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子供に渡すiPhone(iOS8以降)端末のフィルタリングの設定
iOSには機能制限 (ペアレンタルコントロール) が搭載されていますので、サービスに入ったりアプリをインストールしなくとも子供に渡せる状態にする事が可能です。今回はiPhone標準のペアレンタル・コントロールの設定方法を解説します
追記:機能制限は、iOS 12では新機能「スクリーンタイム」に統合されました。『設定』→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」を開き、「コンテンツとプライバシーの制限」を有効化すると、iOS 11までと同様に機能制限を設定できるようになります。
iOSのペアレンタル・コントロール設定
追記:iOS 12より新機能の「スクリーンタイム」機能が実装されました。
この機能は、端末の利用可能な時間やアプリ起動制限、コンテンツブロッカーなど、iOS純正のペアレンタルコントロール機能となっています。
外部アプリより 強力なOS純正のペアレンタルコントロール機能の利用をお勧めします。
設定方法▼
【iOS12新機能】強力ペアレンタルコントロール・依存対策「スクリーンタイム」の使い方を徹底解説Appleでは新OS「iOS 12」の配信を開始しました。iOS 12では 「スクリーンタイム」という新機能が追加されました。この機能は、iPhoneのアプリ使用状況が把握できるほか、各アプリに対して時間帯や使用時間による制限なども設定可能なロック機能も備えています。そのため今までiOSでは外部アプリに頼ってきた、子供にiPhoneやiPadを渡す時のペアレンタル・コントロール機能、スマホの依存度を下げる対策が端末の機能として実装された事になります。またファミリー共有との連携も可能なので、親が遠隔で子供のアプリ利用状況を把握したり...
設定アプリの「一般」から「機能制限」を選択▼
「機能制限を設定」をタップしてパスワードをセット▼
次に一つずつ項目を設定してゆきますが、特に重要な項目のみピックアップします
iTunes Storeの使用許可とアプリ内課金の設定は重要です
※知らない間に大量の課金をしていたという事の無いようにします▼
※チェックを外して制限がオン
次に各項目のレーティングを設定します
APPは年齢レーティングにチェックしてアプリの制限をかけます
とにかく一番重要なWEB設定
「アダルトコンテンツを設定」では、当然、国内、外のアダルトサイト・アダルト動画系は当然ブロックされておりました。
アダルトだけだろうと思っていましたが、カナリ強力に有害サイトをブロックしていました
「アダルトサイトブロック」で閲覧NGだったサイトをリストアップしてみました
- Naverまとめ
- FC2動画(一般含む)
- 2chまとめサイト (2ch本家は入れます)
- アンテナサイト
- 出会い系サイト
- Amazon内アダルトコンテンツ
- グロ系ニュースサイト
- ライブチャット
- ニコ生内のユーザーチャンネル
- DMMアダルトコンテンツ
※ Googleアカウントをセーフティロックしていない状態でも検索結果に警告が出て禁止キーワード類も検索できませんでした。
Googleの検索結果からアダルトサイトに飛ぶことはできませんが、念の為にGoogleアカウントもセーフティサーチを設定しておく事をお勧めします。
表示されてしまう有害WEBサイトを追加ブロック
注意: DailyMotionなどの動画サイト内のアダルト・暴力などの不適切コンテンツ はスルーされてしまいます。
スル―して入れてしまった有害サイト
・2chアダルト板(bbspink/通称半角板)
・DailyMotionアダルト動画
・風俗サイトのトップページ(ページ中の閲覧は不可でした)
それらを禁止するには上記の「機能制限」の「WEBサイト」の「常に禁止」に追加する事で防ぐ事が可能です。
2chを全て禁止: 2ch.net
2chアダルトコンテンツを禁止: aoi.bbspink.com
デイリーモーションを全て禁止: dailymosion.com
※ ブロックされるは有名ブログ・サイトが中心で、新参サイトやマイナーサイトは表示される危険性があります
※ この機能はインストールして使用した他のWebブラウザや「まとめサイト閲覧アプリ」などにも適用されます
「指定したWEBサイトのみ」を設定しますと「Yahooキッズ」など小学生の低学年までのようなサイトしかアクセスできません
アプリの購入時パスワード設定は「即時」にしておく事も大切▼
YouTubeの不適切コンテンツの制限
YouTubeは子供のオモチャのように一般的になっていますが、各アプリやアカウントでアダルト・暴力コンテンツを回避するレーティングを掛ける必要があります。
Twitterの使用制限
Twitter/facebookなどのSNSサービスは、不特定多数の人とコミュニケーションを取ることができますので、あらゆる危険をはらんでいます。
不適切な画像や動画も・・・▼
際どいネットコミックやアプリなどのアダルト広告のブロック
子供向けのアプリやサイト内にまで何故か際どいエロ広告が表示されてしまいます。
「スマホのエロ広告から子供を守りたい」というのも課題として残ります
ネットコミックやED広告など非アダルトサイトでも表示されてしまい、大人でも不愉快に感じます。「わいせつ」かどうかは業界の自主規制なので、アレでも子供に見せても良い青少年可な広告とされているようです。
当然、どの規制にも引っかかりませんので子供のブロックフィルターでもスルーされてしまいます。それらをブロックするには専用のアプリをインストールするしか方法がないのが現状です。
※ しかも、これらエロ広告は上場企業が出稿していますので規制には時間が掛かるといわれています
iPhone標準ペアレンタル・コントロールの問題点
端末の機能にペアレンタル・ロックが付いているのでiPhoneは安心して子供に持たせる事のできる端末です。
しかし、一番の問題は「アプリの時間制限」が出来ないことです
例えば、中高生が学校の休み時間にラインやゲームを起動する事をブロックしたりする事ができません。「ゲーム中毒・スマホ依存」対策は親が自ら取り上げるか家族ルールで制御しなくてはなりません。ゲーム自体を入れない、もしくはゲームは認証起動として遊ぶ時のみパスワードで起動してあげるなどの対策しかありません。i
OSのペアレンタル・コントロールのアップデートで時間制限を待つしかない状況です。
追記:iPhoneにも時間制限を掛けるペアレンタルコントロールアプリがありますので、使用方法を解説しました
iPhoneでアプリ別に時間制限ペアレンタルコントロールを掛けるアプリ【ParentKit】の設定方法【レビュー】
※アンドロイドは無料の時間制限アプリなどが豊富にあります。
参考エントリー[子供をスマホ依存症から守るために「アプリに時間制限」をかける方法]
関連エントリー:
4月から子供にスマホを持たせる時の『ペアレンタル・コントロール』設定方法とチェックリスト一覧
WiFiでのウェブ接続制限についてはコチラ▼
タカシ
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