2018 年に日本で人気を集めた 中華スマホメーカーは何と言っても「UMIDIGI」でしょう。ドコモのプラチナバンド(B19)に対応している低価格の端末を次々リリースしていることで注目を集めており、最近の中華スマホのセール数では4割以上が UMIDIGI社製端末が独占しています。
今回は UMIDIGIから1万円以下から買えるエントリーモデルのAシリーズに「 UMIDIGI A3 / A3 Pro 」が仲間入りしました。スペックをレビューしてみます。
UMIDIGI A3 / A3 Pro
【UMIDIGI A3 / A3 Pro 仕様】
A3 | A3 Pro | |
---|---|---|
OS | Android 8.1 | |
SoC | MediaTek MT6739 Quad Core |
|
ディスプレイ | 5.5インチ 1440 x 720 pix |
5.7インチ 1512 x 720 pix |
RAM | 2 GB | 3 GB |
ROM | 16 GB | 32 GB |
microSD スロット |
最大 256 GB | |
SIM | Nano SIM + Nano SIM DSDS |
|
カメラ | リア:12 MP + 5 MP フロント:8 MP |
|
認証方式 | 指紋 / 顔 | |
Wi-Fi | 802.11b/g/n | |
Bluetooth | 4.0 | |
バッテリー | 3300mAh | |
対応Band | WCDMA B1 /B2 / B4 / B5 / B8 FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B19 / B20 TDD-LTE B38 / B40 / B41 |
|
インターフェイス | MicroUSB | |
サイズ | 147.2 x 70.2 x 8.5 mm | |
重量 | 186 g | 187 g |
その他 | Glonass |
筐体レビュー
A3 と A3 Proの一番の違いはディスプレイの仕様で、A3 Proはノッチを採用した5.7インチのアスペクト比19:1の縦長画面に対して、A2はノッチ未採用5.5インチのアス比18:1、極狭ベゼル画面
端末サイズは全く同じ147.2 x 70.2 x 8.5 mmで重さはProの方が1 gだけ重い程度。デザイン的に画面以外は違いが無いようです▼
この価格にも関わらずボディには2.5D曲面ガラスを採用しているのには驚きました
最近のトレンドである3.5インチステレオジャックを排除はしていません。インターフェイスはMicroUSBを採用しています▼
認証方式は指紋に加えて顔認証にも対応しています。しかしながらiPhoneのようにドットプロジェクターを使ったセキュアな認証方法ではありません。
Z2 Proで検証してみましたが、マスクや眼鏡を装着していても認証する事ができてしまいました。それどころか、息子の顔でもロックが解除されてしまいました…
UMIDIGIt端末では指紋認証を使う事をお勧めします。
内部スペック
A3 / A3 Proのプロセッサーは旧モデルであるA1に引き続き、MediaTek社製の MT6739を搭載しています。Antutuベンチマークスコアは約4.2万のエントリーモデルです。
MT6739はデュアルVoLTE対応(DSDV)のSoCで、SIMカードを挿してLTE+LTEでの待ち受けが可能です。
A3の内部ストレージは16 GB、RAM 2GB。A3 Proは内部ストレージ32 GB、RAM 32 GBとなっており、最大256 GBまでの外部ストレージ (MicroSDカード)に対応しています。
カメラスペック
リア カメラには SONYのイメージセンサー「 IMX 386/OV 12870」を採用した f 値2.0の12MP+5MP デュアルレンズカメラを搭載しています。
フロントには、f/2.0の開口部を備えた8MPカメラを搭載。
対応バンド / SIM
UMIDIGI A3/ A3 PROはDSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
SIMカードスロットとSDカードが分かれていますので、デュアルSIMを挿しながらでも外部SDカードも利用可能です
ドコモ:プラチナバンド4G帯のBand19に対応していますので、山間部や郊外でも電波を拾えます。3G帯のプラスエリア(B6)には対応していないのが残念です。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEのB1に対応していますが、プラチナバンド18(26)に対応していません。 VoLTE SIMは都市部では使えますが、地方での使用は厳しそうです。また通話に3G帯(EVDO BC0) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。
【 対応バンド 】
WCDMA
B1 /B2 / B4 / B5 / B8
FDD-LTE
B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B19 / B20
TDD-LTE
B38 / B40 / B41
UMIDIGI A3(Pro) 価格 / まとめ
UMIDIGI A3は格安エントリーモデルなので、画面解像度やメモリー回りが少し物足りないスペックです。しかしながらデュアルカメラ搭載で、ドコモのLTEプラチナバンドB19に対応しており 日本でも気持ちよく電波を掴む事ができます。
つなぎの端末としての用途や、LINEやメール、音楽・動画鑑賞程度しかしない人には十分なコストパフォーマンスの高い端末だと思います。
標準価格はUMIDIGI A3 →$99.99。A3 Pro→$138.88。現在は発売記念のプリセール価格で販売されています。
UMIDIGI A3 はGearBestでも取り扱っていますが、A3 Proはアリババ(Aliexpress)のUMIDIGI公式ショップでのみ販売しています。
【Aliexpress】
割引価格:US $ 75.99
→ UMIDIGI A3
割引価格:US $118.05
→ UMIDIGI A3 Pro
【GearBest】
割引価格:US $85.99
→ UMIDIGI A3
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タカシ
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