ECサイト大手の「Etroren」では、ソニーモバイルの次期フラグシップスマートフォン「Blackview BV9800 Pro」の 取り扱いを開始しました。
BV9800 Proは、防水・防塵に対応したアウトドア向けスマートホンで、トランシーバー機能と 赤外線サーモグラフィカメラを積んだユニークなAndroid端末です。
Blackview BV9800 Pro
【Blackview BV9800 Pro 仕様】
OS | Android 9.0 (Pie) |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P70 (MT6771V/CT) |
GPU | ARM Mali G72 MP3 |
ディスプレイ | 6.3 インチ 2340 x 1080 Pixcels |
RAM | 6 GB |
ROM | 128 GB |
リアカメラ | サーモCAM+ 48MP+5MP |
フロントカメラ | 16 MP |
microSD スロット |
最大 128 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.1 |
バッテリー | 6,580 mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 TD-SCDMA: B34/34 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B6/B7/B8/B12/B13/B17 B18/B19/B20/B25/B26/B28A/B28B/B34 TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B66 C2K: BC0/BC1 |
インターフェイス | USB-C |
防水 | IP68 & IP69K & MIL-STD-810G |
サイズ | 168.5 x 81 x 14.8 mm |
重量 | 322 g |
その他 | Glonass, Beidou, Galileo,NFC |
筐体レビュー
画面は6.3 インチでFHD+ (2340 x 1080)のIPS液晶ディスプレイ。
画面のアスペクト比 19.5:9。セルフィカメラは、ウォータードロップ型のノッチ内に格納されています。
BV9800 ProはIP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格、アメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。
カラーバリエーションは、ブラックとオレンジの2色
生体認証(ロック解除)はFaccID(顔認証)と指紋認証システムに対応しています。指紋認証部は「握っただけでロック解除ができる」事で人気の端末側面に配置されています。
6,580mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、14時間の動画再生、30時間の音楽再生、最大35日間のスタンバイが可能としています。充電に関しては18Wの急速充電に対応しています。
NFCに対応しているのでGoogle Pay などの非接触決済の利用が可能です。しかしながらFelica未対応なのでモバイルSuicaやおサイフケータイ機能は利用できません。
Walkie-talkie(トランシーバー)機能を搭載しているので、電波の無い僻地でもBV9800同志や小型無線機との通話が可能です
アウトドア端末らしく気圧センサーが内蔵しています▼
ハンズオン画像を見るとあまり大きく感じませんが、6.3型画面で様々な機能を詰め込んでいるので 322グラムあります。
一般的なスマートホンの重さが170~200グラムなので、350グラムの350ミリリットルの缶ビールの方が近いです。
内部スペック
MediaTek の最新SoCのHelio P70を搭載しており、公表されているベンチマークは、Antutu(8.1)で約182,198万ポイントのミドルアッパーレンジ端末。
Helio P70は、AI処理用のAPUをマルチコアで搭載しており、マルチコア&マルチスレッド処理に関して Helio P60に比べ10%〜30%のAI処理性能が向上しています。また搭載GPUの「ARM Mali-G72 MP3」の描画性能に関しては、Helio P60に比べ13%のパフォーマンスが向上しています。
メモリー周りはRAM 6GB。内部ストレージ(ROM)128GBと比較的余裕のあるスペックになっています。
外部ストレージは128 GBまでのMicroSDカードに対応しています。
衛星位置システム
衛星位置システムは、GPS,A-GPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass(グロナス), 中国版GPSのBeidou, EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ(Galileo)に対応しています。
これだけの数の衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。
カメラ
リアカメラは3眼レンズ仕様ですが、通常の写真の撮影に使われているレンズは、ソニーのイメージセンサー採用の4,800万画素(F/1.8)カメラのみ。
このスマートホンの一番の特徴のサーモグラフィカメラ搭載という独特な機能です。アメリカのFLIR Systems社(フリアー・システムズ)の、1円玉より小さなラジオメトリックLWIRカメラモジュール「 FLIR Lepton®(レプトン)」を採用しています。従来の赤外線カメラと比べて、10分の1の価格に抑えるコストカットに成功した製品のようです。
もう一つの500万画素カメラは、サーマルイメージングの支援用に使われているようです。
ちなみにサーマルカメラが付いているのはBV9800 Proのみで、無印版 BV9800は替わりに超広角レンズと被写界深度用ToFレンズが付いたトリプルカメラ仕様。
外観もスペックもほぼ同じです。
前面のセルフィカメラは1600万画素(F/2.2)を採用しており、AIフェイスビューティー機能で、顔の特徴をさらに高めた美しい写真撮影が可能です。
まとめ / 価格
BV9800 Proは赤外線サーモグラフィカメラ搭載という事もあって、ハイエンドモデル並みの価格設定です。
搭載カメラのメーカー「フリアー」からは、スマートホンに装着できるサーモグラフィガジェットも発売されていますが、それでも4万 5000円くらいの価格設定なので、抑えられている方だと思います。
私は、サーモグラフィカメラって年に数回は使いたい事があるんですよね。
ノートパソコンやスマートホンが熱を持った時などに、どこを重点的に冷やせば効率的か探す時とか。
コンセントのタコ足配線が過密になってしまった時、過熱している危ない箇所が無いかチェックしたくなります。
メーカーの資料画像では、自然の中での野生生物探しや、焚火が完全に消えているか調べる時便利。としていました。
価格は5万 7200円。Etorenとメーカー公式サイトで取り扱っています。
【Etoren】Blackview BV9800 Pro
タカシ
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