探しものトラッカーの「Tile Mate(タイル メイト)」という、わくわくするようなガジェットを買いました。
Tileは、財布やカギなどにつけて置き、失くした時にスマホからアイテムを探す事が可能な「紛失物タグ」と呼ばれる製品です。スマホとBluetooth接続しておけば、アプリを使って Tile の位置を調べる事ができます。また 探している Tile から音楽を流す事ができるので、音を頼りに失くしたアイテムを探す事ができます。
Tile のボタンを2回押す事で、逆にスマートホン側を鳴らして探す機能も付いています。
Tile にはGPSは内蔵されていませんが、他の Tile ユーザーと接続する事で、自分のスマートホンと離れた場所にある Tileでも探せる クラウドトラッキング機能も付いています。接続したスマートホンの位置情報を使って、探し物をマップ上に表示する事も可能です。
クラウドトラッキング機能を使って、 色々と試してみました
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Tileの使い道
「探し物トラッカー」は、以前から気にはなっていたのですが、「MAMORIO(マモリオ)」と「Tile」 の2種類があってどちらを買うか迷っていました。
そんな時、面白い事件を目にした事がきっかけで Tile の方を使ってみる事にしました。
その事件とは、盗まれた自転車にTileを付けていた人が、Tile のトラッカー機能で位置を突き止めて無事取り戻すまでのスリリングな ツイート▼
俺のチャリ盗んでディズニー行こうとすな。 pic.twitter.com/kvJsztjIVC
— かとこー(加藤江) (@kato0718ko) November 25, 2020
Tileを手掛かりにようやく発見!おめでとうございます▼
見つかったあああああああああ!!!! pic.twitter.com/p6vc4vMiRW
— かとこー(加藤江) (@kato0718ko) November 25, 2020
私は、財布に1つ入れておこうと考えています。また登山の時、テントを張ったままアタックザック(小さなお出かけ用リュック)で登頂すると、その隙を狙ってテントごと盗まれるという盗難事件が頻発しているようです。
テントは南京錠でロックして出掛けるのですが、カッターで切られたら簡単に入られてしまいます。
そこで、盗まれそうな物に Tile を仕込んでおけば、盗難にあった時に取り戻せるかも?と「お守り」的な期待を込めての購入です。
音で探す事ができるので、良く無くすテレビのリモコンにも付けようと考えていましたが、紛失対策に学習リモコンを常備したので不要となりました。
Tile Mate 2020モデル開封
購入したのは、Bluetoothの接続範囲が拡大した新モデル(2018年 同モデル比 1.3倍、2017年 同モデル比 2倍)
- 製品名:Tile Mate(電池交換版)
- 型番:RE-19001-AP
- 接続範囲:最大約 60m
※ 型番EC-13001-APは旧モデルです。Amazonでは同じページ内で販売されているので、注意して下さい。
※ 2020年にファミリーマートで、880円でTile Mateが販売されていました。あちらは電池交換不可モデルで、通信範囲30mのお試し版(旧品)です。
セット内容は Tile Mate と取り説だけ▼
取扱説明書はぺろーんと紙が1枚あるだけ。後の説明はアプリで!という事のようです▼
アマゾンのレビューを読むと、新モデルと偽って旧モデルを送ってくる業者もいるようです。
Tile Mate のケースにはモデル:T9001とありました。
ニューモデルは型番 RE-19001-AP 、9001が合っているので本物のようです(Amazon.co.jpが販売元のを買いましたし)
通信範囲が 200 ft | 60 mとあるので新型確定です。旧モデルとの見分け方は簡単ですね。▼
筐体
白にシルバーのロゴが入っており、ロゴ部分がボタンになっています。また左上にはキーホルダーなどに通せる穴が開いています▼
Tile Mate(電池交換版)なので、電池の寿命が来ても買い替える必要が無く、ボタン電池(CR1632)の交換が可能です▼
実寸で約 縦35 x 横35 x 厚さ6.4ミリ▼
重さは約7.3グラム▼
Appple Wateh / Alexa/ OK Google対応
Apple Watchにも対応していました▼
Amazonのスマートスピーカー「Alexa(アレクサ)」にも対応とありました。
Alexaスキルを有効にして、tile にログインするだけで使えます▼
「アレクサ、タイルで・・・」と話しかける事がトリガーになります。試しに「アレクサ、タイルで財布を探して」と話しかけてみました▼
OK Googleにも対応していますので、Googleのスマートスピーカー HOME や NEST などでも音声で探す事ができます。
紛失物実験
tileは、自分のスマートホンの通信範囲外であっても、他のTileユーザーの通信圏内に入った時、タグの持ち主に通知する「Tileコミュニティ」というクラウドトラッキング機能が搭載されています。
車と徒歩との移動で、クラウドトラッキング機能を検証実験してみました。
車
義弟が車で出かけるというので、tile を一緒に乗せていってもらいました。
落とし物としてマークして「見つかったら通知」をオンにして待ちました。
しかしながら、都内(目白付近)から所沢まで往復しても全く反応なし▼
結局は手元に帰ってきて、私のスマートホンと接続するまで反応なし。
「あなたの失くしたアイテム 車 が見つかりました」と通知され、同時にメールも届きました▼
郊外に向けて車で走っても Tile ユーザーと繋がらなかったようです。
街中
次に奥さんが池袋に出かけるというので、tileをカバンに入れてもらいました。
すると「やりました!あなたの Tile が見つかりました!」と通知が届きました。
繁華街はオーナーが多いのでしょう。3回通知が来ました▼
その後、息子が空いている下り電車で出かける用事があるというので、持って出掛けてもらいましたが、丸一日反応なし。
「Tileコミュニティ」機能は意外とシビアな結果でした。やはり人が多い駅周辺に行かないと、Tileオーナーとの接触は難しいようです。
通信範囲をテストしてみました。家に Tile を置いて出かけでみると、20m程度まで接続し続けていました。障害物が無い状態で60mなんでしょうね。
Tile 価格・まとめ
今回、MAMORIO では無くtileを選んだのは、音を鳴らす機能が有るという点を重視しました。
家の中で失くしても、音で知らせてくれますし、良く置き忘れるiPhoneも「ヘイ SIRI!」と叫ばずに探せます。
また盗まれた時、アイテムの近くまで行ければ、スマートホンの範囲内に入った事が通知されます。そこで音を鳴らせば、犯人のカバンの中から音が聞こえるので、決定的な証拠になると考えました。
tileはメロディーの変更もできますので、シラを切られても目の前で証拠を突き付けられます▼
探し物タグとしての機能は、MAMORIO の方が上かな?と思います。MAMORIO は、公共交通機関(鉄道/バス)やショッピングセンターなどと提携し「 MAMORIO Spot.(スポット)」が設置されています。
一方 Tile の方は、タクシー会社(JapanTaxi)と提携しており、全国 2万台のタクシーの車載タブレットに Tile が導入されています。しかし車の入れる範囲は限定的ですし、結局はユーザー間の「 Tile コミュニティ」に依存する事になります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)と提携して、配達員のアプリに内蔵すれば、どこでも見つかるようになりそうですね。
MAMORIO には、アイテムと離れた時に教えてくれる「置き忘れ通知」機能もあります(tileは有料オプション)
近いうちに MAMORIO も使ってみたいですね。
Tile保護ケースのレビュー
Tile Mateの価格
新モデルのTile Mate (2020) RE-19001-APの実売価格は、約 2,400円から2,900円の間。旧モデル(EC-13001-AP)は 1,880円くらいから販売されています。
タカシ
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