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可動式ズームレンズ搭載フラッグシップ機「Sony Xperia 1 III 5G」発売!スペック徹底レビュー

ソニーのスマートフォン「Xperia」シリーズの最新モデル「Xperia 1 III」(エクスペリアワンスリー)が、キャリア各社から7月9日に発売となりました。

モデル型番は、NTTドコモでは「Xperia 1 III SO-51B」、auでは「Xperia 1 III SOG03」、ソフトバンクでは「Xperia 1 III」として展開します。同モデルは当初、発売時期を6月中旬以降と発表しておいましたが、7月以降発売へと延期されていました。

見た目は旧機のXperia 1 IIと似ていますが、「世界初」という可変式望遠レンズを採用するなど、SONYのフラッグシップ機として魅力的なバージョンアップを遂げています。

 

Sony Xperia 1 III 5Gスペック

OS Android 11.0
SoC Qualcomm Snapdragon 888
ディスプレイ 6.5 インチ
1644 x 3840 (4K)
AMOLED
RAM 12 GB
ROM 256 GB
microSD
スロット
最大 1 TB
フロントカメラ 800万画素(F/2.0)広角
リアカメラ 1,220万画素(F/2.2)超広角
1,220万画素(F/1.7)広角
1,220万画素(F/2.8 , 2.8)望遠
3D iToFセンサー
ワンセグ/フルセグ 非対応
おサイフケータイ 対応
SIM NanoSIM + NanoSIM
DSDV対応
外部ストレージ microSD/microSDHC/microSDXC
(最大1TB)
認証方式 指紋
Wi-Fi 802.11 b / g / n / ac /ax
Bluetooth 5.2
バッテリー 4,500 mAh
インターフェイス USB-C
防水 IPX5/IPX8
防塵 IP6X
 サイズ 165 x 71 x 8.2 mm
 重量 188 g

 

詳細情報

ディスプレイのアスペクト比は、21:9(映画で採用されているフォーマット)の縦長画面。ノッチを採用しない有機ELの4K解像度で、6.5インチ極細ベゼルタイプを採用しています。上部フレーム部にセンサー、スピーカー、フロントカメラが配置されています。

リフレッシュレートは最大120Hz駆動で、240Hzの高タッチサンプリングレートに対応しています

 

筐体素材は、マットなメタルフレームと、きめ細やかなフロスト仕上げの背面ガラスによる、落ち着いたデザイン。
フロスト仕上げの背面ガラスは、溶け込む光によって表情を変える美しさに加え、指紋が目立ちにくくなっています。

 

指紋認証は端末サイド。端末を握っただけでロック解除が可能です。その他にもカメラシャッターボタンも配置されており、通常のAndroid端末と比べると賑やかな端末サイドになっています。

 

カラーバリエーションは、フロストブラック、フロストパープルの2色展開。ドコモのみオリジナルカラーのフロストグレーが発売されます。

 

防水・防塵

防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)に対応しており、タッチ精度が高いので、手や画面が濡れたままでも快適に操作できます。

【防水・防塵について】

IPX5とは、内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つことです。またIPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mの水槽に静かに本製品を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本製品内部に浸水せず、電話機としての性能を保つことです。

IP6Xとは、防塵試験用粉塵(直径75μm以下)が電話機内部に入らないように保護されていることです。

ちなみに耐衝撃機能は搭載されていません。

 

音響システム

左右スピーカーユニットのバランスを整えた「フルステージステレオスピーカー」を搭載

Xperia 1 IIIは、本体に内蔵するスピーカーだけでソニーが開発した新しい立体音楽体験「360 Reality Audio」に対応する音源を立体的に再生できるスマホです。アーティストがライブで演奏している場にいるような、臨場感豊かな音場を実現できるとしています。

 

音楽CDの約3~6倍の情報量を誇るハイレゾを再生できます。ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACに対応し、伝送しても音の劣化が少ないので、ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめます。

また最近排除されがちの 3.5mmオーディオジャックを搭載していますので、遅延の無い有線接続でのゲームプレイなどが捗りそうです。

 

カメラ性能

画素数は3レンズ全て1,220万画素。ドイツメーカーzeizz(カール・ツァイス )製レンズを採用しています。

カメラ構成は、4つのレンズを搭載するクアッドカメラですが、正確には「3つのセンサーに4つのレンズ」という仕組みになっています

  • 16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2
  • 24mm(広角):有効画素数約1220万画素/F値1.7
  • 70mm・105mm(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.3・2.8
  • 3D iToFセンサー

 

光学式+電子式のハイブリッド手ブレ補正で、動画も鮮明に撮影できます。

より高速な読み出しができるイメージセンサーとソニー独自の技術により手ブレ補正をさらに強化しており、うす暗い場所などの手ブレしやすいシチュエーションでも、クリアな動画を撮影できます。ちなみにハイブリッド手ブレ補正は、広角、望遠レンズでのみ有効となっています。

 

瞳AF

Xperia 1 IIIでも、ソニーのデジタル一眼カメラα(アルファ)シリーズおなじみの瞳AFは健在です。

標準・望遠・超広角、全てのレンズで、被写体の瞳を自動で検出し、正確にピントを合わせる「瞳AF」に対応しており、さまざまなシーンの人物を美しく描写します。
さらに「リアルタイム瞳AF」では、カメラキーを半押しすると、AIによって被写体の瞳を瞬時に検出してリアルタイムに追従します。

 

カメラ機能紹介動画▼

 

