中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『Armor 12 5G』が発売されました。
Armor 12は、 防水・防塵に対応したアウトドア向けスマートホンです。Ulefone 「Armorシリーズ」の最新モデルとなっていますが、現在同社のフラッグシップモデルはArmor 11Tとなっています。
Ulefone Armor 12
OS | Android 11.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 700 (MT6833) |
ディスプレイ | 6.52 インチ 720×1600 Pixcels |
RAM | 8 GB |
ROM | 128 GB |
MicroSDカード | 最大 1 TB |
フロントカメラ | 1,600万画素(f/2.2) |
リアカメラ | 4,800万画素(f/1.8):メイン 800万画素(f/2.2):超広角 200万画素(f/2.6): 200万画素:深度撮影センサー |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 顔 /指紋 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.1 |
5,180 mAh | |
対応バンド | 2G GSM: B2/3/5/8 (1900/1800/850/900) CDMA 1X: BC0/BC1 TD-SCDMA: B34/39 WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 LTE-TDD: B34/38/39/40/41 LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/25/26/28A/28B/66 5G NR: N1/3/28/38/41/77/78 |
GPS | GPS/Glonass/Galileo/Beidou |
インターフェイス | USB-C |
防水 | IP68 / IP69K |
サイズ | 幅:82.5 mm 高さ:175.9 mm 厚さ:14.25 mm |
重さ | 296 g |
筐体
画面は6.52 インチIPS液晶を採用したHD+ (720×1600)ディスプレイ。
画面のアスペクト比 20:9。前面のセルフィカメラは、画面中央上のパンチホールノッチ内に格納されています。▼
端末左側面には、フラッシュライトや音声録音、カメラシャッターなどに割り当てが可能な、カスタムボタンが付いています▼
生体認証は、指紋と簡易顔認証。指紋認証システムは端末側面に配置されています
超軽量をうたっていますが、296グラムあります。ただ従来のタフネス端末が320グラムオーバーでしたので、軽量化には成功しています。
本体は IP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格に対応。
Ulefoneのアウトドア端末には、水平器/高度計/拡大鏡/水平気 / 垂直計/アラーム/心拍計 / Gセンサ/コンパス など、屋外活動に便利なオリジナルの専用アプリが多数インストールされています。
バッテリー
5,180mAhの大容量バッテリーを搭載。18Wの急速充電をサポートしています。有線/Qiワイヤレス充電ともに15Wまでの高速充電に対応しています
カメラ
フロントカメラは、Aiビューティモードを採用した1,600万画素(f/2.2)のシングルカメラを搭載しています▼
リアカメラは、4,800万画素の高精細メインカメラ+800万画素(f/2.2)の120°の超広角カメラ、200万画素の(f/2.8)のマクロカメラ、200万画素深度撮影センサー用レンズの4眼構成。動画は1440P /30fpsまで。
Dualリニアスピーカー
サウンドシステムは、デュアル1216ウルトラリニアスピーカーで左右対称に音が広がります。ただし縦持ち用に配置されているので、横向きでの動画視聴では、あまり恩恵は受けられないでしょう。
内部スペック
SoCには、5G通信に対応したMediaTek製の新型チップセット「Dimensity 700(MT6873V)」を搭載しています。Dimensity 700は7nmプロセス技術を採用し、2つの「Cortex-A76」を有する8コアCPUが最大2.2GHzで駆動します。
MiraVision テクノロジーにより、視聴中のコンテンツや周囲の環境(日差しの強い屋外など)に合わせ、表示物の色や明るさ、コントラスト、鮮明の度合いやダイナミックレンジを含む様々な要素を的確に調整することでディスプレイの視認性を高めます。
Antutuベンチマークのスコア(v8)の総合は約30万ポイント。ミドルレンジ端末に足を突っ込んだ程度の処理性能となっています。
これだけの処理性能があれば、ほとんどのゲームはサクサク遊べますし、普段使いで困る事は無いとおもいます。しかしながらゲーミングスマホを名乗るのは、ギリギリの処理性能な気がします。
搭載RAMは8 GB、ストレージ(ROM)の容量は128 GBの構成。1TBまでの外部ストレージに対応しています。
衛星位置システム
衛星位置システムは、通常のGPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass(グロナス), 中国版GPSのBeidou, EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ(Galileo)に対応しています。
これだけの数の衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。
対応バンド / SIM
DSDV(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。またプラチナバンドB19にも対応しているので、高い建物の影や地下、郊外での電波も強力につかみます。また3G帯のプラスエリアB6にも対応しているので、僻地や山間部での電波も掴みやすくなります。5G帯に対しては、Sub6のn77、n78に対応しています。ミリ波は非対応です。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。
5G帯に対しては、Sub6のn77に対応しています。ミリ波は非対応です。
AU:LTEバンドB1とプラチナバンドB26(18を内包)に対応しており、 VoLTE SIMが利用可能となっています。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。5G帯に対しては、Sub6のn77/n78対応しています。ミリ波は非対応です。
楽天モバイル:主要バンドLTEのB3、パートナー回線のプラチナバンドB18、B26の全てに対応しています。5G帯に対しては、Sub6のn77対応しています。
2G GSM:
B2/3/5/8
(1900/1800/850/900)
CDMA 1X:
BC0/BC1
TD-SCDMA:
B34/39
WCDMA:
B1/2/4/5/6/8/19
LTE-TDD:
B34/38/39/40/41
LTE-FDD:
B1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
5G NR:
N1/3/28/38/41/77/78
まとめ / 価格
UlefoneのArmor12は、アウトドアスマホのライバル社の最新モデル Blackview BL5000 5G やDOOGEE V10と近いスペックとなっています。OS・CPU・RAM・ストレージ容量まで同じ、カメラ構成もかなり似ていますが、Blackview BL5000だけが16MP+12MPと少し弱めです。
Blackview BL5000のディスプレイは1080 x 2300 FHD+となっていますが、他の2端末の解像度はHD+となっています。またクーリングシステムを搭載するなど、Blackview BL5000 5Gが頭一つ抜けたスペックとなっています。価格も若干高いですが、セール価格で均すとほぼ同じです。
【標準価格】
Ulefone Armor 12 5G:$ 349.99
Ulefone Armor 12は現在、海外ECサイトBanggoodでプレセール販売されています。9月1日から10日までは、279.99ドル。先着200台はUlefone watchとワイヤレス充電器がプレゼントされます。
商品名 | クーポン | 価格 | 期限 |
---|---|---|---|
Banggood | |||
Ulefone Armor 12 5G | プレセール | $ 279.99 |
~9/10 |
タカシ
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