中国のスマートホンメーカーVernee より新端末『Vernee M6』が発売になりました。
この端末はドコモのプラチナバンドB19に対応し、薄型軽量を実現した日本での使用に適したSIMフリー端末です。また連続13日間もの長時間スタンバイに対応し、13時間のビデオの連続再生が可能としています。
そして何と言っても一番の魅力が1万円台半ばで買える価格設定。さらにプリセールでは1.6万円という低価格での販売となっています。
Vernee M6 スペック
Vernee M6 仕様
CPU | MTK6750 Octa Core 1.5GH |
GPU | Mali-T860 MP2@650MHz |
OS | VOS Android 7.0ベース |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
画面サイズ | 5.7 インチ 1440*720 pixels (IPS液晶) |
カメラ画質 | リア13MP(SW13Mp) フロント: 16MP(Sw13MP) |
microSD スロット |
最大128GB |
SIMカード | nanoSIM+nanoSIM DSDS |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 3,300mAh |
入出力端子 | MicroUSB |
サイズ | 15.40 x 7.32 x 0.69 cm |
重量 | 150g |
ネットワーク | SIM1 2G: GSM 1800MHz 1900MHz 850MHz 900MHz 3G: WCDMA B1 2100MHz B5 850MHz B8 900MHz 4G LTE: FDD B1 2100MHz B3 1800MHz B5 850MHz B7 2600MHz B8 900MHz B19 800MHz B20 800MHz SIM2 GSM: B2/B3/B5/B8 WCDMA :B1/B5/B8 |
その他 |
※搭載OSについて:Gearbestの製品説明欄にはAndroid7.0と表記されていますが、正式にはAndroid8.1ベースのVOSです。
訂正:メーカー公式ページの方が間違えていたようでAndroid7.0が正解です
筐体レビュー
ディスプレイ・背面ともに2.5D曲面デザイン▼
画像でみても薄さがわかります▼
背面はメタルボディを採用しています▼
5.5インチ端末と比較すると画面に迫力がありますね▼
5.7インチ画面でアスペクト比は18:9。解像度は1440 x 720と少し物足りない感じ▼
内部レビュー
SoCは台湾の半導体メーカーのMediaTekのMT6750Tを搭載してます。AnTuTu ベンチマークスコアは、他の搭載機を参考にするとBenchmarkは4万台前半程度のエントリーモデルだと予想されます。
激しいゲームをプレイしない限り日常使いには問題のないスペックです。
バッテリーは3,300mAhの大容量バッテリーを搭載。一般的な容量ですが動画連続再生13時間、10日間のスタンバイが可能としています。超大容量バッテリー搭載機並みですね▼
衛星測位システムはGPSに加え ロシアのGLONASSとのデュアル方式で正確な位置を測定できます。山岳などで威力を発揮しますね。
SIM、対応バンド
デュアルSIM, デュアルスタンバイに対応しており、片方のSIMスロットはMicroSDカードと共用になっています。
【キャリア対応バンドについて】
Docomo: FDD LTEの主要バンドB1に加えB3に対応しています。加えてドコモのプラチナバンド帯B19に対応していすので、都市部のみならず郊外でも快適に繋がります。
Softbank(Y!モバイル): 主要バンドB1,B3に加えてプラチナバンドB8にも対応しています。3G (W-CDMA)はB1、B8に対応していますので日本国内では快適に使えます
au: Auの使用するバンド帯には未対応です
Wi-Fiはac対応とは書かれていませんが5Ghz帯に対応しているようです。電子レンジの影響を受けることなく通信することができますね。
カメラ性能
リアカメラは13MP(ソフト補正16MP)のシングルレンズ。0.2秒の激早フォーカスとしています。
フロントカメラは8MP(ソフトウェア補正13MP)を搭載し、美顔エフェクト機能を搭載しています▼
まとめ
この価格帯(1万円台)でドコモのプラチナバンドに対応した中華スマホは初かもしれません。高性能のSIMフリー中華端末を購入しても、都会でしか使えないなら無意味ですよね。この端末は日本での需要が多そうです。
現在「Vernee M6」は、海外通販サイト「GearBest」の独占販売となっており、プレオーダーが開始されています。プレオーダーを記念して16,718円のセール価格で販売されています。
カラーはブラックとブルーの2色
公式サイトによるとTPUケースが付属しているようです▼
タカシ
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メーカーページだとb19未対応ですが、どうなんでしょうか。
>ぽちっちまった奴さん
コメントありがとうございます。
確かにメーカーのスペック表やTOMTOPなどではB19対応とは書かれていませんね。
ただし最近では対応と明記されていなくても実はB19に対応していたという端末もありました。
望みは半々だと思います。
SoCがMediaTekを積んでいるスマートホンは対応バンドをチェックできる裏技があります。
電話のダイヤル画面で「*#*#3646633#*#*」と入力すると「EngineeringMode」になります。
そこから「BandMode」をタップすると、対応しているBandが一覧表示されます。
もしポチってしまったのでしたら、宜しければ結果をお教え頂けると助かります。
こんばんわ
MediaTekのモードは前にGeminiProでみたので知っています。
M6は未だに発送されませんが、着いたらまた書きます。
SIMカードについてHP説明ではMicroSIM+nanoSIM DSDS と記載されていますが、GearBest HPやVernee M6商品説明HPではnanoSIM+nanoSIM DSDS仕様と掲載されているようです。現在希少なMicroSIM利用者にとっては重要な事がらであります。また、ドコモバンド19には未対応とのHPも見当たる様です。
製造元の諸仕様内容の変更等があったのでしょうか?不審に思料し質問させて頂きました。
https://www.gearbest.com/cell-phones/pp_1628413.html?lkid=13263738
御回答よろしくお願いいたします。
>sinmiya3911さん
コメントありがとう御座います。
対応バンドですが、発売当初GearBestでは対応とありましたが、メーカー公式サイトではB19が書かれていませんでした。
現在は訂正されてSIM1スロットはB19対応となっています。詳しくは公式サイトのProdactのスペックをご覧下さい。
http://www.vernee.cc/products/m6/
SIMカードの形式に関しましても発表当初は、Vernee製の独特の片方がMicroSIMとなっていました。
しかしNanoSIM + NanoSIMが正解のようで、公式サイト/GearBest共に訂正されていました。
記事内のスペックを訂正させて頂きました。
ちなみにOSに関してもAndroid8.1ベースのVOSとしていましたが、Android7.0ベースと訂正されています。
メーカーがスペック発表の時に他の端末のスペックをコピペして使ってしまったのかもしれません。
ご指摘ありがとうございました。
MicroSIMは不便ですよね。私はSIMカードカッターでカットして使っています。
https://rezv.net/technic/21013/