Ankerの新シリーズ「Anker PowerCore II 」が発売になりました。前モデルに比べ入出力が最大 1.8倍にパワーアップし、更にコンパクトに生まれ変りました。
気になって早速ポチってみましたので実機をレビューしてみたいと思います。
Anker PowerCore II 10000スペック
重量: 約195g
サイズ: 約96 x 62 x 22mm
入力:5V⎓2A, 9V⎓2A (PowerIQ 2.0入力)
※Quick Charge対応充電器を使えば、4時間ほどで本体充電が完了
出力:5V⎓3A, 9V⎓2A, 12V⎓1.5A (PowerIQ 2.0出力)
バッテリー:リチウムイオン
【セット内容】
開封の儀です
Anker PowerCore II 10000本体 * 1
収納用メッシュポーチ * 1
MicroUSBケーブル * 1
取扱い説明書 * 1
サポートカード(18か月保障) * 1
製品レビュー
デザイン的な変更点は, インジケーターが4個から8個になりました。
円形に並んでいます▼
入出力は各1個▼
本体充電中はインジケーターがクルクル回ります▼
※インジケーターが増えましたが取説には2個⇒25%、4個⇒50%、8個⇒100%とだけ表記されています。
インジケーターは1個単位で増減します。自分で計算しろという事でしょうか?
インジケーター1個で12.5%という事になりますね。
さらにコンパクトになりました▼
5.5インチ端末と並べてみます▼
手持ち充電も邪魔になりませんね▼
重さ約191g。10,000mAhのモバイルバッテリーとしては平均的な重さです▼
Ankerお馴染みのメッシュの収納ポーチが付いてます▼
付属のMicroUSBケーブルは45cm▼
給電テスト
モバイルバッテリー本体に充電する時には、Quick Charge対応の充電器を使う事で急速充電できるようになりました。
8.88V / 1.75A(約15W)で充電できました▼
出力に関しては、Anker独自の最新の充電技術である PowerIQ が2.0にグレードアップし、前モデルで採用されていたQualcomm Quick Charge 3.0 (最大出力24W) は廃止したようです。PowerIQ、Quick Chargeともにボルテージ(電圧)をブーストする事で給電速度をアップしているので、PowerIQ技術に包括できるという事なのかもしれませんね?
追記:Quick Charge対応端末の場合、別シリーズのAnker PowerCore Speed 10000を使った方がスピードが出ると情報を頂きました。
給電に関してはQC 3.0 対応の端末が手元にないのでチェックできませんでした。
5Vの範囲内で十分に速度がでています▼
ちなみに最近の中華スマートホンは、各社独自の充電技術を採用しています。付属の充電器を使う事で、電圧を上げた急速充電ができる端末が多数販売されています。しかしながら今回この充電器を使っても、電圧が5Vを超えて急速充電する事はできませんでした。
テストに使用した中華スマホは OUKITEL K3、Vernee Thor Plusです。
まとめ
前モデルでも QC 3.0を採用しており、改善の余地がないほど頭一つ抜き出たスペックでした。しかしながら新モデルが発売してみると、入力速度をアップしたり、独自の充電技術(PowerIQ)の進化など購入意欲をそそられますね。
また若干コンパクトになっているのも高ポイントですしかしリチウムポリマーを採用していないにも関わらず、ここまで小型化できているのは凄いと思います。最近は低価格の中華製モバイルバッテリーが氾濫していますが、やはり安全性を考えると一段高いですが Anker, Cheero製を持ちたいところです。
タカシ
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