中華スマートホンメーカーからは、毎日のように新モデルが次々と発売されています。しかしようやく6月半ばに入って一通りラインナップが出揃って一息ついた感があります。
これだけ大量の機種がチョイスにあると、SIMフリースマートホンは何を基準にどれを選んで良いのか分からなくなってしまいますよね。
しかしながら結局は、日本のユーザー達が買い求める人気の端末はいつも数機種に限定されています。
そこで今回は最新の売れ筋・人気SIMフリー中華Android端末の「ベスト5」をご紹介します。ちなみに今回の集計データは、当ブログのスペックレビュー記事の参照数と海外ECサイトへのクリック・販売数などを元に総合的に算出しました。
ページコンテンツ
【1】UMIDIGI Z2
【UMIDIGI Z2 仕様】
OS | Android 8.1 |
---|---|
SoC | MT6763 (Helio P23) Octa Core 2GHz |
ディスプレイ | 6.2インチ 2246 x 1080 Pixcels |
RAM | 6 GB |
ROM | 64 GB |
カメラ | フロント: 16.0MP + 8.0MP リア: 16.0MP + 8.0MP |
microSD スロット |
最大128 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
バッテリー | 3,850mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13 B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28 TDD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 CDMA: CDMA BC0/BC1 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 15.34 x 7.44 x 0.83 cm |
重量 | 165 g |
その他 | Gorlila glass5.0/ GLONASS |
SoCにMediatek製のP23(MT6763)を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約7.5万程度のミドルハイクラスの端末です。フロント、リア共に16.0MP + 8.0MP のデュアルレンズの高画質カメラを搭載しているのもz2の特徴です。
ベゼルレスのノッチ画面 + 薄型軽量のガラスボディデザインに加え、顔認証やフロントカメラに高画質デュアルレンズが搭載されており 次世代端末の必須スペックは全てクリアしている印象です。
それにプラスして中華スマホでは数少ないドコモプラチナバンド対応機です。ノッチ画面のお手軽SIMフリー端末という事で現在 日本では1番売れている 中華Android端末です。近日中に上位モデルの「UMIDIGI Z2 PRO」の発売を控えていますが、こちらは415ドル前後のハイエンド端末を予定していますので別端末と考えて良さそうです。
通常価格は ¥34,322 となっており、お買い得価格の目安は ¥29,000付近 です。
発売間もないですが、GearBestではプリセール終了後も¥28,133 でセール販売しています。
【GearBest】UMIDIGI Z2
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【2】Xiaomi Redmi Note 5
【Xiaomi Redmi Note 5 仕様】
OS | MIUI 9 Android 8.0ベース |
---|---|
SoC | Snapdragon 636 Octa Core 1.8GHz |
ディスプレイ | 5.99インチ 2160 x 1080 (FHD / IPS液晶) |
RAM | 3GB / 4GB |
ROM | 32GB / 64GB |
カメラ | フロント:13.0MP リア:12MP+5MP |
microSD スロット |
あり |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔認証 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 4,000 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B5/B8 4G: FDD-LTE B1/B3/B4/B5/B7/B8/B20 TDD-LTE B38/B40 |
インターフェイス | MicroUSB |
サイズ | 15.86 x 7.54 x 0.81 cm |
重量 | 181g |
その他 | – |
先日、当ブログでもご紹介しました高コスパの「激安ハイエンド端末」として口コミで人気沸騰中のスマートホンです。
最安値で1.9万円~手に入りますが、Qualcomm社のSoC「Snapdragon 636」チップセットを搭載しており、Antutuベンチマークスコアが 11万超えのハイエンド端末です。
5.99インチの2Kディスプレイに加え、音途切れや遅延に強いBluetooth5.0を採用、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、ゲームや動画を観る人には全部入りの低価格端末に仕上がっています。ただしドコモのプラチナバンドに未対応ですが、街使いでは問題ありません。超高コスパのゲーム専用端末としてご使用の方も多いようです。
