スマートホン、タブレットメーカーBlackviewから発売されているスマートウォッチ「Blackview X20」の実機が手元に来ました。
Blackview X20は、エントリーモデルにも関わらず有機ELディスプレイを採用し、マイクとスピーカーを内蔵しておりBluetooth通話する事が可能なスマートウォッチです。またスマートウォッチに必須の機能である、健康管理トラッキング機能(心拍数、睡眠モニター、ストレス管理)は24時間のヘルスモニターが可能です。
ページコンテンツ
Blackview X20スペック
プロセッサー | ATS3085L |
---|---|
ディスプレイ | 1.43インチ 466 x 466 AMOLED |
RAM | 非公開 |
ストレージ | 128MB |
ウォータープルーフ | 10 M (生活防水) |
センサー | 非公開 |
スピーカー | あり |
Bluetooth | 5.3 |
バイブレーター | あり |
バッテリー容量 | 380mAh |
充電時間 | 約 3時間 |
電池容量 | 通常の使用:約 5 日間 低電力モード:約 20日間 |
ボタン | 2つ |
GPS | なし |
サイズ | Φ45.5*10.9mm |
重さ | 50g |
対応スマホ | Android/iOS |
価格 | $99.99 |
開封レビュー
【セット内容】
- Blackview X20本体
- TPUバンド
- マジックテープ布バンド
- 充電ケーブル
- ユーザーガイド
※ ユーザーガイドは日本語表記はありませんでしたが、QRコードを使って専用アプリをダウンロードすれば日本語なので問題ありません。
ザックリしたフラッシュレビュー
省エネモードで20日間使用可能
日本語対応の通知機能
心拍数を計測可能
必要十分なアクティビティトラッカー機能
直感的でわかりやすいインタフェイス
ウォッチフェイスが豊富
睡眠モニタリング機能搭載
スマートフォンの音楽操作が可能
スマートフォンの遠隔シャッター対応
画面操作のレスポンスが高い
スピーカー内蔵で通話ができる
Google Fitと連携可
Appple ヘルスケアと連携可
防水性能が生活防水(ウォータープルーフ)
端末レビュー
画面は1.43インチ(466 x 466)の有機ELディスプレイ。画面が大きく視認性は合格です▼
フレームなどはメタル素材で形成されており質感は良いです。低価格なエントリーモデルですが、プラスチッキーなチープさはありません。
常時表示で暗い画面でアナログ時計が表示され続けます。腕に装着している時のみで、外すと画面は消灯します▼
カラーバリエーションはブラック、シルバー、ゴールドの3色展開。
ストラップ素材は一般的なスマートウォッチのバンドに使われるTPU素材。バンド幅は22mmで、一般的な腕時計方式の留め具を採用。バンドが長くホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です。
マジックテープ式の布バンドも付属しています▼
裏側には身体測定機能用センサーが配置されています▼
バンドを含めた重さは、実測で約 50グラム▼
専用の充電形式は、マグネットでピタッと貼りつきます▼
ボタンは右側に2つ。ランチャー呼び出しや決定用ボタンと戻るボタンです▼
装着感
サイズ的には普通のアナログ時計と言われても分からない程度。私は男性としても腕が細い方ですが、サイズで悪目立ちしません。
もちろん腕を上げて画面をオン機能も搭載。腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります▼
初期設定・スマートフォンにアプリをインストール
Iowofit Lite
開発: Shenzhen Yanlai Technology Co., Ltd. 評価 無料 |
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専用アプリをインストールすることで、スマートフォンからの操作・設定・管理が可能です。このアプリを使う事で、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更したり、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
デバイスの追加方法
アプリとスマートウォッチの連動は簡単。アプリを起動したら「プロフィール」から身長体重などを入力し端末を追加するだけ。
ウォッチのフェイスもタップするだけで変更できます▼
機能と使い方説明
シンプルですが多機能なスマートウォッチです。項目について一通り解説しておきます。
画面切替
フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式となっています。使った事ある方は迷わず使えると思います。
横スクロールで各種ヘルスデータ機能呼び出しです。
睡眠ロガー機能は、自動的に睡眠時間を計測。レム/ノンレム睡眠など、質も計測してくれます。
精度をチェックしてみましたが、Apple Watchでお馴染みのAutoSleepと比較して誤差 4分しかありません。
深い睡眠(レム睡眠)も誤差5分程度と優秀でした。
心拍数は、画面左右で呼び出し、画面を1回タップすると計測が開始されます。
- 上スワイプ:コントロールセンター表示
- 左スワイプ:天気・心拍系・カメラ制御・アクティビティ・音楽リモコン・給水アプリ
- 右スワイプ:アプリランチャー
- 下スワイプ:通知センターを表示
コントロールセンター・設定画面
コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼
- サイレントモード
- QR表示
- 排水機能
- 設定表示
通話機能
Blackview X20にはマイクが内蔵されており、スマートウォッチで通話をする事が可能となっています。
携帯の電話回線は発信・着信のどちらも可能ですが、LINE通話は着信のみとなります。
設定項目
設定画面から設定できる項目
- 陳列:画面輝度、字盤とテーマ変更、スリープ時間設定、メニュー表示方法変更
- 音と振動:バイブの強さとパターン
- シアターモード
- 通知
- 省電力モードオン/オフ
- 通話:オンオフ
- 常時表示設定:ア常時表示のオンオフ、画面パターンの設定
- 言語:腕を上げて画面をアンロック
- システム:再起動・設定のリセット
通知センター設定
X20には、スマートホンに届いた電話やLINEアプリなどの通知を転送する機能が実装されています。
専用アプリを起動し「通知」タブから通知を受け取りたいアプリを選択可能です
LINEなどのメッセージは日本語で表示されます。トーク内容の確認のみで返信はできません。
X20の日本語フォントは自然で読みやすいです。海外のスマートウォッチは、日本語のフォントが明朝体だったり不自然な事が多いですよね。
エクササイズ機能
エクササイズ機能は、ウオーキングやランニング、サイクリングなど、様々な100種類のエクササイズに対応しています▼
※スマートウォッチのみでウォーキング、ジョギングに出かけても消費カロリーと歩数のみの計測となり、コースの記録はできません。GSPトラッキング機能を使いたい場合、スマートホンも一緒に持ち歩く必要があります。
各種測定・便利機能
計測した身体データ・エクササイズ記録は専用アプリで確認できます。ただし、汎用アプリを使っているので、血中酸素濃度の項目もありますが当ウォッチには搭載しません。
スマートホンで再生中の音楽を遠隔操作する事も可能です。こちらの機能は限定的で、再生・ストップ・前・後ろの曲へスキップのみで、曲名は表示され、ボリューム調整もできます。手元で操作できるのはとても便利です
まとめ・価格・販売サイト
ご紹介したBlackview X20は、有機EL画面にマイク、スピーカー内蔵など低価格スマートウォッチとは思えない機能が実装されています。
また質感も良く日本語フォントも自然でチープさは一切感じません。
身体測定機能が睡眠と心拍数のみで、血中酸素濃度などの計測機能はありません。また防水レベルがウォータープルーフのみとなりますが、雨の中のジョギング程度は問題なく使えました。
コストカットしているが、必要機能と素材感を大切にした良いスマートウォッチに仕上がっていると思います。
Blackview X20、アリエク(Aliexpress)の公式ショップで購入可能です。6月1日 16時より7日まで、発売を記念したワールドプレミアセール価格で購入できます。セール価格は $40.99➡ $19.99と大幅安です。
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