私は自宅で「家庭用フラッシュ式IPL脱毛器」を使って、自分でヒゲの脱毛に挑戦中です。
前回ヒゲの進捗状況をご報告してから、また4カ月が経過しました。1年10か月間セルフ脱毛を続けた、現在の様子を紹介します。
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IPL脱毛とは
私が挑戦しているIPL脱毛について簡単にご解説しておきます。IPL脱毛とは、毛根のメラニン色素に反応して熱を発するフラッシュ光(キセノンランプ)を照射して、毛根にダメージを与えて、毛を弱らせるタイプの脱毛方法です。
サロンなどで使用されているレーザー脱毛と基本的には同じ原理です。ちなみに、照射毛のライフサイクル(毛周期)のうち、成長期に照射した毛のみが永久的に脱毛されるといわれています。
私が使っているのは、妻が全身脱毛が終わって不要になったお古。フィリップスの「ルメア」という女性向けの全身脱毛器です。メーカー品は、光脱毛ではなく光美容器として販売されています。
ヒゲ用のIPLメンズ光脱毛器も販売されていますが、照射口が違うだけで仕組みは同じなので、ルメアを使い回してヒゲ脱毛に挑戦しています。
照射部のランプは、照射回数が数万発と寿命が決まっていますが、ヒゲの場合は1回で十数発程度です。何年かかろうとフィルター交換なしで全て脱毛できると思います。
このルメアは、買い替えたばかりで不要になったので、ほぼ新品状態で貰い受けました。
照射頻度・方法
脱毛サロンに通う場合の光脱毛の照射頻度は、最初の2ヵ月 は2週間に1度、それ以降は毛の生え変わるサイクル「毛周期」に合わせて 2~3ヶ月に 1回のペースでが一般的と言われています。メンズ脱毛サロンでの男性の顔髭脱毛の場合、1~2ヶ月に一度のサイクルが目安です。
私は1年目は3週間に1度照射していました。それ以降、月に1度のペースに変更しています。
髭の照射のやり方は、ムラなく照射する事だけを考えており、1周照射が終わった後に、違う角度から2回目を照射しています。
手持ちのルメアは、顔用フィルターが無いタイプなので、照射には少し苦労しています。
脱毛器に照射可能なランプが付くまで、角度を変えたり口を膨らませたりして頑張ってます(光脱毛器は照射口を全て塞がないと照射ができません)
一般的に「ヒゲの脱毛は痛い」と言われているように、サロンなどで使われているレーザー脱毛は痛いようです。しかし家庭用のフラッシュ式の光脱毛器は、最大レベルでもチクッとする程度で、言われているほど痛いとは感じません(毛が濃い人は痛そう..)。
サロンを見習って照射後には、凍らせていない保冷剤で全体的に冷やすようにしています。
ヒゲ脱毛のデメリット
とにかく髭剃りの煩わしさから解放されたい一心で、深く考えないで髭脱毛を始めました。数日の縦走登山でも、ヒゲを剃らないで綺麗に居られるのは最高!というだけの浅はかな理由です。
私のヒゲの毛量では、カーネルサンダースや宮崎駿のようなダンディ白髭になれるとは思えません。しかしながらシルバー世代になった時、ゴマ塩髭がワイルドに見える老人になる選択肢が無くなったのは少し複雑な気持ちです。
またヒゲを伸ばす事で、老いや顔のパーツ・形などの欠点を隠す効果もありますので、似合うタイプの人にとってはデメリットになり得ますね。
それとヒゲ脱毛を実践していて気が付いたのですが、脱毛はムラができるので、初期の頃は髭が伸びると青痣のように見えたりします。
最初の1年間は、逆にマメな髭剃りを心掛けました。
時系列の過程画像
今までの過程を簡単にご紹介しておきます。
開始前
開始前、2日間くらい放置した無精ヒゲ状態
何だかマンガに出てくる泥棒さんのようですね▼
ヒゲはあるべき所に少しずつ生えている程度で、全体的に薄めです。画像に写っているヒゲが全てで、”もみあげ”とヒゲは繋がっていません。また上を向いた時の顎の下には、髭は生えていません。
