【実機レビュー】LDACコーデック対応ネックバンド型イヤホン「Edifier W210BT」楽天スーパーセールで4999円→3999円！！

サウンド機器メーカーEdifier（エディファイア）より発売されている、ワイヤレスイヤホン 『Edifier W210BT』が手元にやって来ました。

Edifier W210BTは、LDACコーデックに対応したネックバンド型(首掛けタイプ)の長時間再生可能なワイヤレスイヤホンです。
日常的に首に掛けて使ってみました。使用感を共有したいと思います。

ページコンテンツ

ざっくりレビューフラッシュ
Edifier W210BT スペック
- 開封の儀
製品レビュー
- イヤホン本体
Edifier Connectアプリ
- Edifier Connect
通話テスト
使い方
- 操作方法
操作・装着感
- 操作性について
- 装着感
音質
- 音切れ・音飛び・遅延
まとめ・価格

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント

　イコライザー機能に対応した独自アプリ
　イヤーピース、イヤーフックが豊富で耳にフィット
　マグネットで左右のイヤホンを接続してイヤリング状になる
　LDACコーデック対応
　全音域でクリアなサウンド
　Aiノイズキャンセリング機能でクリアな通話
　1回の充電で最高 18時間使用できる
　IP55防水・防塵で豪雨やシャワーでの使用が可能
　80msの超低遅延ゲームモード搭載
　常に首に掛けて置いて使いたい時すぐに装着できる

残念な点

　AACコーデック非対応

Edifier W210BT スペック

対応コーデック	SBC, LDAC
再生周波数帯域	20Hz-40kHz
音圧レベル（感度）	94±3dBSPL(A)
インピーダンス	24Ω
通信距離	–
再生時間	18時間
Bluetoothバージョン	5.3
低遅延モード	あり（80msの超低遅延ゲームモード）
装着検出機能	なし
防水等級	IP 55
マイク感度	–
ドライバーユニット	φ10mm
イヤホン充電時間	約 1.5時間
バッテリー容量	5V 500mAh
ケース重量	32g（イヤホン＋充電ケース）

開封の儀

【パッケージ内容】

W210BTイヤホン本体
イヤーピース 3 セット
イヤーフック 3セット
USB-C充電ケーブル
取扱説明書などの紙類

製品レビュー

イヤホン本体

W210BTは、左右が有線でつながったBluetooth接続のカナルタイプのTWSです。

本体は首に掛けておき、イヤホン部のみ耳に挿し込むタイプ▼

イヤホン部は、カナル型でイヤーフックが付いています。
ハウジング部には「EDIFIER」のロゴマークが入っています▼

グリル部は円形▼

イヤーピースは3サイズが用意されています。

イヤーフックも3サイズが用意されています▼

重さは約 26グラム▼

左右のイヤホンはマグネットでくっつくのでブラブラしません▼

こんな感じで首から掛けておけます▼

防水・防塵に対してはIP55等級となっています。防塵は5「塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない」という規格レベル。防水等級 5は「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」となっています。IP55を超えたら撥水ではなく防水といわれています。スイミングは難しいですが、ゲリラ豪雨やシャワーまでは耐えられる等級です。

バッテリーについて

１回の充電で約 18時間も使えます。奥さんは家事で一日中音楽や動画を観ていますが、それも6日間以上充電なしで使えていました。
通勤・通学・空き時間に使う程度であれば、充電は10日１回程度で間に合いそうです。

Edifier Connectアプリ

Edifier の独自アプリ「Edifier Connect」を利用する事で、イコライザー機能やゲームモード（低遅延）の切替などが可能となります。

Edifier Connect

開発: BEIJING EDIFIER TECHNOLOGY CO.,LTD.
評価
無料

通話テスト

通話に関しては、AI搭載のスマートノイズキャンセリング技術を使用しており、周囲のノイズをキャンセルしたクリアな通話が可能としています。電話の通話とWEBチャットで使ってみましたが、通話品質は自然です。運転中も声が明瞭に聞こえてストレスは全く感じませんでした。Web会議やテレワークでも余裕で使えます。

