スマートフォンやタブレットなどの画面が発する光の種類(ブルーライト)の人体への様々な影響が問題になっています。iPhoneもiOS9.3アップデートから、画面から発せられるブルーライトを軽減する『Night Shift』機能が搭載されます。その機能の全貌がiOS9.3のパブリックベータ版で明らかになりましたので、『Night Shift』の設定方法をエントリーしてみたいと思います。また、Kindleでは既に『Blue Shade』という同機能が実装されていますので、筆者が実際に使ったレビューも併せてご紹介します
ブルーライトの影響とは?
数年前からブルーライトカットの眼鏡が発売され、ブルーライトが目に悪いという事は多くのマスコミでも取り上げられています。
ブルーライトとは、可視光線の中で最もエネルギーが強く、眼の奥の網膜にまで届いてしまう青色光(380〜495ナノメートル)のことを指します。LEDディスプレイを長時間からのブルーライトを長時間浴びる事で、目に与える影響や、睡眠に導くホルモンの分泌を阻害するとされています。
Night Shiftの設定方法
設定方法は『コントロールセンター』内から一発でオン・オフを切り替えられるようになります
『設定アプリ』の『画面表示と明るさ』内から「Night Shift」の詳細設定ができるようになります▼
iOS9.3のパブリックベータ版を見る限り『Color Temperature』(色温度)の調整もできるようです
ブルーライト機能のレビュー
既にKindleでは『Blue Shade』というブルーライトカット機能が実装されています。今回はそちらを使ってレビューしてみたいと思います
筆者は寝る前、暗い部屋でKindleを使って小説を読みながら寝付くのが習慣になっていますので、『Blue Shade』機能が非常に気に入っています
明るい部屋(ノーマル)と暗い部屋(ブルーライトカット)で開いたマンガ▼
明るい部屋と暗い部屋でブルーライトカットモードで小説▼
私が使った感想では、特に暗い部屋で効果を感じます。例えば、本を読んでいる最中に少し眠くなってウトウト目を閉じ、もう一度読もうとKindleに目をやった時、ノーマルモードだと背景の鮮やかな白色で目がチカチカして目が覚めてしまいます。『Blue Shade』モードを使うと、枕元に置いた読書灯で読書しているような雰囲気で、そのまま目が覚める事なく眠りにつけています。
私も最初は、学校の藁(ワラ)半紙とか古本のような茶ばんだ感じに馴染めませんでしたが、今では違和感なく読めています。
ブルーライトの恐怖を煽った商品が割高で販売されている事も多く、「ブルーライト商売」とも呼ばれています。しかし、筆者の周りでは、電化製品の電源ランプのブルーLEDの光だけで頭痛になる人も居ますので、ブルーライトが強い事は確かなようです。
筆者は「ブルーライトカットモード」を暗い部屋限定で使用していますが、頭痛持ちの方は明るい部屋読書・掲示板やネット閲覧にも威力を発揮するのではないでしょうか?
タカシ
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