オーディオ機器ブランド「1MORE(ワンモア)」の完全ワイヤレスイヤホン 『SleepBuds Z30(スリープバズ ゼット30)』が手元に来ましたのでご紹介します。
SleepBuds Z30は、「マツコの知らない世界」で寝落ち・寝転びながら使える睡眠用 “寝ホン” として紹介されて話題になった『 ComfoBudsZ』の後継機種です。
寝転びながら使っても邪魔にならないように、ギリギリまで小型化しており、優しい音のチューニングで睡眠導入音楽を聴くのに特化したイヤホンとなっています。
スペック
型番 | EH608 |
---|---|
イヤホンタイプ | カナル型 |
チップセット | ー |
Bluetootthプロファイル | A2DP / AVRCP |
対応コーデック | AAC / SBC |
再生周波数帯域 | 20Hz – 40KHz |
音楽再生時間 | 音楽モード:約 6 時間 落ち着くモード:約 8時間 |
充電時間 | イヤホン充電時間: 85 mins ケース充電時間: 80 mins |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
防水等級 | – |
ドライバーユニット | – |
インビーダンス | 22 Ω |
ノイズキャンセリング | パッシブノイズキャンセリング (24dB) |
通話マイク | なし |
バッテリー容量 |
イヤホン(片側)電池容量: 35 mAh ケース電池容量: 410 mAh |
サイズ | イヤホンサイズ: 24 × 9.2 × 14.2 mm ケースサイズ: 60 × 30 × 38.5 mm |
重さ | イヤホン(片側)重量: 2.7 g ケース重量: 34 g |
開封の儀
【パッケージ内容】
- SleepBuds Z30イヤホン x 1ペア
- 収納充電ケース x 1
- イヤーピース 4種類
- USB-C充電ケーブル x 1
- 収納用巾着
- 取扱説明書などの紙類
取扱説明書は今主流のマルチ言語形式。日本語でも詳しく解説されています▼
製品レビュー
イヤホン本体
SleepBuds Z30は、イヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立した Bluetooth 接続のカナル型のTWSです。
イヤホン本体は、いわゆる「お団子」タイプ。楕円形で小さくて豆のように見えます▼
ハウジング部は、艶消しホワイトで1MOREのロゴが薄っすらと見えます▼
本当に「そら豆」のような形とサイズ感です
イヤーピースは円形で耳の穴にフィットします▼
イヤーピースは、 XS / S / M / L の 4 種類のサイズが用意されています▼
重さは実測で片側 約 2.7グラムの超軽量!一般的なTWSと比べると約半分の重さです▼
チャージケース
充電ケースは小型で、ケースに入った目薬くらいのサイズ。ポケットに入れても嵩張りません▼
ケースのサイズは、実測で 幅60.3 x 高さ 38.6x 厚さ30ミリ▼
いつものようにリップクリームと並べてみます。サイズ感が伝わるかな▼
ケースの裏は滑り止めゴム加工が施されています。技適マークはココについています▼
イヤホンを格納したケースの重さは約 40グラム▼
充電ポートはUSB-C。ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。
緑点灯:100-70% / オレンジ点灯:69-30% / 赤点灯:29%以下
1回の充電で「音楽モード」約 6時間、「リラックスモード」で8時間。ケースに戻しての充電を含めると最大32時間。
前モデルのComfoBudsZと比べて倍以上のバッテリーの持ちに進化しました。
装着したまま寝落ちする事などを考えると、使う前に毎日充電が必要かもしれません。
使い方
ケースを開けてイヤホンを取り出すと、接続済みのデバイスとペアリングされます。初回はペアリングモードで起動します。
後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼
操作・装着感
操作性について
充電ケースからイヤホンを取り出すと電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。
ペアリングが完了するとパコーンとイヤホンから音が聴こえます。私のタイミングだと耳に入れた時に、ペアリングの完了音か聞こえるタイミングでした。
またケースに戻すと自動的に充電が開始され、ペアリングが解除されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。
装着感
私が使ったイヤホンの中では最小・最軽量のTWSです。寝る時に装着して入眠音を聞きながら眠ってみました。横向に寝て耳を枕に押し付けても、圧迫感がなく痛みはありませんでした。
補聴器並みのサイズなので「耳の穴から抜けなくなるのでは?」と不安になるくらい小さいです。
イヤホンを装着していると言うより、耳の中に白い豆が入り込んでいるように見えます▼
斜め正面から見た様子。街で装着していたら小さくて2度見されるレベル▼
正面から見ると、人によっては全く見えないんじゃないかな?▼
音質
バランスド・アーマチュアドライバ(BA)型のドライバを採用しています。
BA型はもともと補聴器に使われていたドライバーで、イヤホンの小型化にも向いています。振動板に連結した金属片を振動させる方式で、応答性が良く微細な音の再現性に優れているとされています。
音質は、透明感のある中高域が特徴です。
「寝フォン」とネーミングするだけあって、全音域に尖った音が全く感じられず、リラクゼーションを意識したチューニングだと感じました。
良い意味でフラットで優しい音質です。低音に関してもズンズンというよりコンコンに近いですが、安っぽい音ではありません。
また、女性ヴォーカルの声の視察音(サ行が刺さる)も気になるような事はありません。
ちなみにANC, ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、物理的に24dBまでの雑音をカットする(パッシブノイズキャンセリング)デザインとなっています。
要は耳栓を兼ねたイヤホンのデザインとなっています。
小さくて耳の形にフィットして入り込むので、エントリーモデルのノイズキャンセリング機能並みに外音を遮断してくれます。
専用アプリ
1MORE MUSIC
開発: 1MORE Acoustic Technology(Shenzhen) Co., Ltd 評価 無料 |
専用アプリ「1More music」からは、モードの切替えが可能で、落ち着くモードサウンド(ヒーリングサウンド)のライブラリも用意されています。落ち着くモードサウンドは、波の音、雨の音、風の音、サンダーストームなど、入眠・リラックス用途に使える音源です。
落ち着くモードサウンドは、あらかじめ6曲用意されており、1曲削ると約30種類の中から選んでダウンロード可能です。
まとめ・価格
1more SleepBuds Z30は完全に睡眠導入に特化したイヤホンです。街や普段も使えない事はありませんが、タッチ操作がないのであまり実用的ではありません。
「寝フォン」が発売された時はキワモノ扱いでしたが、かなり人気の定番イヤホンになりました。
イヤホンを装着して寝たいが、誤操作や耳への圧迫、違和感を感じてしまうという方にはオススメです。
睡眠の邪魔にならない落ち着いたチューニング音質、耳栓を兼用した小型デザイン、イヤホンを触れても誤操作されないタッチ機能の削除、など本当に考えられたイヤホンだと思います。
私は、最初は睡眠導入音を聞きながらリラックスして寝ていましたが、最近では朗読サービスのAudible(オーディブル)を視聴しながら寝落ちしています。
癖が無い音質なので、オーディオブックのナレーターの声も聴きやすいです。
寝フォンの活用方法は広いですね。
価格・販売サイト
1more SleepBuds Z30の価格は¥10,800。Amazonで取り扱っております。今回はメーカーさんの方から割引クーポンが発行されています。
クーポンコード:1MOREZ3004A
クーポン期限:~6月15日
割引率:5%OFF(540円の割引額)
タカシ
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