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格安SIM導入までの準備
キャリアのスマホ維持費が高いのでMVNOの格安SIMを使ってみたい、ガラケーと格安スマホの2台持ちで通信費を安くあげたい。
などとお考えの方も多いと思います。しかし、スマホ端末を用意してMVNOと契約、スマホ設定、場合によっては電話番号の引っ越し。
ハードルが高いとお考えで踏み切れない方も多いと思います。
最近では実働までカナリ簡単になってきていますので、流れをチュートリアルで簡単にご説明いたします。
※ MVNOとは通信設備を持たないでDOCOMOなどの回線を借りて運営している通信会社で、格安SIMは全てこの企業が運営しています。3
使用方法とプランの決定
当然ですが、ご自身のスマホの使用目的とプランを決める事が最初の課題です。
そこで重要なのが「通話手段」についてと「データ通信容量」の2つがポイントとなります。
通話手段とSMSを考える
「MVNOを使って通話をしないで情報端末としてだけ運用」というのが一番シンプルです。しかし、それでも無料通話アプリを使う場面もあったりしますので考慮に入れておくと後に役に立ちます。
またSMS付きのSIMプランも用意されていますので、併せて考えておく必要があります。
通話には大きく分けて3種類の通話方法が考えられます
1、音声通話SIMカード契約
・この場合、普通の090/080などの電話番号を付与されキャリアのスマホと同様にお使い頂けます。
ナンバーポータビリティ(電話番号引っ越し)を使って、今お使いの携帯電話番号を格安SIMの方に移動する事も可能です。
※この際、引っ越し後に(docomo,au,ソフトバンク)などのキャリアメールは引っ越しできませんので注意
2、IP電話アプリを使って通話
050 PLUSやSMARTalkなどのアプリを入れて手続きするだけで050から始まるIP電話の番号を使えるようになります。
SMARTalkなどは月額使用料も無く、格安通話料で携帯や一般回線の電話と変わりなく使う事ができます。
※ただし、IP電話では110番などの緊急電話や0120フリーダイヤルなど電話できない番号も多々ありますのでご注意ください。
実際、マラソン中に急病人が出て050で救急車を呼べずに通行人に携帯を借りたというケースもありました。
3、無料通話アプリを使って通話
LINEやSkype・カカオトークなどのアプリの無料通話機能を使って通話を賄ってしまうという方法です。
これは知人・友人とは問題なく無料で通話できますが、一般の電話番号には電話できません。
通話手段についてのまとめですが、3つ全ての方法を取り入れている方も多いです。
OCN モバイル ONEなどは050 Plusを半額で使えるプランなどもありますので、契約前に考えておくと良いでしょう。
ガラケーと2台持ちの方はLINEメインでお使いになり、電話番号に電話しなくてはならない時のみIP電話をお使いになっている方が多いようです。
MVNO会社選び・データ通信のプランについて
IIJ mioのように毎月固定のデーター量を付与するタイプとOCN モバイル ONEのように毎日決まったデーター量を使えるタイプに分かれます。
またワンコインSIMなどの最初から制限速度でのみ通信できる格安SIMもあります
※OCNモバイルONEは月固定データー量も選べます。
3社を例に最低プラン比較してみます
OCN モバイル ONE | IIJ mio | ServersMan | |
データー量/タイプ | 70M/日 | 2G/月 | – |
料金(税抜き) | 900円/月 | 467円/月 | |
データー制限時の速度 | 200kbps | 250kbps | |
データー繰越 | 70MB/日 | 400MB/月 | – |
カード追加 | 最大5枚まで | 不可 | 不可 |
データー容量のプランについて皆さん一番悩まれるようですが、正直この段階で考える必要はありません。
今ではプランや追加・変更やデーター容量の購入などは専用アプリでいつでも変更可能です。
最初から大量のデータ―通信を必要としない限り、下の方のプランで契約して必要に応じて上のプランに移行したり旅行・出張時などに一時的に容量を購入すれば良いでしょう。
たいていのMVNOはアプリをインストールするとアプリから全て確認・変更可能です(例はOCNモバイル ONE)
スマホ端末を用意する
これが一番頭を悩ませる方が多い問題だと思います。 しかし、今では白ロム端末や中古を探す必要はありません。
キャリアの販売しているスマホと同等レベルに近いシムロックフリーの端末が次々と発売されています。
もちろん古くなったスマホや新品・中古の白ロムを購入しても使えます。但し、Docomo系のMVNOならDocomo 端末をau系ならばau端末を使う必要があります。但し、SoftBankとDocomoはショップにてシムロック解除してもらえば相互に使用可能です。
注意点はSIMフリー端末にはアドバンテージがありMVNOシムを使ってテザリングする事ができます。
※ 携帯キャリア各社はSIMロック以外にもAPNロックをかけており、シムロック解除されてもテザリング用の接続先がキャリアに固定されていて使えません。
※ 機種によってはアプリを使う事でAPNロックを回避してテザリングする事も可能です。
使えればよい廉価シムフリースマホ
covia FLEAZ F4s | asus zenfone4 |
¥9,600 | ¥16,800 |
画面4インチ/Android4.4 | 画面4.5インチ/Android4.4 |
悩んだらコレという感じのシムロックフリーの廉価端末です
ただし、性能は一時代前の端末程度ですのでゲームやオフィスなどには向きません。
WEB閲覧・メール・LINE・軽いパズルゲーム程度が限界でしょう。
高性能なSIMフリースマホ
Google Nexsus5 | asus zenfone5 | iPhone6(plus) Simフリー版 |
¥42,800 | ¥28,600 | |
画面:5インチ/Android5 | 画面5インチ/Android4.4 | 画面4.7・5.5インチ/iOS8.1 |
これに タブレットならNexsus7といった所が定番のシムフリースマホ・タブレットです。
Nexsus5・zenfone5などはキャリアの1・2個前のモデルの白ロムの端末を購入するのと同じ位の値段で購入できますので、選択に入れて良いでしょう。
例えば2015年2月現在、2013年秋モデルのGalaxy Jは¥34,000程度で購入できますが、上の2機種と同等程度の性能です。
※Docomo回線を借りているMVNOの場合、Docomo端末を買えばシムロック解除の必要はありません。
タカシ
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