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【レビュー】騒音をかき消すANCノイズキャンセリングヘッドホン「Mu6 Space」

GenHigh社傘下のブランドMu6(ミューシックス)から発売されている『Mu6 Spaceノイズキャンセリングヘッドホン』をご紹介します。

Mu6 は海外クラウドファンディングサイトINDIEGOGOでの支援額183,078ドル(約2,000万円)を超え、支援者数が1580人を突破した事で話題になりました。
また日本のクラウドファンディングサイト「Makuake」でも目標額の1520%の7,600,800円を集める事に成功しています。

Mu6は「大口径ダイナミック40mmドライバー」を採用したワイヤレスヘッドホンです。一番の特徴は、イヤーカップに周囲の騒音を打ち消す独自のANC(ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング)機能を搭載しており、静寂の中で音楽を楽しむ事を可能としています。

※今回こちらの製品は、メーカー様からレビュー用に商品をご提供いただきました

Mu6 ノイズキャンセリングヘッドホンスペック

ANCタイプ:ハイブリッドANC
ドライバータイプ:ダイナミック40mm
インビーダンス:32Ω
ドライバータイプ:ハイブリッドANC
感度:100dB±3dB/ mW
周波数特性:20 -20000Hz
通話用マイクセル機能:CVCノイズキャンセル機能
対応コーデック:Apt-X LL/SBC/AAC
Bluetooth標準:V5.0
Bluetooth到達距離:約10m
BTプロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
充電時間:2時間
再生時間:35時間(ANCオフ),24時間(ANCオン)
バッテリー容量:1000mAh

開封の儀

パッケージ内容
Mu6ヘッドホン* 1
Micro-USB充電ケーブル* 1
USB-Cケーブル*1
収納バック*1
磁気ワイヤレス充電スタンド*1
取扱説明書* 1

筐体

ボディはガンメタで高級感があります▼

イヤーカップ部をネジって平にして付属の収納ケースに入れます▼

上部には充電用の接点▼

スタンドに磁力で貼りつけるとワイヤレス充電が開始されます。バッテリー容量は1000mAhで、バッテリー寿命24時間(ノイズキャンセリングオフ時で最大35時間)の連続再生時間が可能です▼

個人的にはこの充電スタンドが特に気に入ってます。面倒なケーブル処理が無く、収納も兼ねていて近未来的なデザインもいい感じです。

直接USB-Cケーブルを挿し込む事で直接充電する事も可能なので、旅行や外出先ではケーブルだけを持ち運べば充電する事ができます▼

操作・機能

「Mu6」は、右耳の3つのボタンで再生 / 停止、ボリューム調整、音楽コントロール(曲送り / 曲戻し)が可能です。

左のハウジング部には電源ボタンとANCスイッチ▼

左側のハウジング部にあるタッチセンサーでオートポーズ(一時停止)機能が働きます。オートポーズ機能は、ヘッドホンを外して首に掛けたりした場合、自動的に一時停止状態になり、再度耳に当てると再生が開始されます。この機能とは別に、左イヤーカップをタッチするだけで、会話が可能なくらいにボリュームが下がる「トーク機能」が搭載されています。

音質・機能

ANC機能

Mu6は左右両方のイヤーカップに、独自のデュアルマイクシステム(フィードバック&フィードフォワードマイク)を採用しています。周囲のノイズ信号を連続的に監視・測定し、アンチノイズ信号を生成しながら騒音(ノイズ)を打ち消してくれます。 ANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)機能は、左ハウジング部に付いているANCボタンで切り替える事ができ、各モードは音声ガイダンスで教えてくれます。

