込)
・先行予約キャンペーン価格:12,743円(税込・25% OFF / 2026年10月12日まで)
・発売日:2026年10月13日
※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。



























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