9月22日、ウェアラブルデバイス・メーカーZepp Health Corporationより、新スマートウォッチ「Amazfitt Bip5(アマズフィット ビップ ファイブ)」が発売となりました。
サンプルが数週間前に手元に届いてましたので、しばらく装着して使用してみました。
Bip 5は、必要な機能をすべて備えたエントリーモデルのスマートウォッチとして人気のBipシリーズの最新モデルです。
Bip 5は前モデルのAmazfit Bip 3 / 3 Proと比べ、大画面化して見やすくなりました。更に旧モデルには無かったスピーカーとマイクを内蔵しており、Bluetooth通話が可能となる進化を遂げています。
また前モデルでは、上位機種のBip 3 Proのみに搭載されていた、衛星位置測位システム(GPS)も搭載しています。
ページコンテンツ
Amazfit BIP 5 スペック
OS | Zepp OS 2.0 |
---|---|
ディスプレイ | 1.91インチ(320×380) TFT タッチスクリーン |
タッチスクリーン | 2.5D強化ガラス 指紋付着防止コーティング |
FeliCa | 非対応 |
NFC | 非対応 |
バッテリー | 300mAh (標準値) |
充電時間 | 約 2時間 |
バイブレーター | あり |
スピーカー | 内蔵 |
マイク | 内蔵 |
健康センサー | BioTracker ™2PPG生体光学センサー(血中酸素サポート) 3軸加速度センサー、GPSセンサー |
内蔵GPS | 4 衛星測位システム ム(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき) |
文字盤数 | 70+ |
Bluetooth | 5.2 BLE |
電池寿命 | 通常モード:約10日間 セーブモード:約26日間 頻繁な使用:約5日間 |
充電方式 | 磁気充電スタンド |
ボタン数 | 1 |
本体素材 | プラスチック製のボトムケース |
防水等級 | IP68 |
サイズ | 45.94 x 38.09 x 11.2mm |
バンドサイズ | 幅 22mm |
バンド素材 | シリコン クイックリリース |
重さ | 26 g(バンドなし) |
対応スマホ | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 |
カラー | ソフトブラック、クリームホワイト、パステルピンク |
開封レビュー
【セット内容】
- BIP 5 本体
- 専用充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書はマルチ言語版となっており、日本語での表記もあります。ただし基本スペックとペアリングの方法のみで、詳しくは専用アプリで確認して下さいという事のよう▼
ザックリしたフラッシュレビュー
10日間のロングライフバッテリー
薄型で超軽量コンパクト
日本語対応の通知機能
IP68の防水性能
120以上のスポーツモード対応
ストレス計測機能
心拍数・血中酸素濃度を計測可能
直感的でわかりやすいインタフェイス
ウォッチフェイスが豊富(70以上)
睡眠時の呼吸モニタリング機能搭載
スマートホンの音楽操作が可能
画面操作のレスポンスが高い
左右の腕の切替機能付き
Appple ヘルスケアと連携可
GPS搭載でスマホなしでコース記録が可能
端末レビュー
画面は1.91インチ(320×380) ディスプレイ。45.94 x 38.09 ミリの四角タイプのTFTタッチ画面です。
ベゼル幅は下側が広く開いてます。画面ガラスはラウンド加工▼
ちなみに前モデルのBip3は、画面は1.69インチ(240×280)ディスプレイ。44.12 x 36.49ミリでした。かなり見やすく大きくなりましたね。
横から見ると画面はR加工されています▼
ストラップ素材はシリコンゴム製▼
裏側には身体測定機能用センサーが配置されています▼
バンドは一般的な腕時計方式ではなく、留め具をとめてバンド本体の穴に入れる方式。
ホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です
バンドを含めた重さは、実測で約 399.9グラム。超軽量設計です。▼
充電は専用クレードルを使うタイプ。マグネットでピタッと貼りつきますが、電極があるようで決まった方向のみ貼りつきます▼
ボタンは右側に1つのみ配置されています。もBip3シリーズのボタンは丸型でしたが、平型で洗練された感があります▼
本体は IP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
カラーバリエーションは、ソフトブラック、クリームホワイト、パステルピンクの3色展開。
装着感
ボディサイズはApple Watchの45mmモデルよりわずかに大きい程度。装着してみると、大きいとは感じません。
私は男性としては腕が細いのですが、超薄型ボディのおかげで自然な感じで装着できます。Apple Watchと同程度と考えれば、サイズ感が分かると思います。
初期設定・スマートフォンにアプリをインストール
Zepp
開発: Huami Inc. 評価 無料 |
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専用アプリをインストールすることで、スマートフォンの各種機能の設定・管理が可能となります。このアプリを使う事で、アプリを追加インストールしたり、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更、スマートホンからの通知の許可などの設定、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
デバイスの追加方法
アプリとスマートウォッチの連動は簡単。アプリを起動したらスマートウォッチに表示されるQRコードを読み取るだけでペアリングが完了しました。ペアリング完了後にファームウェアのアップデートが開始されました。