脱毛開始 7か月
IPL脱毛の照射開始から7か月が経過した頃。6日間ヒゲを剃らない伸ばしっぱなし状態▼
この頃には、密度が目に見えてまばらになってハゲた部分も出てきました。画像からも明らかに毛量が少ないのが分かると思います。
鼻の下部分が三角のミステリーサークルのように残っているのが目立ちます。
顎ヒゲに脱毛効果が抜群で、生えている面積が 10分の1、毛量は 50分の1以下まで減っていそうです。
※ 髭の生え方にムラがあるので、この頃髭を伸ばすと囲んだ部分が痣(あざ)のように青く目立って困りました
脱毛開始から1年 2か月後
1年2か月経過した時のヒゲの状態。4日間剃っていません▼この前の段階までは、唇の下部分にヒゲが写っていなかったと思います。実は毛が少ない部分だったので、初回の照射後に無理やり抜き続ければ何とかなると考えていました。毎回、照射ついでに抜いていました。
しかし結局は意味なかったようで、唇下は実質この時から脱毛スタートです。
脱毛開始から1年 半後
1年6カ月経過した時の写真です(3日間放置状態)▼
太いヒゲの本数が、日を追うごとに全体的に減っているのが実感できる期間でした。
前回から開始した口の下の脱毛が一番捗っています。4カ月間で一気に毛が少なく細くなっています
1年 10か月後(最新)
4日間ヒゲを剃らないで放置して撮影しました。
昨今のコロナ騒動で、マスク着用でも仕事ができるので無精ひげ生活が楽です。
各部位ごとに解説します。
赤破線枠:ここは密度が薄くなっており、太い毛もカナリ少なくなりました。
赤枠:遅れて脱毛を開始した唇の下ですが、太い毛は数える程しか残っていません。1つの毛穴から2本生えている所など、密集地が何か所かありましたが、綺麗に除毛が進んでいます。
緑枠:鼻の下にミステリーサークルのように残ってしまい困っている部分です。この部分の太いヒゲは 38本(±4本)。前回とほぼ変わらない結果になっています。
青枠:顎ヒゲの部分は、画像には写り難いですが、弱弱しい毛が8本残っています▼
過去の画像と比較
画像のコントラストが違うので、比較し難いですがご了承ください▼
←1年2か月/1年10カ月 →
←1年 6カ月/1年 10カ月 →
コントラストが違うので、一見前回の方が薄く見えますが、口から下の本数が大幅に少なくなりました。
1年前の画像と比較すると、脱毛できている事が実感できます▼
←7カ月/1年 10カ月 →
雑感・まとめ
ここ半年間くらいは、目に見えた進捗が感じられずに心が折れ気味です。
しかしそれでも、本数は明らかに少なくなっていますので、コツコツと続けています。
脱毛器を使って抜けた毛は、少し経つと生き返ってくるヒゲも多く、完全に脱毛成功したと思っている部分から生えてくるとガッカリします。なので、時間差で生えてくるので、実際の画像に全てが生え揃っている状態がなかなか写せません。
実際には、紹介している画像より本数があります。次回まだマスク生活なら、ハサミでトリミングしながら二週間くらい伸ばしてみようかな?
例えば下の画像は、4日間伸ばした時のアップです。4日経っても生まれていない、毛根状態のヒゲがあるのが分かると思います↓
顎ヒゲ脱毛は、ほぼ完了しました。しかし鼻の下と口ヒゲの左右の口ヒゲ脱毛が、なかなか進みません。今後は少し照射頻度を上げて、今までと違う照射角度から当てて見ようと思います。
備忘録日記としてブログに記録し続けています。またヒゲに変化がありましたら、経過報告の記事を書きたいと思います。
追記:2年目のレポート記事を公開しました
興味のある方は過去ログ記事も読んでみてください▼
タカシ
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