息子がカナダに10日間ホームステイするので、カナダのSIMを用意する事になりました。
しかしながらSIMを用意したとしても、下の息子は機械音痴。バンクーバー空港でSIMカードを挿し替えて、APNを変更する事なんかできそうにありません。
また出発前にSIMをアクティベートしておいても、何かの手違いで開通していなかったらトラブル対応も出来そうにありません。
そこで、日本で開通テストができるアクティベート不要なカナダSIMをAmazonで購入して設定して持たせましたので、レポートしてみたいと思います。
結果としては、何のトラブルもなく使えました。カナダ旅行や留学、ホームステイで必要な方も多いと思いますので、使用方法と注意点、感想を載せておきます。
3HK(Three Hatchson)3香港
購入したSIMは「カナダ SIM カード 4G LTE 高速 定額 データ 通信 アクティベーション不要 (1.5GB/15日(データのみ、北米))」という¥2,980のシム。
電話番号は無いタイプです。
APNの設定方法など詳しい日本語の取扱説明書が付属しています。
APNから調べてみると3 Hong Kongという、CKHutchisonの子会社であるHutchisonTelecommunications Hong Kong Holdingsが香港で運営する通信およびインターネットサービスプロバイダーのSIMでした。
APN設定で問題!周波数に注意
ここで問題発生!
息子のスマートホンは、このSIMの周波数に対応していません。北米の基本周波数 FDD Band 2(1900) / 4(1700) / 12(700) / 17(700)とあります。iPhoneなら大丈夫なのですが、息子のAndroid端末は対応していませんでした。
そこでモバイルルーターにSIMを挿してを持たせようと考えたのですが、楽天モバイル の「Rakuten WiFi Pocket 2CPocket」など、手元にある日本向けルーターはどれも非対応。
倉庫を漁っていると「Glocal Me U2s」を発見!U2sはグローバルを想定したモバイルルーターなので、これなら北米の基本周波数全てに対応しています。
息子のホームステイは10日間。出発の前日に日本で開通して持たせることにしました。
ルーターの電源を入れ、Wifiでルーターに接続します。ブラウザで192.168.43.1に接続して設定します。
ユーザー名、パスワードはどちらも「admin」
SIMカード管理からAPNを追加して「mobile.lte.three.com.hk」を入力。ユーザー名とパスワードは未入力でOK
少し待つとネットに接続できました。
念のため確認くんでIPアドレスを確認すると124.217.188.42となっています。
これで現地でモバイルルーターの電源を入れるだけ使えます。
カナダSIMの感想
バンクーバー空港に到着と同時に「接続できた」とLINEメッセージが届きました。SIMのレビュー記事を書きたいので「モバイルルーターと街並みの写真を撮影してきて」とお願いしたのですが、真意が伝わっていなかったようです。床に置いたルーターの写真しか撮影してませんでした💦 カナダで使ってる証明にならん..
このSIMは 1.5GBと容量が少ないので、アプリのアップデートなどはホストファミリーの家のWifi で行ったようです。
また毎日通学とホストファミリーとの外出ばかりだったので、容量を使うシーンが少なく問題ありませんでした。
ただし、モバイルルーターの電源を入れてから、ネットにつながるまでに3分近く掛かる事もあったようです。「電源入れた後のタイムラグ以外は快適に使えた」との事でした。
実は4年前にもカナダで使った実績のあるSIMです。当時はiPhoneに挿しただけで使えたので何も問題なかったのですが、今回は息子がモバイルルーターで使うのでヒヤヒヤでした。
アクティベート不要で日本開通テストができるので、短期の旅行や出張、お子さんのホームステイ、修学旅行に最適だと思います。
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