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【実機レビュー】スマホジンバル「Hohem iSteady V3」AIトラッキング機能搭載で純正カメラアプリが使える

スマホジンバル(スタビライザー)メーカー「Hohem(ホヘム)」から革新的なジンバル「Hohem iSteady(アイ・ステディ) V3」が登場しました。

従来のスマホジンバルは、メーカー専用カメラアプリの撮影にしか対応していないのが欠点でした。最新のスマートホンの純正カメラは、広角・望遠・ナイトモード・高精細など、高性能なカメラが魅力ですが、スマホジンバルはソレが使えませんでした。

Hohem iSteady V3は、アプリ不要で人間の追尾を可能にする磁気AIトラッカーを搭載。
専用アプリによる縛りから解放されました。純正カメラアプリを使って、常に被写体を中心に追跡して撮影が可能です。

ザックリ・フラッシュレビュー

良かったポイント
 小型で持ち運び用に便利
 小型の三脚が内蔵
 Aiトラッキング(追尾)機能搭載
 画面から外れても戻ると再度追尾を開始する
 撮影ライト機能搭載
 コントロール部がリモコンとして外せる
 本体に伸びる自撮りロッドが内蔵
 ジェスチャーによる追尾・撮影操作が可能
 13時間稼働可能な長時間バッテリー内蔵
 スマートホンの純正カメラアプリで撮影可能
 スマートホン以外のアクションカムでも追尾撮影が可能

 

残念ポイント
 追尾モード中に人間が交差すると対象が変わってしまう
 アプリの日本語が不自然

 

Hohem iSteady V3 スペック・セット内容

型名  Hohem isteady v3
 重さ 本体:420g (±5g)
AIトラッカー:約13.6g
 サイズ 展開時:127×65×312mm
折りたたんだ状態:98×44×160.5mm
AIトラッカー:42×16.5×25mm
 バッテリー容量 1,400mAh
充電時間 約 2.5 時間 (5V-2A)
 駆動時間 最大13時間
(AIトラッカーユニットなしで使用する場合 )
約 4 時間
(AIトラッキングとフィルライトを併用する場合 )
接続方式 Bluetooth
制御可能な角度 パン:-120°~ 210°ロール:-195°~ 135°
チルト:-35°~ 45°
内蔵エクステンションロッド 最大 205mm
AI トラッキング  レンズの解像度 1 mp
ジェスチャー認識距離 0.5 ~ 1.5m (1.64 ~ 4.92フィート)
トラッキング距離 0.5 ~ 5m (1.64 ~ 16.4 フィート )
ライト出力 2W
照度 110 ルクス @0.5m
色温度
6500K ( 寒色系ライト )
5000K ( 中間色ライト )
2700K ( 暖色系ライト )

【セット内容】
・isteady v3本体
・USB-Cケーブル(充電用)
・収納巾着
・六角レンチ
・取扱説明書

※取説は絵が中心の簡単なものですが、ネット上に詳しい取説がPDFで配布されています。

 

Hohem isteady v3
3軸スマホジンバル AI自動追跡 13時間駆動
 

 

Hohem isteady v3レビュー

今回ご紹介するカラーはホワイト。筐体はコンパクトに折り畳んで持ち運べます

 

展開するとスマホジンバル特有のフォルム。展開した時点で電源が入る製品も多いですが、iSteady V3は電源ボタンを押すまでパワーはオンになりません。ジンバルが自動オンになるとウィンウィンと勝手に暴れまわる事が多いので、スマホをセットした後に明示的に電源はオンにしたいです。その点合格!ちなみに電源ボタン2回クリックでスタンバイモードになります。再度2回クリックで解除。

 

手元には操作パネル部を配置。左側には撮影ライト操作のダイヤルが付いています。押し込むとオンオフ、回して照度調整。

 

操作パネルはジョイスティック、M(モード切替)、△▽ボタンはロールとズーム(専用カメラアプリでのみ有効)に使います

追尾モード(M)は、パンフォローモード / パンチルトモード / オールフォローモード / ロックモード(追従なし)

 

操作パネル部は取り外しが可能で、リモコンとして使えます▼

リモコンは、録画ボタンを長押しで電源の操作も可能。

右側面にはUSB-Cポートと電源ボタン。リモコン右側面にあるボタンは、取り外した時にトリガーとして使えます。

 

裏側にはトリガーが配置されています。2回クリックで水平センタリング。3回でカメラが反転して自撮りモード切替。トリガー長押しでロックモードになります。またジンバルは水平リセットを多用するので、このトリガーが押しやすいのは大切なポイントです。起動時はM ボタンを 5 回押して、自動キャリブレーションをするのが良いかも?

