ホームプロジェクターメーカーのYABER より発売されている、FHDプロジェクターの「YABER V10」が手元に来ましたので、使い倒してレビューしてみます。
YABER V10 は、台形補正機能、Microsoft Office表示機能、iOS/Android端末からのキャスト機能、などを備えた多機能なホームプロジェクターです。10,000ルーメンの輝度に対応しており、最大300インチのFHD解像度画像を快適に視聴できるのが特徴です。
それでいて2万円台という抑え目な価格設定なので、実用的でコストパフォーマンスが高いプロジェクターです。
実力はどの程度か?実際に暫く遊んでみました。
ページコンテンツ
ザックリ・フラッシュレビュー
台形補正機能が優秀
デジタルズーム機能で置く位置に融通がきく
輝度が高く明るい部屋でも綺麗に映せる
OfficeドキュメントやPDFファイルをPCなしで直接映せる
多くのビデオ、オーディオ形式のファイルに対応
天井から吊して使用可能
双方向Bluetooth機能搭載
5GHz帯(ac)Wifi対応
三脚などにマウントできない
YABER V10スペック
モデル番号 | V10 |
---|---|
光源 | LED |
カラー | 16.7M Full |
GPU | MAIL-G52 |
アスペクト比 | 4:3 / 16:9 |
ディスプレイチップ | 0.47インチDMD |
推奨投影距離 | 1.8-2.7m |
最小投影距離 | 1.37m |
標準解像度 | 1920 x 1080P |
輝度 | 10000 ルーメン |
コントラスト比 | 12000:1 |
ランプタイプ | LED |
ランプ寿命 | 12,000 時間 |
デジタルズーム | 50%縮小 |
投影方式 | フロント/リアプロ/ラック/マウント |
スピーカー | 5W *1 |
ポート | ・2 * HDMIポート ・2 * USBポート ・1 * AVポート ・1 * 3.5mmオーディオ端子 |
対応動画形式 | AVI, MP4, MKV, FLV, MOV, 3GP, MPEG1 MPEG2, H.264, XVID |
対応オーディオ形式 | AAC, MP3, MP3, PCM, FLAC |
対応画像ファイル | JPG, JPEG, BMP, PNG |
重さ | 1.8kg |
開封レビュー / 同胞物
- YABER V10 Bluetoothプロジェクター*1
- 収納バック*1
- 電源ケーブル*1
- HDMIケーブル*1;
- 3-in-1 AVケーブル*1
- リモコン*1;
- 取扱説明書*1
- クリーニングキット*1 ;
取扱説明書はマルチ言語仕様。日本語でも詳しく解説されています。
筐体
筐体は艶消しブラックボディ。メーカー曰く「宇宙スタイルのプロジェクター」としていますが、なんとなく分かりますね ▼レンズの隣の目玉のような部分は、周りがエアー取り入れ口で中心にIR(赤外線リモコン)部
500mlのペットボトルと並べてみると、サイズ感がわかるかな?
重さは実測で約 2,171グラム。公称値より若干重いですが、見た目からすると拍子抜けする軽さです▼
投影用のレンズはかなり大きい口径、実測で550mm以上ありそうです▼
インターフェースは豊富です。背面から操作する事を想定してリモコン赤外線用IRは背面側にも付いています。
底面のには、脚を兼ねたフレームが配置されており、ゴム足を外すと天井から吊れるネジ穴があります。
残念な点は、1/4インチのネジ穴がありませんので、三脚などにマウントできません。
コンセントは3ピンなので、百均などで変換プラグを買う必要があります。私はアース用のピンをペンチで折ってしまう事が多いです。
短い延長ケーブルで↓こんな風にしても使えます▼
リモコン
付属のリモコンは、細身でシンプルなデザイン。
必要な電池は単四電池2本
機能レビュー
輝度・解像度
鮮やかで自然な画質で驚きました。オートフォーカス機能はありませんが、ピント合わせダイヤルで簡単に画面がピタッとフォーカスが合います。
普通に大画面テレビで視聴しているようで、プロジェクターで観ている事を忘れてしまう程です。
プロジェクター特有の輪郭がモワンとした感じは一切ありません。
レンズにエメラルドBIGLENSを使う事で、高精細で目に優しい画像を実現したとしています。
10000ルーメンの輝度まで対応しており、明るい部屋でも違和感なく視聴できました。暗部が潰れたり、明るい部分がハレーションで消えたりする事もありません。
機能
OS、インターフェース
プロジェクター本体は、独自のOSを採用。AVケーブル,VGA, HDMIなどの有線、背面のUSBポートに挿し込んだUSBメモリなどのデータを再生可能です。
動画、音楽、画像、Officeドキュメントを開く事ができます▼
日本語表記にも対応しています▼
Androidはミラキャスト機能、iOSはスクリーンミラーリング機能でミラーリングして視聴する事もできます▼
本体にはOffice SUITEがインストールされており、USBメモリに入れたOfficeドキュメントやPDFファイルを開く事ができます。PowerPointでのプレゼンがパソコン無しでできますね。
天井にEXCEL文書を映してみました(下に見えるのはエアコンです)▼
デジタルズーム機能
通常プロジェクターは、置く位置を買えて画面サイズを調整しますが、V10には「デジタルズーム」が搭載されています。
サイズをデジタル的に 50%縮小できます▼
ちなみに最大300インチまでのサイズに対応していますが、300インチで投影するには8m近く離れる必要があります。
- 50インチ:1.7 m
- 70インチ:2.1 m
- 100インチ:3.3 m
- 120インチ:3.9 m
- 150インチ:4.9 m
※ 推奨投影距離が 1.8mから2.7mとしています。
台形補正機能
台形補正(キーストーン補正)機能とは、真正面から投影せずとも、斜めから投影した台形を長方形に補正してくれる機能です。
この機能により、v10を好きな場所に置いて投影する事ができるようになります。部屋の真ん中に邪魔になる設置をせずとも、片隅に常設しておけるので結構便利な機能です。
斜め下からの投影で台形に投影してみます▼
台形補正機能をで調整すると、正面から投影したように補正されます▼
また横方向だけではなく、縦方向にも台形補正が可能です。また天井に逆さまに設置しても正常に投影されるような設定も可能なので、置き場所を選びません。
まとめ・価格・販売サイト
YABER V10プロジェクターを使ってみた感想は、輝度が高く画質もソコソコ綺麗。この価格帯のモデルとしては、合格点を大きく超えていると思います。
10万を超えるハイエンドモデルとの違いは、オートフォーカス、オート台形補正機能、ステレオスピーカー、輝度、4K画質、HDR対応などでしょう。
もちろん画質や鮮明度に関しては比べるまでもありませんので、大型テレビの代わりにプロジェクターを設置したい方は、明るいリビングでも耐えられるハイエンドモデルをお勧めします。
しかしながら、V10はホームシアターやプレゼン機としては画質・機能は十分備えています。台形補正機能などが手動になるだけで、必要機能は備えているので大きな不便は感じません。音がモノラルスピーカーですが、ステレオジャックやBluetoothスピーカーに出力もできるので特に問題はありませんね。
コロナで自宅遊び、入門機としてはオススメできるプロジェクターです。
販売サイト
YABER V10プロジェクターはAmazonの公式ショップで取り扱っております。
メーカーさんの方からクーポンコード頂いております。
クーポンコード : yaberV103
割引額 : 2000円
期 限 : ~3月31日まで
Amazonのクーポンと併用可能なので、両方を適用すると2万円強で購入が可能です。
タカシ
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