モードはON→OFF→トランスペアレンシーモードが順に切り替わります。またANC機能は専用アプリで調整する事が可能で、「公共パスモード(弱)」と汎用モードの「静かなモード(強)」の2種類の強度が用意されています。
ANC機能を試すために、自分で実際に持ち歩いて街に出てみました。町の喧騒や交通量の多い通り、電車内などでも音楽のボリュームを大きくする事なく、静寂な中で音楽を楽しむ事ができます。電車内のANC機能は「静かなモード(強)」に設定しておく事で、電車のガタンゴトン音と周囲の喧騒を同時に掻き消してくれました。
ANC機能は環境音が聞こえないので、住宅街を歩いている時に後ろからトラックが来ている事にも気づかず、前から歩いて来た方に教えて頂きました。この時、軽くクラクションも何度か鳴らされた後だったようです。
街中を歩く時には 「トランスペアレンシーモード」がお勧めです。 トランスペアレンシーモードは、別メーカーでは「環境音取り込みモード」とも呼ばれているモードで、デジタル的に外部の音を取り込みつつ音楽を再生する事ができる機能です。

パッシブノイズキャンセリング(PNC)

またMu6はパッシブノイズキャンセリング(PNC)機能も搭載されているので、音楽を流していない状態でデジタル耳栓として使う事もできます。
この機能に関しても、専用アプリに接続してANCモードを選択する事で強度を調整できます。
耳に突っ込むカナル型のANCイヤホンではないので、完全な無音にまでは届きませんが、かなりの静けさを創り出してくれます。
PNC機能は、飛行機内や新幹線での就寝時や、耳栓を使っては不自然なカフェなどでの仕事や勉強などの作業時に威力を発揮します。

設定で「機内モード」をオンにしておくと、長時間音楽が無い無音状態でもノイズキャンセリング機能が働きます▼

音質

ヘッドホンを10時間エージングしてから使いました。Mu6アプリでイコライザー切替が可能で「ロック」「ポピュラー」「ジャズ」「Hi-Fi」「カスタマイズ」「オフ」の6種類のイコライザーモードが用意されています。

カスタマイズの「パーソナルEQ」という機能は、聞く人それぞれの聴力を周波数別にテストした上で、Mu6が割り出した最適な音域イコライザーに設定する事ができます。大口径40mmドライバーを搭載しているだけあって、中~低音に非常に迫力があります。Bluetoothヘッドホンなので、有線ヘッドホンほどクリアな音は期待できませんが、音源に対する忠実性が意外と高く、音酔いしやすい人でも聞き疲れする事なく長時間聴き続ける事ができます。
イコライザーのモードによって音質がかなり異なりますが、個人的にはカスタマイズしたイコライザーの「パーソナルEQ」の音質が気に入って常に使っています。
若干籠ったような音質になってしまうのが、ノイキャン機能付きヘッドホンの宿命ですが、やはりMu6もその傾向があります。
しかしながら静かな室内で聴くならノイキャン機能は不要ですし、喧騒を取り込んだ上でクリアな音を聴くよりも、静寂の中で聴くメリットの方が圧倒的に高いと思います。

まとめ・価格

ANC機能に関しては、音源に対する忠実性などの問題で好き嫌いが分かれますね。しかしながら今回使い続けてみて感じた事は、ノイズ(雑音)が多い環境では必須な機能だと実感しました。
Mu6を1か月近く使っていますが、先日「北陸新幹線」で旅行に行った時には、強烈に騒がしいおばちゃん軍団が居ましたが、全く気になる事なく音楽を楽しめましたし、イライラせずに普通に眠る事もできました。これ程ANC機能が頼もしく感じた事はありませんでした。
またMu6はBluetooth5.0に対応していますので、人混みなどでの使用でも音切れする事もほとんどありませんでした。

Mu6の標準価格は2万8000円。ANC機能全部入りのBTヘッドホンとしては、平均価格から1万円近く抑えられた価格設定になっています。

Mu6 高音質 ワイヤレス ノイズキャンセリングヘッドホン
ANCハイブリッド式 bluetooth5.0 aptX-LL/SBC/AAC対応 低遅延 密封型 聴覚補正機能 アプリ対応 無線充電スタンド付き 最大35時間再生(ANCオフ)出張 飛行機 作業集中 (グラファイト・グレー)
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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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