レノボのラップトップパソコン「Lenovo ideapad 330S」が手元に届きましたので実機をレビューしたいと思います。
「Lenovo ideapad 330Sシリーズ」は、メモリー4GB、内部ストレージ128GB 、CPUが Pentium-4415U搭載のエントリーモデルから、メモリー8GB、 内部ストレージ256 GB 、Core-i7搭載のハイエンドモデルまで幅広いラインナップのシリーズです。
発売当初はCore i5-8250U搭載のモデルが6万円台で買える事から、高コスパ端末として人気で品切れ状態が続いていました。しかし現在はCore-i5モデルは 約8万の適正価格で販売されるようになっています。今回はCPU「AMD A6-9225」搭載のスタンダードモデルをご紹介します。
※ メモリー・SSD容量、CPU、グラフィック性能は違いますが、外観・インターフェイスの仕様はモデル共通です。
ページコンテンツ
Lenovo ideapad 330S (AMD A6-9225)
OS | Windows 10 Home OS |
---|---|
CPU | AMD A6-9225 2.60GHz (ターボコア時 3.00GHz) |
GPU | AMD Radeon R4 |
ディスプレイ | 14 インチ 1920 x1080 (FHD) 非光沢、タッチ非対応 IPS液晶 |
メモリー | 4 GB |
内部ストレージ | 128GB SSD |
カメラ | 前面カメラ: 2.0MP |
microSD スロット |
最大 128 GB |
Bluetooth | 4.1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b / g / n / ac |
バッテリー容量 | 52.5 Wh 約 12.4時間 |
インターフェイス | USB-C3.0 x1 USB-A 3.0.x1 HDMI 3.5mmステレオジャック 4in1メディアカードリーダー |
サイズ | 323.1 x 234.8 x 18.95 mm |
重量 | 約 1,670 g |
その他 | – |
開封の儀
【セット内容】
ideapad 330Sノートパソコン本体、ACアダプタ、取り扱い説明書などテキスト一式
筐体レビュー
5.7mmの薄いベゼルを使用した 14.0型 IPS液晶 (1920×1080)ディスプレー▼
広い視野角で上や横方向からもはっきり見えます▼
アルミボディでカラーはプラチナグレー。薄いガンメタリックといった色合いです▼
LENOVOのロゴは右上に小さく入っているだけ。個人的には大きいロゴよりスタイリッシュで好きです▼
端末底面にはファンとデュアルスピーカー▼
机に置いた時にファン開口部が塞がれないように少し高くなっています▼ファンは熱を持った時のみ駆動します。ファンの音は気になる程ではなく、シーーっと小さく聞える程度でした。
端末左側面は、左から
・電源ジャック
・ HDMI
・ USB3.0(Powered USB)
・ USB3.1 Type-C
・ マイクロフォン・ヘッドフォン共用ジャック
※ USB Type-Cポートは、Thunderbolt 3およびUSB-PD(Power Delivery)、Alt Modeには対応していません
端末右側面は左から
・Novo ボタン
・ 4-in-1メディアカードリーダー
・ USB3.0
・ セキュリティー・キーホール(ケンジントンロック)
ディスプレイ上には内蔵カメラと左右に2つのマイクを配置▼
ヒンジは約180度近くまで開きます▼
キーボード・タッチパッド
キーピッチは約19x19mmと広めでミスタイプし難く、キーストロークは約2mmで打鍵感もしっかりあります。
Enterやスペースは大きく打ちやすい▼
打鍵音は静かな方で、カチャカチャ音はしません。カフェなどの公共の場所で勉強や仕事をしても 周囲の迷惑になるような事は無いレベルだと思います▼
Fn + スペースキーでキーボードのバックライトが点灯します▼
タッチパッドは広めで使いやすいですが、左右に手を置くスペースが十分あるのでタイプ中に触れてしまうような事もありませんでした▼
ベンチマークテスト
