中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『Ulefone Armor 6 』が発売されました。
Ulefone は、防水・防塵対応のアウトドアスマートホンに特化したメーカーで、最近では小型無線機能搭載の本格的な端末までリリースしています。
(通常端末の大容量バッテリーシリーズ「Powerシリーズ」もリリースしてます)
Armor 6 は 同社のアウトドア向けスマートホン「Armor シリーズ」の最新モデルで、堅牢なタフネス端末ですが、普段使いにも耐えうるスタイリッシュでコンパクトなボディを採用した端末です。
この端末は、SoCにMediaTek Helio P60を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約12万のミドルアッパーレンジ端末です。新たに「UVセンサー」を搭載しており、紫外線量を測定できるようになった事が同機の大きな特徴です。
Ulefone Armor 6 スペック
【Ulefone Armor 6 仕様】
OS | Android 8.1 Oreo |
---|---|
SoC | Helio P60 ( MT6771 ) Octa-core |
ディスプレイ | 6.2 インチ 2246 x 1080 Pixcels |
RAM | 6 GB |
ROM | 128 GB |
カメラ | フロント: 8.0 MP リア: 16 .0MP + 8.0 MP |
microSD スロット |
最大 256 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 5,000 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8 TD-SCDMA: 34 / 39 CDMA BC0 / BC1 4G: FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 28A / 28B TDD-LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 6.60 x 8.30 x 1.33 cm |
重量 | 267.5 g |
その他 | Gorlila glass5.0 / GLONASS Beidou / NFC / Qi充電 |
筐体レビュー
画面は6.2インチIPS液晶の2246 x 1080 ピクセルFHD+ディスプレイ(アスペクト比19:9)
ノッチスクリーンを採用しており、画面占有率は91.8%▼
ディスプレイにはGorlila glass 5.0を採用▼
ハンズオン動画を見る限りは、普通のスマホと同じようなサイズ感でゴッツくて大きいという印象は受けませんでした▼
同機が認証を受けている「IP68」防水・防塵規格とは、「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格、アメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。-40℃ ~ 80℃までの過酷な環境下での使用にも耐えられるとしています。
端末フレームにプロテクターを配置しており「360°オールラウンドプロテクション」で堅牢にボディを保護しています▼
ロック解除は端末サイドの指紋認証とFaccID(顔認証)の2種類に対応▼
NFC機能も搭載されているので モバイルGoogle Payなども使えます▼
5,000mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、最大440時間のスタンバイが可能としています。34時間の音楽再生、9時間の動画再生が可能です。充電に関しては、18W(5V / 2A)の急速充電に対応しています。
Qi 10Wのワイヤレス充電に対応しています。この機能により充電時のUSB-Cポート蓋の開け閉めによる浸水事故のリスクが減少します▼
Armor6は「UVセンサー」を搭載しており、紫外線量を測定する事が可能です▼
カメラ性能
Armor 6のリアカメラは21.0MP + 13.0MP のデュアルレンズ仕様。SonyのイメージセンサーIIMX230を採用したF/1.7の明るいレンズを搭載しています。前景・背景をぼかした一眼レフのような写真や、夜間のローライト下での撮影に強そうなカメラです。
フロントは8.0MPのシングルレンズを採用(ソフトウェア補正13MP)▼
※ 公式サイトとECサイトの販売ページではカメラ解像度のスペック表記が違います。ここでは公式サイトの方のスペック表記を採用しました
内部性能レビュー
SoCにMediaTek Helio P60を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約12万のミドルアッパーレンジ端末です。
MediaTek Helio P60チップセットは同社が「Mobile APU」と呼んでいる AI演算基内蔵というのが特徴のプロセッサーです。AIタスクを CPU・GPU・APUを活用し、それぞれシームレスに処理するように設計されており、GPUで駆動するAI処理と比較して1/2の低電力で実行できます。ゲームなどにおいては、最大25%の電力効率化としていますのでバッテリー消費を抑えながらプレイできるのが特徴です。
対応バンド / SIM
Armor 6は DSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。※ SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)
ドコモ:プラチナバンド4G帯のBand19に対応していますので、山間部や郊外でも電波を拾えます。3G帯のプラスエリア(B6)には対応していないのが残念ですが、プラチナバンドでほぼカバーできます。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEバンドB1,18(26)に対応しており、スペック上は VoLTE SIM、通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMともに利用可能となっています。しかしながらAUの場合、実際にSIMを挿してみると3G通話できない事がありますので注意が必要です。
3G: WCDMA
B1/B2/B4/B5/B8
TD-SCDMA
B34/B39
4G: FDD-LTE
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13
B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28
TDD-LTE
B34/B38/B39/B40/B41
CDMA: CDMA
BC0/BC1
まとめ / 価格
タフネススマホの「Armorシリーズ」ですが、ナンバリングが少し判り難くなってますね。
1万mAhの超大容量バッテリーを採用して、小型無線のハードウェアを搭載した本格派の『Armor 3 / 3T 』系と、5,000mAhの大容量バッテリー搭載スタイリッシュ系タフネススマホの『Armor 5~』の2シリーズに大別できます。今回リリースされた『Armor 6』は普段使いにも耐えうるスタイリッシュ系ですね。
Armor 4は欠番になっていますが、本格系の次モデルで使われそうな感じです。Armor5はリリース済みなので、その次はどうするんだろ?
今までのタフネススマートホンでは、スマホメーカー各社がメモリー(RAM) 64GB、SoCはHelio P23搭載のミドルレンジクラスを採用してた横並び常態でしたが、この端末ではRAM128GB、SoCにHelio P60を採用したミドルハイクラスとなっており、頭一つ出た感じがあります。その分、価格は旧モデルのArmor 5が200ドル台の廉価端末でしたが、Ulefone Armor 6の標準価格は$459.989と通常モデル路線に変更しています。
1月 14日から20日までは、発売記念キャンペーンとしてワイヤレス充電器と画面保護ガラスが付属して$100オフの$359.99で販売されています。
【GearBest】Ulefone Armor 6
【Banggood】Ulefone Armor 6
【Geekbuying】Ulefone Armor 6
【CooliCool】Ulefone Armor 6
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タカシ
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