スマホ取り付け部にAiトラッキングデバイス兼ライトが付いています。

このデバイスは取り外しが可能で、裏向きにすればイン、アウトカメラの切替にも対応できます。

 

底部分には三脚が収納されています。細くて頼りなく見えますが、かなりガッシリしています。
ミニ三脚を別に持ち運ぶ必要がないのが嬉しいですね。
※1/4インチのネジ穴がありますので、一脚や本格的な三脚などもマウントできます。

立てるとこんな感じ。Aiトラッキングデバイスもあるので全体的に未来未来してますね。

 

カラーバリエーションはホワイトの他ブラックもあります。

 

マウントできるスマートホンの幅は58mm ~ 98mm。300グラムまで対応しています。

 

本体に伸びるロッドが内蔵されています。セルフィやハイアングルやローアングルでの撮影も捗りそう。

 

撮影・機能

専用カメラアプリ「Hohem Joy」が無くても追尾・撮影はできますが、ペアリングや色々なスタビライザー設定にアプリが必要です。
ジンバル本体のファームウェアアップデートも降ってきますので、アプリ撮影は使わなくても入れておくべきです。
専用アプリでも「タイムラプス」や「スローモーション」、「Moment」撮影などもあり、美肌機能、顔痩せや目を大きくする美顔機能もあります。
またフィルター類も充実しています。リモコンからのズームは、専用カメラアプリのみでしか使えません。

 

Hohem Joy

開発: Shenzhen Hohem Technology Co.,Ltd
評価(3/5)
無料

icon-itunes
 
   

※ カメラアプリを起動すると最初に簡単なチュートリアルが始まります。スグに終わりますので、面倒くさがらずに観る事をオススメします。

スタビライザー機能

iSteady V3のメイン機能は「3軸補正のスタビライザー」なので手振れ補正機能が気になりますよね。
撮影してみましたが、かなりスムースです。最近のスマホは手振れ補正機能が付いていますが、足の着地の時には振動が映り込みますよね。
iSteady V3では、それも自然に吸収して撮影できているという感じです。

内蔵エクステンションロッドを引っ張り出してローアングル撮影もしてみました▼

 

トラッキング / ジェスチャー機能

iSteady V3は、ジェスチャーによる操作も可能です。例えばOKマークで、遠隔から追尾(トラッキング)を開始(緑LED点灯)。「待て」のように手の平をかざすと追尾終了(赤LED点灯)

上下左右にカナリの範囲追尾してくれます。障害物などで人物が画面から外れると、LEDが赤くなりますが再度フレームインすると追尾を再開してくれます。
ちなみにトラッキングしている人間が他の人とすれ違うと、すれ違った人にトラッキングが移動してしまいます。専用カメラアプリだと問題なく追尾するようです。

デバイスで人物を認識するので、スマートホン無しで追尾実験してみます。
上下左右に動いてみました。途中赤LEDになるのは机の下に隠れてしまったり早く移動しています。

 

ジェスチャーでカメラの向きやシャッター制御なども出来てしまいます

 

人間以外のトラッキング

ペットやオブジェクトなどは専用カメラアプリ(Hohem Joy)からトラッキングする事ができます。対象物を四角で囲うだけでトラッキングが開始されます。

このモードは追尾するだけでは無く、オービットショット(旋回ショット)などの用途にも使えます▼

 

まとめ・価格・販売サイト

上でご紹介したようにisteady v3はアプリ依存では無いので、スマホのマウント部に入れば他のカメラでも手振れ補正&追尾が可能です。
Go Proなどのアクションカムに使っても面白い映像が取れそうです。
小型ジンバルは手振れ補正の用途だけでは無く、運動会などで長時間撮影する時も片手持ちで疲れないで良いです。

Hohem isteady v3の価格は税込み¥19,550 。Amazon、楽天などのECショップで購入可能です。

 

Hohem isteady v3
3軸スマホジンバル AI自動追跡 13時間駆動
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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