搭載しているCPUは「AMD A6-9225」の標準クロック数は 2.60GHz。ターボコア時で3.00GHzとなっています。
PassMarkのスコアは「2,294」
ドラゴンクエストX ベンチマークで処理能力テストしてみます。
標準品質で1280 x 720でスコア3426「普通」。「標準画質」1920 x 1080でスコア2160「やや重い」でした。
IntelのエントリーモデルCeleron プロセッサー端末と比較してみると、N3450(Apollo Lake)は、標準品質で1280 x 720でスコア1880「重い」となっていましたので圧倒的な差となりました。
その次の世代のGemini Lake N4100は当然CPU性能が上がっていますが、採用されているGPU「Intel UHD Graphics 600」は、Apollo Lakeの「Intel UHD Graphics 500」よりもパフォーマンスが悪くなっています。ドラクエXのベンチマークスコアはApollo Lakeと同じか少し劣っています。
また「 CINEBENCH R15」でもベンチマークテストしてみましたが、何故か「93から105」とスコアが全く伸びませんでした。
BIOSをいじって「ターボコア」モードにクロックアップしてみようと、Bios画面を開いてみましたが該当項目が見あたりませんでした。LENOVOのBIOSアップデート待ちかもしれません。
追記:「AMD A6-9225」の性能でできる事をチェックしてみました
スピーカー
端末の底面についているデュアルスピーカーは、そこそこの大音量で鳴らしても音が割れる事もありません。チャカチャカ音ではないので、動画鑑賞も外部スピーカーを使う必要はありませんが、音の解像度も並みレベルで特に美しい音質という訳ではありません。
バッテリー
バッテリーの容量は52.5Wh。3セルのリチウムポリマーバッテリーを搭載しており、バッテリーの駆動時間は約 12.4時間のロングライフです。
ACアダプターが大きめで、重さも約200 g近くありますので持ち運ぶのは辛いです。それでもバッテリーの持ちが良いので、泊まりや高負荷を掛ける作業で使う予定の時以外は家に置いて出掛けても大丈夫そうです。
Lenovo ideapad 330S まとめ
端末の処理能力はスタンダードモデルにギリギリ入る程度ですが、オフィス文書やブログ更新などはサクサク小気味良く行う事ができました。家庭や職場で普段使いしつつ持ち運びにも使うには、14インチノートは悪くないチョイスだと思います。持ち運び用ラップトップは 13.3インチがベストサイズだと言われています。しかしながら、キーピッチや画面サイズを考えると14インチの方が圧倒的に快適に長時間作業する事ができます。
「Lenovo ideapad 330Sシリーズ」は、レノボ直販サイト・楽天のレノボ公式ショップ・Amazonから購入する事が可能です。
A6搭載モデルの標準価格は、MicroSoft Office2016搭載モデルで、約 7万9,800円、オフィスなしモデルで約5 万 5,000円。大きなセール時には、それぞれ8,000円~1万 5000円引きで販売されます(記事執筆時には楽天ショップの方が圧倒的に安値でした)
オフィスありモデル▼
その他 ideapad 330Sシリーズ
メモリー4GB + 128GB(SSD) + Pentium-4415搭載モデル オフィスあり(Amazonのみ)▼
メモリー4GB + 128GB(SSD) + AMD A4搭載モデル オフィスなし▼
メモリー4GB + 128GB(SSD) + Core i3搭載モデル オフィスなし▼
メモリー4GB + 128GB(SSD) + Core i3搭載モデル オフィスあり▼
メモリー8GB +256GB(SSD)+ Core i5搭載モデル オフィスなし▼
メモリー8GB +256GB(SSD)+ Core i5搭載モデル オフィスあり▼
メモリー8GB +256GB(SSD)+ Core i7搭載モデル オフィスなし▼
メモリー8GB +256GB(SSD)+ Core i7搭載モデル オフィスあり▼
タカシ
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