使い方

操作方法

音楽の操作部は、首に掛けた先端部に配置されています。マイクもここにあります。
ちょうど右の鎖骨あたりにコントロール部がああります。

電源ボタンで通話、再生、一時停止などマルチボタンになっています。

画像では上・下の<ボタンの表記が間違えていますね。
正しくは↓
上ボタンクリックで音量アップ、長クリックで曲戻りスキップ
下ボタンクリックで音量ダウン、長クリックで曲送りスキップ

操作・装着感

操作性について

電源を入れると自動でデバイスに接続する「オートペアリング」機能が搭載されています。接続完了時には「コネクテッド」という音声で知らせます。

装着感

重いバッテリーなどは首に掛ける部分に格納されているので、耳への負担は全く感じません。
長時間装着していても痛みや違和感はありません。耳に入れている事を忘れてしまう事もあるくらい自然でした。

ただし、ランニングマシンやジョギングなどでは、首に掛けた部分が揺れて鎖骨に当たり痒くなりました。これを避けるために、スポーツで使う際にはタオルを下に巻いて走った方が良さそうです。
イヤホン部分は、イヤーフックを耳に引っ掛けるタイプなので、ガッチリホールドされていて緩んだり落ちたりする事はありません。

装着した感じは普通の有線イヤホンに近い見た目です。チープさはありません。

正面から見ても飛び出たりしません▼

音質

音の出力に関しては10mmのチタン製複合板ドライバーを採用。
ざっくりした音の印象は、ドンシャリ系ですが整ったバランスの聴きやすい音質にチューニングされています。
ドンシャリ寄りのチューニングですが、中音域も平均レベルまでは出ています。ほとんどのアーチストのヴォーカル声の中音域は、明瞭に聴こえます。しかし声量の弱い女性ヴォーカルの声は、原音のまま？あまり前に出て来ません。楽器にかき消されがちです。

低音域は迫力や重みは感じませんが、上品に楽器に忠実に鳴っています。フルオーケストラを幾つも聴いてみましたが、音場は広く感じます。さすがにエントリーモデルなので、音の厚みや情報量が足りないですが、高音はシャリつく事なく伸びやかにキラキラと聴こえます。定位感は自然でヴォーカルは目の前に定位します。

残念な点は、「歯擦音が気になる曲」いわゆるサ行が刺さる曲は若干気になります。
LDACコーデックで聴くと、音の解像度と音圧がグィーンと一回り大きく広がる感じです。どうせ聴くならLDACがお勧めです。

でも、このタイプのイヤホンに高い音質は求める方は少ないと思います。大きなバッテリーを利用して、一日中ながら聴き、通話や、動画視聴、WEB会議などで使うには十分な音質だと思います。

専用アプリのEQ機能を使う事で、音の傾向を変える事もできます▼

音切れ・音飛び・遅延

人混みや満員電車などでも使いましたが、音切れ・音飛びするような事はありませんでした。遅延に関しては、ゲームプレイに最適な80msの「ゲームモード」を搭載しています。
ゲームモードを使うまでもなく、動画鑑賞程度ならノーマルモードでも遅延は全く感じません。Netflixでドラマを観続けましたが、人の口の動きと音のズレは感じませんでした。ゲームモードは、コンマ何秒単位の反応が必要なFPSゲームなどでしか必要なさそうです。

まとめ・価格

Edifier W210BTは、常に首に掛けておいて使いたい時にパッと耳に装着できるのがイイ！！
実は奥さんが長年ネックバンド型を愛好していて、家事の時は一日中首に掛けています。

料理や洗い物の時は、耳に装着してタブレットで韓流ドラマを観ながらキッチンに居ます。それ以外の時は首に巻いて外しているか、音楽を聴いたりもしているようです。
彼女にも使ってもらいましたが、今までのどのネックバンド型よりも「明瞭にドラマのセリフが聞き取れた」との事でした。遮音性も高いので、洗濯機の脱水音にも負けなかったそうです。

W210BTの価格は￥4,999。Amazonと楽天にて購入可能です。12月4日20時より、楽天のEdifier公式ショップではスーパーセールを実施しており3,999円で購入可能です（12月11日 0:59まで）