中国スマートホンメーカー CUBOTから、新モデルのスマートフォン「CUBOT X20 」「CUBOT X20 Pro」「CUBOT P30」の3モデルが発表されました。
早くも9月中には「CUBOT X20 Pro」が発売されます。

これら3機種は、同じスペックの３眼カメラを採用しており、深度用のToFレンズが2000万画素もの高解像度カメラを使っているというのが最大の特徴です。他社で採用しているToFレンズは200万画素から最大でも800万画素程度ですが、2000万画素のレンズを採用することで、より焦点を強調し複雑な背景ぼかしが可能となっています。同社では、デジタル一眼並みの写真効果を実現しているとしています。

CUBOT X20 Proスペック

筐体レビュー

2340 x 1080ドットの6.3インチのIPS液晶ディスプレイ。アスペクト比19.5:9の縦長画面の雫型ノッチを採用しています。

背面カメラは新型iPhoneのトリプルカメラ風です▼

バッテリーは4000mAhでPUBG Mobileを6.2時間プレイできるとしています

カラーバリエーションは「ローズゴールド」「オーシャンブルー」「ブラック」の３色が用意されています。

カメラ性能

リアカメラは、メインにソニーのイメージセンサーIMX486 採用の1,200万画素（F1.8）レンズと、サブには800万画素の125°超広角レンズ、深度用ToFレンズはSonyの2000万画素(IMX350)レンズ構成。

フロント（セルフィーカメラ）は、1300万画素を搭載しています。顔認証システムにも対応しています。

内部レビュー

SoCにMediaTek Helio P60を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約12万のミドルアッパーレンジ端末です。MediaTek Helio P60チップセットは同社が「Mobile APU」と呼んでいる AI演算基内蔵というのが特徴のプロセッサーです。AIタスクを CPU・GPU・APUを活用しシームレスに処理するように設計されており、GPUで駆動するAI処理と比較して1/2の低電力で実行できます。ゲームなどにおいては、最大25%の電力効率化としていますのでバッテリー消費を抑えながらプレイできます。
メモリー周りは、RAM 6GB、内部ストレージ128 GBの余裕の構成です。

価格・発売日

メインカメラよりToFレンズの方が画素数が高いというのが面白いですね。しかしながらスマートホンの背景ぼかし技術に関しては、前景・背景の境界線も曖昧で、焦点位置を中心にソフト的に何となく掛けているといった端末も見受けられます。
今回リリースされた３機種に関しては、その適当だった被写界深度に関してメスを入れたこだわり端末と言えるでしょう。かなり美しいポートレート写真が撮影できそうです。

現在、GearBestでは「CUBOT X20 Pro」のプリセールを開催しており、27,329 円⇒19,619 円で販売しており、10月１日からの出荷予定となっております。
CUBOT  X20 / P30に関しては発売日、価格は未定です。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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