ウォッチのフェイスは70種類以上。タップしてダウンロードする事でウォッチ側に設定できます▼
Apple Watchで言うコンプリケーションのように、フェイス内の表示項目の変更も可能なフェイスもあります。
ちなみにコンプリケーションと同様に、フェイス内のアイコンをタップして個別にアプリを起動する事も可能です。
アプリの追加
Bip5はZeppアプリを使い、追加アプリをインストールする事が可能です。
メモ帳やミュージックコントローラー、メトロノーム、ゲームなど、大量のアプリが用意されています。
AIチャットは「ChatGPT」が用意されていました。
機能と使い方説明
シンプルですが多機能なスマートウォッチです。画面上の項目について一通り解説しておきます。
画面切替
フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式となっています。使った事ある方は迷わず使えると思います。
左←スワイプすると基本的な機能を直接呼び出す事ができます、ワークアウト状況、心拍計、中酸素濃度、歩数、天気、ミュージックなど。
- ↓スワイプ:コントロールセンター表示
- 左右←→:天気・心拍系・ストレス計測・血中酸素濃度・音楽リモコン(編集可能)
- ↑:通知センターを表示
左右のフリックには横並びのタイル※に加え、縦並びの細かいタイルも配置されています。
※タイルとは、天気やエクササイズ表示などの情報、タイマーといった機能をウォッチフェイスのようにパネル化したコンテンツの事
ボタンを長押しするとワークアウトの選択画面が表示されます。タップしてワークアウトの記録を開始します。
エクササイズ機能では、ランニングやサイクリングなど、様々なエクササイズに対応しています。防水対応のスマートウォッチですが、プールやオープンウォーターなどの水中のエクササイズは対応していません。ボートやカヤックなどの水上スポーツのみとなります。
GPS搭載なので、スマホを持たずにジョギング・ウォーキングしても経路が記録されます。
廉価モデルなので、さすがにオフラインマップには対応していませんが、スマホと同期させる事でZeppアプリから走行コースを確認・記録可能です。
コントロールセンター・設定画面
コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼
- ライト
- 輝度
- 設定呼び出し
- シネマモード
- 画面ロック(ボタン長押しで解除)
- スマートDNDモード
- 画面輝度調整
- アラーム
- スマートホンを探す
- バッテリー残量
- カレンダー
腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります。
通知センター設定
Bip5 には、電話やLINEアプリなどの通知を確認できる機能が実装されています。
専用アプリを起動し、下の「装置」アイコンをタップ。
「通知」を開くとアプリ一覧が表示されるので、LINE、Twitterなど通知を受け取りたいアプリをオンにする▼
LINEなどのメッセージは日本語で表示されます▼
※ LINEは通知のみで返信する機能はありません
ランチャー
ランチャーは、ボタンを押す事で表示されます。ほぼ全ての機能がここから呼び出せます▼
ボタンの長押しは、好きな機能を設定可能です。アレクサを呼び出したり、一発
各種測定・便利機能
最近注目されている睡眠トラッキング機能も搭載されています。睡眠時の呼吸の状況もログを録る事ができますので、無呼吸症候群の疑いがある人には嬉しいですね。睡眠時に呼吸ログを録ると、バッテリーの減りが大きいようです。
ちなみにウォッチに記録できる睡眠データは1日分なので、毎日しっかりとスマートホン側のアプリと同期とる必要があります。
血中酸素濃度・心拍数は、リラックス指数は、画面右スワイプもしくはランチャーから呼び出すと計測が開始されます。
スマートホンで再生中の音楽を遠隔操作する事も可能です。再生・ストップ・前・後ろの曲へスキップ、ボリューム調整。手元で操作できるのはとても便利です。
特に車の運転でスマートホンをカーナビ変わりに使っている方は、スマートウォッチでの音楽操作は便利ですよ。
バッテリーの持ちについて
スペック上は通常使いで10日間のロングライフバッテリーとなっています。使ってみた感覚だと、面白がって色々な機能をオンにしても1週間くらいは持ちそうです。
ちなみにハードな使用で5日間としています。心拍数モニタリングの1分ごとのデータ測定を有効にしたり、睡眠時の呼吸の質のモニタリングをオンにするとハード使用にあたります。
旧モデルと比べ、バッテリー寿命が2日間短くなっていますが、GPS搭載モデルとしては長持ちバッテリーだと思います。
Amazfit Bip 3 Proとの性能を比較すると大幅に進化しているのが分かります。
価格・販売サイト
Amazfit Bip 5の価格は14,800円 。お手頃価格ですが、スマートウォッチとしての必要機能はほぼ全て搭載されています。スマートホンのカメラのリモートシャッター機能やToDoリスト、月経周期の管理、タイマー、ストップウォッチ、スマートホンを探すなど、あると便利ですよね。もちろん搭載されています。
取り扱いは、取扱実店舗:ヨドバシカメラ、ビックカメラほか、大手家電量販店および時計専門店等
オンラインショップは、公式オンラインストア/各ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング等)
今回はメーカーさんの方から割引クーポンを発行して頂いております。
クーポンコード:Bip5LABOhonn
有効期間:2023年9月22日から-10月22日まで(※一カ月限定)
割引率:7%オフ(約1036円オフ)
タカシ
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