認証方式は背面の指紋認証に加えてFace Unlock(顔認証)も採用しています▼
2018年2月発売のモデルなので、価格は 32 GBモデルで 1.9~2.1万円(標準価格 24,766円)、64 GBモデルで2.2~2.4万円(標準価格 29,766円)まで降りて来ています。
色はブラック・ブルー・ゴールドの3色。ゴールドが一番安いことが多いので「カバーを付ければ関係ない」という方は金がおススメです。購入する時には、中国版ではなく日本語対応しているグローバル・バージョン(国際版)がお勧めです。
【GearBest】Xiaomi Redmi Note 5 (3+32GB/国際版)
【GearBest】Xiaomi redmi Note 5 (国際版/64GB)
【Geekbuying】Xiaomi Redmi Note 5 (4+64GB/国際版)
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【3】OnePlus 6
OS | H2OS Android 8.1ベース |
---|---|
SoC | Snapdragon 845 2.8GHz |
RAM | 6GB / 8GB |
ROM | 64GB / 128GB |
カメラ | フロント:16.0MP リア:16MP + 20MP |
ディスプレイ | 6.28インチ 2280*1080 Pixel(FHD) OPTIC AMOLED (有機EL) |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
バッテリー | 3,300mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA: B1/2/4/5/8 TD-SCDMA B34/39 4G: FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18 19/20/25/26/28/29/30/66 TDD-LTE B34/38/39/40/41 CDMA EVDO: BC0 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 15.50 x 7.50 x 0.78 cm |
重量 | 177 g |
その他 | NFC |
言わずと知れた人気NO1の中華スマホメーカー「 OnePlus」の最新モデル。流行のノッチスクリーンと顔認証(FaceID)を採用、SoCにQualcomm のスナドラ845を搭載したスーパーハイエンド端末となっています。また日本の携帯会社(キャリア)3社のプラチナバンドに対応しており、同社の端末は 常に最高水準のスペックにも関わらず価格が抑え目な事から一人勝ち状態のSIMフリーAndroid端末です。
今回の集計ではベスト3位に沈んでいますが、安い端末では無いので販売数が上位2機種に適わないという感じです。注目度・欲しい端末ではトップですし、最安値のセールでは一瞬で完売してしまいます。
通常価格は 6+64GBモデルで¥78,145 、お買い得価格の目安は ¥61,000前後、超目玉セール時で¥56,000 付近です。
8 + 128GBモデルは、通常価格、¥88,229 、お買い得価格の目安は ¥71,000前後です。
【GearBest】OnePlus 6 (6 + 64GB / 国際版)
【GearBest】OnePlus 6 (8 + 128GB/国際版)
【Geekbuying】OnePlus 6 (6+64GB)
【Geekbuying】OnePlus 6 (8+128GB)
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【4】 Xiaomi Mi Mix 2S
【Xiaomi Mi Mix 2S 仕様】
OS | MIUI 9 (Android 8.1ベース) |
---|---|
SoC | Snapdragon 845 2.8GHz,Octa Core |
ディスプレイ | 5.99インチ 2160 x 1080 Pixcels ( FHD+) |
RAM | 6GB |
ROM | 64G / 128G |
カメラ | フロント:5MP リア:12MP+12MP |
microSD スロット |
x |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 3,400mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8 B9/B19 CDMA: CDMA EVDO BC0 / BC1 / BC6 / BC10 TD-SCDMA: B34 / B39 TDD/TD-LTE: TDD-LTE: B34 / 38 / B39 / B40 / B41 4G LTE: FDD FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 /B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 B26 /B27 /B 28 / B29 / B30 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 15.86 x 7.49 x 0.81 cm |
重量 | 189g |
