中国のタブレットメーカーAvidPad(アビドパッド)より発売された、タブレット端末『 AvidPad S30』が手元にやってきました。使用感を共有してみたいと思います。
AvidPad S30は、8.68インチのコンパクトサイズのタブレット端末。デュアルステレオスピーカー、Widevine L1に対応しているのでPrimeビデオなどの動画配信サービスを高画質で楽しむ事ができます。小型・軽量なので、片手持ちでコミック読書や動画鑑賞などに最適なサイズ感のタブレットです。
またメーカーの方からクーポンが発行されています。通常価格20,990円のところ、限定で14,949円で購入することができます。
ページコンテンツ
レビュー・フラッシュ
Widevine L1対応で高精細画面で動画サービスが楽しめる
厚さ8 mmの超薄型設計
325グラムの軽量設計
16 GBまで設定からメモリ拡張が可能
2基のスピーカーで臨場感ある音響システム
SIMを挿してネットワーク接続が可能
VoLTE対応のデュアルSIM
3.5mmステレオジャック搭載で優先イヤホン使用可能
急速18WのPD充電対応
スピーカー2つが横持ち非対応
NetflixでWidevine L3レベルどまり
AvidPad S30スペック
OS | Android 14 |
---|---|
SoC | UNISOC Tiger T606 オクタコアプロセッサー |
メモリ | 6GB 最大 10 GBの仮想メモリ拡張 |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | 1TB |
ディスプレイ | 8.68インチ 解像度 1340 x 800、IPSパネル、輝度 330 nits |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi | 802.11ac |
対応バンド | FDD: B1/B3/B5/B8/B18/B19/B26/B28 TDD: B40/B41 |
衛星位置システム | A-GPS |
センサー | 重力センサー、光センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス |
カメラ | リア 2000万画素 フロント 800万画素 |
バッテリー | 5,500mAh 18W PD充電対応 |
サイズ | 高さ:213 mm 幅:125 mm 厚さ:8mm |
重さ | 325 グラム |
開封の儀
【セット内容】
AvidPad S30本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、SIM取り出しピン、取り扱い説明書
※ 取り扱い説明書は日本語で書かれています
充電は5V/2Aですが18ワットのPD充電に対応しています。付属のUSBアダプタは 5V/ 2A の通常の充電器でした。
筐体
ディスプレイは 8.68インチ(1340 x 800)。WXGA(1280 x 800)より少し大きいサイズです。アスペクト比16:10のIPSディスプレイの小型タブレットです。
IPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います
ベゼル幅は上下左右の全てが実測で 約11ミリ
インカメラは画面を縦向きで使用した時に上側中央に来るように配置されています。
筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています。本体カラーはブルーメタリックの1色のみです▼
端末の厚みが非常に薄く実測で8.5 mmしかありません。
リアカメラは2000万画素カメラ1眼構成。下にフラッシュライトが配置されています
画面縦持ち状態の右上には、電源ボタン、ボリュームボタン、リセット穴が配置されています。
右側にはSIMカードスロットは2枚挿しが可能で、スロット2の方はMicroSDカードと排他利用する形式です
端末上側にはUSB-Cポートとステレオジャックもここにあります▼
縦持ち時の下側にスピーカーが2基配置されています。
内部レビュー
バンドルアプリは、Google系の基本アプリだけのピュアAndroidです。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v10.2.5)を使って処理能力をテストしてみます
総合スコア: 234918ポイント
CPU:79992ポイント
GPU:23306 ポイント
