ホームプロジェクターメーカーのYABER (ヤーバ―)より発売されている、ホームプロジェクターの「Yaber Pro V8」が手元に来ましたので、実機をレビューしてみます。
YABER Pro V8は、4P/4D台形補正機能、プロジェクター単体でのMicrosoft Office表示機能、iOS/Android端末からのキャスト機能などに対応した、小型のホームプロジェクターです。
ページコンテンツ
ザックリ・フラッシュレビュー
コンパクト設計で持ち運び用としても使える
最小35インチで投影可能な短焦点モデル
三脚などにマウントして設置可能
短い距離で超大画面に投影が可能
輝度が高く明るい部屋でも綺麗に映せる
iOS / Android端末ミラーリング機能
OfficeドキュメントやPDFファイルをPCなしで直接映せる
多くのビデオ、オーディオ形式のファイルに対応
天井から吊して使用可能
光学ズーム機能で画面を50%まで縮小可能
Wi-Fi6対応
輝度が手動で変更できない
YABER Pro V8スペック
モデル番号 | Pro V8 |
---|---|
光源 | LED |
イメージングシステム | LCD |
カラー | – |
Bluetooth | 5.0 |
コントラスト比 | 12000:1 |
解像度 | 1920 x 1080 (フルHD) |
アスペクト比 | 4:3 / 16:9 |
投影距離 | 1.1 – 6.2m |
最小投影距離 | 1.1m |
推奨投影サイズ | 35 – 200インチ |
最大画面サイズ | 200インチ |
標準解像度 | 1920 x 1080P |
明るさ | 450ANSIルーメン |
投影方式 | フロント/リアプロ/ラック/マウント |
スピーカー | 5 W x 1 |
ポート | ・1 * HDMIポート ・2 * USBポート ・1 * AVポート ・1 * 3.5mmオーディオ端子 |
対応動画形式 | AVI, MP4, MKV, FLV, MOV, 3GP, MPEG1 MPEG2, H.264, XVID |
対応オーディオ形式 | AAC, MP3, MP3, PCM, FLAC |
対応画像ファイル | JPG, JPEG, BMP, PNG |
サイズ | 24.3 x 19.3 x 9.5 cm |
重さ | 1.4 kg |
開封レビュー / 同胞物
- YABER Pro V8プロジェクター*1
- 収納バック*1
- 電源ケーブル*1
- HDMIケーブル*1;
- AVケーブル
- リモコン*1
- 取扱説明書*1
- クリーニングキット*1
※ 日本語の取扱説明書が付属しています。
収納ケース
収納ケースが付属しており、ケーブルやリモコンなどが一括で収納できます。
付属品は全てケースの中に収まり、専用ポーチは取っ手付きのリュック型です▼▼
筐体
筐体はプロジェクターらしいデザインで、レンズカバーは取り外しタイプです▼
500mlのペットボトルと並べてみると、こんなサイズ感です▼
重さは実測で約 1646 グラム。公称値より若干重いですが、ノートパソコン程度なので持ち運び用としては問題ない重さです▼
投影用のレンズは大口径で、実測約540mm▼
インターフェースは豊富で、USB-Aが2口とHDMIポート、AVポートと 3.5mmオーディオ端子
筐体上部にはコントロールボタン類が配置されていますが、ボタンが見難いので位置で覚えてしまいましょう▼
背面は吸気口と排気フィルター。スピーカーは側面に5Wが1つのみ配置されています▼
1/4インチのネジ穴がありますので、三脚などにマウントが可能です▼
1/4インチのネジ穴は必須ですよね▼
リモコン・電源
付属のリモコンはシンプルデザイン。同社の専用アプリをインストールする事で、アプリから操作する事も可能になります。
必要な電池は単四電池2本です
電源ケーブルは、アダプタタイプではなく単なるケーブル。これは嬉しい!
製品が軽量とうたっていても、ACアダプタが大きいと持ち運び時に辛いですよね。
機能レビュー
輝度・解像度
電源を入れると独自インターフェースのホーム画面が表示されます。▼
画面は35から200インチまでの間で投影が可能です。ズームは50%まで縮小が可能なので、離れた位置から投影してハミ出た部分を縮小でサイズ合わせができます。
設定の「Language」から日本語化もできます▼
ピント合わせは手動で、レンズ裏についています。もう一つのダイヤルは傾き補正用▼
暗部も潰れてしまう事なく、鮮やかな画像が楽しめます。
450ANSIルーメンの高輝度投影で、明るい部屋でも部屋の照明下でもソコソコ違和感なく視聴できます。暗部が潰れたり、明るい部分がハレーションで消えたりする事もありません。
しかしながら、明るい部屋で常設用のモニター変わりに使うには、厳しいと思います。ちなみに明るい部屋での画像サイズは、最大でも60-80インチを推奨されています。
機能
OS、インターフェース
プロジェクター本体は、独自のOSを採用。 HDMI有線接続、背面のUSBポートに挿し込んだUSBメモリなどのデータを再生可能です。
動画、音楽、画像、Officeドキュメントを開く事ができます▼
AndroidはWifi経由、iOSはスクリーンミラーリング機能でミラーリングして視聴する事もできます▼
本体にはOffice SUITEがインストールされており、USBメモリに入れたOfficeドキュメントやPDFファイルを開く事ができます。PowerPointでのプレゼンがパソコン無しでできますね▼
4D/4P 台形補正機能
台形補正(キーストーン補正)機能とは、真正面から投影せずとも、斜めから投影した台形を長方形に補正してくれる機能です。
この機能により、プロジェクターをスクリーンの真正面に置く必要がなく、好きな場所に置いて投影する事ができるようになります。部屋の真ん中に邪魔になる設置をせずとも、片隅に常設しておけるので結構便利な機能です。
4Pモードでは、4つの角の位置を調整して補正ができます。見る方向に合わせた補正が出来て見やすいです▼台形補正機能で調整すると、正面から投影したように補正されます。
また横方向だけではなく、縦方向にも台形補正が可能です。また天井に吊るして逆さまに設置しても正常に投影されるような設定も可能なので、置き場所を選びません。
4Dモード(垂直モード)での台形補正も可能です。こちらは縮小率を設定して、傾きで台形を補正する方法です。斜めからの台形補正には向いていないので、四つ角モードでの台形補正がオススメです。
スピーカー
5Wスピーカーが1基のみ搭載されているので、期待していませんでした。しかし思ったよりはしっかりと鳴ってくれます。そうは言ってもチャチな音質なので、Netflixやアマゾンプライムビデオなどを視聴したい時は、Bluetoothスピーカーなんかを接続して観たいですね。有線のイヤホンジャックも付いていますので、PCスピーカーを転用しても良いかもしれません。
まとめ
Yaber Pro V8を使った感想は、コンパクトで置き場に困らない点が気に入っています。パーティやイベントにも使えますし、常設のゲーム用、大画面で映画を楽しみたい時にもオススメです。
好きな映画を大画面で投影して、外部スピーカーで視聴すると没入感が凄いです。
私は真っ暗な部屋で花火大会のライブ動画を投影して、ビールを飲みましたが最高でした!
価格・販売サイト
Yaber Pro V8の販売価格は、29,999円。Amazonの公式ショップで取り扱っております。
現在、Amazonの商品ページ内の5,000円オフクーポンが発行されており、24,999円で購入可能です。
※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
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