その他 | NFC |
SoCにSnapdragon 845を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約26万超えの超ハイエンド端末です。RAM 6GBで ROM は64GBと128GBの2モデル。処理能力に関しては、超ハイスペックを要求する3D処理ゲームでもサクサク遊べるモンスター機です。
このモデルは「Xiaomi Mi Mix 2」のマイナーモデルチェンジ版のためかノッチディスプレイを採用していません。しかしながらQi充電対応、デュアルカメラ採用など、魅力的な進化を遂げています。対応バンドに関しては SoftBankが使用している全バンドとドコモのプラチナバンド4G帯のBand19、3G帯のプラスエリアにも対応しています。
通常価格は 64 GBモデルで¥65,150 となっており、お買い得価格の目安は ¥55,000 付近です。
128 GBモデルの通常価格は¥69,386、お買い得価格の目安は ¥61,000 付近です。
【GearBest】Xiaomi MI MIX 2S (6+128GB)
【GearBest】Xiaomi MI MIX 2S (6+64GB)
【Geekbuying】Xiaomi MI MIX 2S(6+128GB)
【Geekbuying】Xiaomi MI MIX 2S (6+64GB)
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【5】UMIDIGI A1 Pro
UMIDIGI A1 Pro仕様
CPU | MT6739 Quad Core 1.5GHz |
GPU | IMG 8XE 1PPC 570MHz |
OS | Android 8.1 |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5..5インチ 720×1440 pixels |
カメラ画質 | リア:13MP+5MP フロント:5MP |
microSD スロット |
最大 256GB |
SIMカード | nanoSIM+nanoSIM DSDS |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 3,150mAh |
入出力端子 | USB-C |
サイズ | 145.3*69.1*8.5mm |
重量 | 173g |
ネットワーク | 3G: WCDMA B1/2/4/5/8 4G LTE: FDD B1/2/3/4/5/7/8 12/17/19/20 LTE TDD B38 / 40/41 |
その他 | GLONASS対応 |
SoCはMediatec社製の新SoC「MT6739」を採用した Antutuベンチマーク36,000前後のエントリーモデル機です。UMIDIGI A1 Pro の最大の特徴は、4G + 4GのDSDSデュアルスタンバイに対応している事と、1万円強の低価格で買えるエントリー端末としては唯一 ドコモのプラチナバンドB19に対応している点。キャリアのSIMと格安SIMの2枚挿しでデータ通信料の節約に活躍しそうです。また低価格にも関わらず 13.0MP + 5MPのデュアルカメラ(5素子レンズ、f / 2.0)を搭載。F2.0のサムソン社製のセンサーを採用しておりボケ効果のある撮影が可能です。
通常価格¥14,947となっており、お買い得価格の目安は ¥11,500 ~¥12,000といったところです。
【GearBest】UMIDIGI A1 Pro
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売れ筋中華スマホBEST5まとめ
日本ではやはりドコモのプラチナバンドB19に対応している端末が圧倒的に人気です。今回の結果では2位の「 Xiaomi Redmi Note 5 」を除いて全てB19に対応しています。
ドコモのSIMに限らず、MVNO(格安SIM)各社もドコモのバンドを利用している会社が多いので当然の結果だと思います。
「 Xiaomi Redmi Note 5 」は、先月の記事で「口コミで大人気」とご紹介して1ヶ月近く経ちますが未だに人気が続いています。やはりAsusの最新機「ZENFONE 5」にも採用しているSoCスナドラ636搭載で2万円を切る端末はインパクトが凄いです。
お世辞にもトップブランドとは言えない中華スマホメーカーの「UMIDIGI」の端末がベスト5に2機種も入っているのには驚きました。私は旧モデルの「UMIDIGI Z1 PRO」を持っていますが、無名メーカーとは言え癖も無く快適に普段使い出来ています。UMIDIGIの端末が売れている理由が分かる気がします。
参考エントリー▼
HUAWEI P20と比較してみても、Z2は物理ボタンが無い分すっきりしていてスタイリッシュです▼UMIDIGIの最新端末は、どれも中華端末では希少なドコモのプラチナバンドに対応しているので今後も日本では売れそうです。
当ブログに何件かお問い合わせ頂きましたが、B19対応に関して確信が持てずにおススメしておりませんでした。最近ようやくメーカー公式ページでもB19対応と訂正されましたが、時既に遅く…全く人気が出ないままです。「UMIDIGI A1 Pro」が発売されたので、今となれば少し割高感もあります。何だかもったいない端末です。
タカシ
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