搭載するプロセッサーは、UNISOC Tiger T606オクタコアプロセッサーを採用 。RAMは6GB(LPDDR4X)搭載し、最大10GBの仮想メモリ拡張が可能で、合計で最大16GBのRAMを使用できます。
内部ストレージ128GBを搭載、1TBまでの外部ストレージにも対応しています。
軽いゲームで遊べる程度の処理性能です。通常使いやブラウジング、動画視聴、LINEなどの通常のアプリでモタつくような事はありません。
widevine 対応について
AvidPad S30 はWidevineがL1のセキュリティレベルに対応しています。
ちなみにWidevineがL1対応とは、Amazon PrimeビデオではFHD画質での再生をする場合、L1のセキュリティレベルに対応している必要があります。Netflixの場合、L3でSD画質、L1でHD画質での視聴が可能となります。
Disney Plus、Amazon Primeビデオを見てみましたが、快適に視聴ができました▼
実際に視聴してみましたが、スマホを少し大きくしたレベルの端末なので気になりませんでした。
カメラ
AvidPad S30のカメラは、フロント8MP・リア20MPのそれぞれ1眼カメラを搭載しています。
動画はリアカメラ フロントカメラともに1080p(30fps),となっており、Anti Stabilization(手振れ補正機能)はありません。
撮影モードなどは用意されておらず、シンプルに動画・写真撮影のみ。機能はセルフタイマー、フラッシュ切替、グリッド表示、HDR撮影のみです。
イン・アウトともにタブレットとしては盛った彩度ではありません。インカメラは、チャットやビデオ通話、ネット会議する程度には丁度良い画質だと思います。暗所撮影は綺麗に写ります。また晴れの日の木陰のような明暗のハッキリした場面でも、暗部が潰れてしまう事がなくバランスの取れた画像に仕上がります。
実際の画像です。少し白っぽく写ります。
WEB閲覧・メディア視聴
動画鑑賞
スピーカーは2基搭載しています。縦置き時の下側に2基がまとめて配置されています。そのため横向で鑑賞すると左右の片側からのみ音が入ってきます。
スピーカーの音質はチャカつくことなく、ソコソコ鑑賞に堪え得られるレベルの音質です。音を大きくしても割れる事もありません。
動画を視聴してみましたが、自然に動画を楽しむ事ができました。
5,500mAhのポリマーリチウムバッテリーを搭載しており、長時間の動画視聴・ゲームプレイが可能。18WのPD充電に対応しています。
映画なら2・3本観れそうです。
画面サイズについて
Chromeブラウジングは、タブレットというより巨大なスマホで観ている感じで情報量の多いページでも疲れません。
ブックリーダー、コミックリーダーとして凄く使いやすいサイズです。
GPS・衛星位置情報システム
衛星位置情報システムはA-GPSのみに対応しています。不安でしたがGoogleマップを開いてチェックしてみても意外と、GPSの掴みも悪くありませんでした。位置情報も正確です。
価格・まとめ
AvidPad S30は、8インチの小型タブレットなので、メディア端末・ブックリーダーとして手持ちでも疲れません。
8.3インチのiPad mini派の方が多いのも解せます。
低価格ですが、処理性能ある程度のCPUを載せているのでモタつきません。
画面サイズ、重さ、価格、処理性能、ストレージ全てにおいてソコソコで丁度良いタブレットだと思います。
価格は20,990円と比較的手ごろな価格。メーカーさんの方から割引クーポンが発行されています。
Amazon販売ページ内クーポン(5,000円引き)と併用可能です。
通常価格:20,990円
5%オフ・クーポンコード: KOZ6TD9W
割引後の価格:14,949円(ページ内クーポンと併用時)
「注文を確認」で最終価格が割引になっている事を確認してください。
アクセサリ類も用意されています。
ケースは近日入荷予定との事でした:カバー型ケース・手帳型ケース
タカシ
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この商品すごく気になっています、質問ですが、今使用している機種がWi-FiテザリングができずBluetoothテザリングしかできません、この機種は親機としてWi-Fiテザリングは可能でしょうか
教えていただければ幸いです。
>裕君パパさん
端末が既に手元にないので検証できませんが、同社の他のモデルではデザリングできました。
USB、Bluetooth、イサーネットの3種類から選べたと思います
ご教示いただきありがとうございました。