可動式望遠レンズ

Xperia 1 III のカメラの最大の特徴は、世界初Dual PD(デュアルフォトダイオード)センサー搭載の可変式望遠レンズ。
レンズが動くことにより、70mmと105mmの2つの焦点距離で撮影できます。

スマートフォンは薄いので、縦にズームレンズの可動域を設置する事ができません。Xperia 1 III では、プリズムレンズ風の屈曲光学系を採用して、センサー、レンズユニットを横に配置することで、厚みを増やさずに可変式レンズを実現しました。

スマートフォンに搭載されている一般的な望遠カメラは、それぞれ焦点距離の異なる単焦点レンズを個別のセンサーに配置しています。しかし可変式レンズの場合、レンズユニット内でレンズを動かして焦点距離を切り替え、1つのセンサーに対して2つの焦点距離を実現しています。1つのセンサーで賄えるので、2つのセンサーを用意するより省スペースで済むというメリットがあります。

しかしながら通常のズームレンズのように複数の焦点距離をカバーできず、可変式レンズは70mmと105mmの2段階に限定されます。

 

これらの機能を組み合わせることで、望遠レンズで背景をぼかしたポートレート撮影をしつつ、リアルタイム瞳AFにより、被写体が動いてもピントを合わせ続けシャッターチャンスを逃しません。デジタル一眼に迫る美しさの人物撮影が可能となりますね。

 

カメラアプリ

旧モデルまではは、標準のカメラアプリとオリジナルの「Photography Pro」アプリの2種類のカメラアプリが搭載されていました。
オート撮影にはカメラアプリ、撮影にこだわる場合はPhotography Proという設計でしたが、これがPhotography Proひとつに統合となりました。

「Photography Pro」は、ソニーのデジタル一眼カメラ α、デジタルスチルカメラRXシリーズなどの本格カメラの操作性や機能を追求したフォト撮影専用機能です。シャッタースピードやISO感度、ホワイトバランスなど、きめ細かいマニュアル設定ができ、本格カメラ並みの撮影体験を可能にします。

一見扱いが難しそうに感じまが「BASICモード」で撮影する事で、カメラアプリと同様のUIで、簡単に写真撮影できます。

 

 

内部スペック

搭載するプロセッサーはQualcommのフラッグシップSoC「Snapdragon 888」を採用。TSMCの7nmプロセスからSamsungの5nmプロセスに移行しています。
CPUコアのKryo 680は前モデル(SD865)と比較して最大パフォーマンスで25%、電力効率で25%の向上が図られています。Antutuベンチマークスコアは 78万ポイント程度です。

メモリ・内部ストレージの仕様に関しては、公表されていません。メモリは新世代LPDDR5規格、ストレージも高速なUFS 3.1規格を採用していると言われています。

 

多彩なゲーム支援機能

Sony Xperia 1 Ⅲには、ゲーミングスマートホン並みのゲーミング機能が搭載されています。

 

L-γレイザー(Low Gamma raiser)

これはゲーム用に作られた画面のγ(ガンマ値)チューニングできる機能。明暗差のある画面や暗いシーンを意図的に明るく表示する事で、敵やアイテムの視認性を高めることができます。

 

HSパワーコントロール

HSパワーコントロールは、充電しながらのゲームプレイ時にバッテリーを介さずに給電できる機能です。
給電しながらのゲームプレイは、バッテリーが発熱の原因になるので、充電による熱発生を大幅に抑制します。
充電プレイは、バッテリーの寿命を短くするので、一石二鳥の機能とも言えます。
 

その他のゲーミング機能

オーディオイコライザー機能では、帯域ごとの音量調節を可能とするイコライザー機能。敵の足音や銃声などといった特定の音域を強調することで、FPSゲームなどで勝つための音のチューニングを可能としてます。

またゲームプレイに集中するための支援機能「ゲームエンハンサー」も更に進化しています。ゲーム中に専用のボタンからゲームエンハンサー画面を呼び出す事ができます。
ゲームエンハンサーからは、各種通知などをオフにしてゲームに集中できるフォーカス設定や、画面表示やタッチ操作の設定、更には画面録画などもサポートされています。

 

Sony Xperia 1 Ⅲ まとめ

Sony Xperia 1 Ⅲ は、Qiワイヤレス充電対応機器に給電できる「おすそわけ充電」や、バッテリーの負荷を軽減して寿命を3年間持たせる「いたわり充電」など、Xperia定番の充電周りは健在です。

またネットワーク面でも、5Gでミリ波をサポートするという特徴があります。ミリ波に対応しているスマホはまだ少なく、エリアも限られていますが、今後拡大されていく事が予想されていますので、長い目で見ればミリ波に対応したスマートフォンを持っていて損はないでしょう。

さすがSonyのフラッグシップ端末という出来で、細部に至るまで徹底的なハイエンド仕様となっています。むしろゲームをプレイしない人間にとっては、オーバースペック気味ですね。

価格は、ドコモ、au、ソフトバンク。価格帯は154,400円~188,640円と、キャリアによって異なります。

総務省がSIMロック解除に関するガイドラインを平成22年に策定しました。しかしながらキャリアモデルの端末は、SIMロック以外にキャリア毎に周波数帯(バンド)にロックされていると予想されます。国内モデルのXperiaを購入する際は、今後格安SIMなどに端末を持って移動する場合など、バンドロックにはご注意下さい。

キャリア 価格 プログラム適用時の実質負担額
NTTドコモ 15万4440円
10万2960円(4290円/月)
au 17万8000円
9万8440円(4280円/月)
ソフトバンク 18万8640円
9万4320円(3930円/月)

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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