中国メーカーOPPO傘下のスマートフォンメーカーOnePlus（ワンプラス）より、新Androidスマートフォン「Oneplus 8T」が発表されました。

Oneplus 8Tは、8シリーズの新モデル。Oneplus 8のマイナーアップデート版となります。

Oneplus 8T スペック

筐体レビュー

ディスプレイはパンチホール型のノッチを採用しています。
画面サイズは、6.55インチ、解像度2,400×1,080の2Kスクリーン

有機EL液晶（AMOLED）を採用しており、リフレッシュレートは前モデルの90Hzから120Hzへと進化しました。HDR10+規格に準拠する、高ダイナミックレンジの再生に対応しています。

8,192レベルの自動明るさ調整で、より自然にフレームが表現できます

指紋認証はインディスプレイ（画面内）に配置され、顔認証システムも搭載しています

カラーバリエーションは、グリーン系とシルバー系の2色展開。8 Proが初めてIP68等級の防水・防塵規格に対応しました。しかしながら8Tは防水非対応となっています。

バッテリー容量は、 4,500mAh。USB-Cを使った有線充電は Warp Charge65の急速充電に対応しており、15分で58％の充電が可能で1日分のバッテリーの充電が可能です。PD充電は45Wまで対応。
ワイヤレス充電は、旧モデルの8と同様に非対応です。8 Proは対応していましたので、8T Proは搭載されると思います。

内部スペック

プロセッサー/メモリー

プロセッサーは、前モデルと同じクアルコムのハイエンド向けチップセット「Snapdragon 865」を搭載しています。
QSD865は、旧世代モデルのSnapdragon 855と比べCPUで25％、GPUで25％の性能が向上しています。AnTuTuスコア(v8)は約 56万ポイント。

メモリ/ストレージの組み合わせは、（RAM / ROM ）8 GB + 128 GB /12 GB + 256 GBの2種類の構成のモデルが用意されています。
8 Proのメモリは新世代LPDDR5規格を採用しており旧世代と比べて29％高速化されていますが、8Tは旧モデルと同じLPDDR4Xとなっています。ストレージはUFS 3.1規格を採用しています。

またOneplusシリーズ独自の「Fnatic Mode」も健在です。 Fnatic Modeは、端末内の全てのリソースをゲームだけに集中する事で、3Dグラフィックがグリグリの重いゲームであっても、より快適に遊べるようになるOnePlus独自のモードです。

スピーカー

ドルビーアトモスサウンドをサポートしており、3Dサウンドを楽しめるデュアルステレオスピーカーを搭載

バイブレーション機能

バイブレーション機能のhaptics 2.0技術を強化する事で、ゲームでのプレイ時に物理的なボタンを押しているような感覚を得る事ができます

クーリングシステム

多層構造の冷却システムで、プロセッサーに負荷が掛かるゲームでのプレイも強力に冷やします

カメラ

インカメラは、ディスプレイ内のパンチホール内に格納されており、ともにSonyのIMX471を搭載した1,600万画素のセルフィレンズを採用しており、ポートレートモードで背景をボカシた美しい写真撮影が可能としています。

リアカメラ構成は、メインカメラにSony IMX586を採用した4,800万画素(f/1.75)しており、サブカメラには1,600万画素(f/2.2)：123°超広角レンズと500万画素(f/2.4)のマクロレンズ、200万画素のモノクロレンズののクアッド構成となっています。
旧モデルの3眼でしたが、4眼カメラになり広角レンズも1116°➡123°へと進化しています。カメラの位置に関しても、旧モデルでは背面中央に一列に配置されていたものが、iPhoneのタピオカカメラ風の右上の四角い台座に変更となりました。
OnePlus 8 / 8 Pro のカメラデザインは、古臭かったのでスタイリッシュに生まれ変わった感がありますね。

旧モデルのカメラ▼

123度の超広角撮影は壮観です

ちなみに動画録画は、4K video at 30/60 fpsまで対応しています

対応バンド

SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です（DSDV）
また5G(Sub-6)対応の機種となります。

ドコモ：４G帯（LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンド(B3)に対応しています。 さらに高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンド(B19)にも対応しています。しかしながら僻地や山間部で若干電波を掴みやすい３G帯のプラスエリア（3G WCDMA-Babd6)には未対応となります。
5G帯に対しては、Sub6のn77 / n78に対応していますが、ミリ波（n257）非対応です。一応ドコモ端末で5Gバンド回線は使えます。

SoftBank（Y!モバイル）：LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8の全てに対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
5G帯に対しては、Sub6のn77に対応しています。ミリ波（n257）は非対応です。

AU：LTEバンドB1とプラチナバンドB26(18を内包)に対応しており、 VoLTE SIMが利用可能となっています。通話に3G帯 BC0（CDMA2000） を使用する非VoLTE SIMでも利用可能となっています。しかしながらauのSIMは、端末による相性がありますので、実際に動作確認が取れるまでは要注意です。
5G帯に対しては、Sub6のn77/n78対応しています。ミリ波（n257）は非対応です。

OnePlus 8T まとめ、価格

OnePlus 8Tの価格は、8+128GBモデルが649ドル（約 6万 7000円）, 12+256GBモデルが749ドル（約 7万 8400円）

価格が、旧モデルから約50ドル近く安くなっており、色々な仕様がアップグレードされています。安くて高スペックという事で、ファンを集めていた OnePlus端末ですが、7以降はXiaomi端末などと比べ、割安感が感じられず人気に影が差していました。
初の値下げで巻き返しとなるか注目ですね。

OnePlus 8T は、海外ECサイト「Banggood」「Etoren」ではプリセールが開始されています。

ECサイト/割引クーポン

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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