6月1日、ウェアラブルデバイス・メーカーZepp Health Corporationより、新スマートウォッチ「Amazfit Bip5 Unity(アマズフィット ビップファイブ ユニティー)」が発売となりました。
数週間前にサンプルが手元に届いてましたので、しばらく装着して使用してみました。
Bip 5 Unityは、多機能で高コスパのエントリーモデルのスマートウォッチとして人気のBipシリーズの最新モデルです。
Bip 5 Unityは先発モデルの「Amazfit Bip 5」をベースとして、さらにコスト削減を実現し11,900円(税込)での提供を可能としました。(Bip 5 の価格は税込み14,800円)
Bip 5はプラスチックボディでしたが、Bip 5 Unityではステンレススチール製にアップグレードしており、画面形状がカーブからフラット画面に変更となっています。スピーカーとマイクは引き続き内蔵されており、Bluetooth通話が可能なモデルとなっています。
ページコンテンツ
Amazfit BIP 5 Unity スペック
モデル名 | A2324 |
---|---|
OS | Zepp OS 3.0 |
ディスプレイ | 1.91インチ(320×380) TFT タッチスクリーン |
タッチスクリーン | 2.5D強化ガラス 指紋付着防止コーティング |
PPI | 260 |
FeliCa | 非対応 |
NFC | 非対応 |
バッテリー | 300mAh (標準値) |
充電時間 | 約 2時間 |
バイブレーター | あり |
スピーカー | 内蔵 |
マイク | 内蔵 |
健康センサー | BioTracker ™2PPG生体光学センサー(血中酸素サポート) 3軸加速度センサー、GPSセンサー |
内蔵GPS | なし |
文字盤数 | 70+ |
Bluetooth | 5.2 BLE |
電池寿命 | 通常モード:約11日間 セーブモード:約26日間 頻繁な使用:約5日間 |
充電方式 | 磁気充電スタンド |
ボタン数 | 1 |
本体素材 | ステンレススチール |
スポーツ自動認識 | 6種類 |
防水等級 | IP68 |
サイズ | 45.8 x 37.8 x 10mm |
バンドサイズ | 幅 22mm |
センサー | BioTracker PPG生体センサー 3軸加速度センサー |
バンド素材 | シリコン |
重さ | 26 g(バンドなし) |
対応スマホ | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 |
カラー | グレー、チャコール |
開封レビュー
【セット内容】
- BIP 5 Unity 本体
- 専用充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書はマルチ言語版となっており、日本語での表記もあります。ただし基本スペックとペアリングの方法のみで、詳しくは専用アプリで確認して下さいという事のよう▼
ザックリしたフラッシュレビュー
11日間のロングライフバッテリー
薄型で超軽量コンパクト
日本語対応の通知機能
LINEへのクイック返信(Androidのみ)
IP68の防水性能
120以上のスポーツモード対応
ストレス計測機能
心拍数・血中酸素濃度を計測可能
24Hヘルスケア分析(心拍数、血中酸素レベル、ストレス)
直感的でわかりやすいインタフェイス
ウォッチフェイスが豊富(70以上)
Amazon Alexa搭載
睡眠時の呼吸モニタリング機能搭載
スマートホンの音楽操作が可能
画面操作のレスポンスが高い
左右の腕の切替機能付き
Appple ヘルスケアと連携可
GPS機能非搭載
端末レビュー
画面は1.91インチ(320×380) ディスプレイ。四角タイプのTFTタッチ画面です。
ベゼル幅は下側が広く開いてます。画面ガラスはラウンド加工▼
Bip5は横から見ると画面はR加工されていましたが、Unityはフラット画面へと変わっています。
ストラップ素材はシリコンゴム製▼
カラーバリエーションは、グレーとチャコールの2色展開。
私の手元に届いた筐体はチャコール。
裏側には身体測定機能用センサーが配置されています▼
バンドは一般的な腕時計方式ではなく、留め具をとめてバンド本体の穴に入れる方式。
ホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です
バンドを含めた重さは、実測で約 39グラム。超軽量設計です。▼
充電は専用クレードルを使うタイプ。マグネットでピタッと貼りつきますが、電極があるので決まった方向のみ貼りつきます▼
ボタンは右側に1つのみ配置されています▼
本体は IP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
装着感
ボディサイズはApple Watchの45mmモデルより少し大きい程度。装着してみると大きいとは感じません。
私は男性としては腕が細いのですが、超薄型ボディのおかげで自然な感じで装着できます。Apple Watchと同程度と考えれば、サイズ感が伝わるかると思います。
初期設定・スマートフォンにアプリをインストール
Zepp
開発: Huami Inc. 評価 無料 |
||
専用アプリをインストールすることで、スマートフォンの各種機能の設定、ファームウェアアップデートなども可能となります。このアプリを使う事で、アプリを追加インストールしたり、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更、アプリの通知の許可などの設定、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
デバイスの追加方法
アプリとスマートウォッチの連携は簡単。アプリを起動したらスマートウォッチに表示されるQRコードを読み取るだけでペアリングが完了しました。ペアリング完了後にファームウェアのアップデートが開始されました。
ウォッチのフェイスは70種類以上。タップしてダウンロードする事でウォッチ側に設定できます▼
Apple Watchで言うコンプリケーションのように、フェイス内の表示項目の変更が可能なフェイスもあります。
ちなみにコンプリケーションと同様に、フェイス内のアイコンをタップして個別にアプリを起動する事も可能です。
アプリの追加
Bip5 Unity はZeppアプリを使い、追加でミニアプリをインストールする事が可能です。
メモ帳やミュージックコントローラー、メトロノーム、ゲームなど、大量のアプリが用意されています。
AIチャットは「ChatGPT」が用意されていました。
機能と使い方説明
シンプルですが多機能なスマートウォッチです。画面上の項目について一通り解説しておきます。
画面切替
フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式となっています。使った事ある方は迷わず使えると思います。
左←スワイプすると基本的な機能を直接呼び出す事ができます、ワークアウト状況、心拍計、中酸素濃度、歩数、天気、ミュージックなど。
- ↓スワイプ:コントロールセンター表示
- 左右←→:ショートカットカード(タイル表示)
天気・心拍系・ストレス計測・血中酸素濃度・音楽リモコン(編集可能) - ↑:通知センターを表示
左右のフリックには横並びのショートカットカード※に加え、縦並びの細かいタイルも配置されています。
※ショートカットカードとは、天気やエクササイズ表示などの情報、タイマーといった機能をウォッチフェイスのようにパネル化したコンテンツの事
ランチャーからエクササイズアイコンを選択すると、ワークアウトの選択画面が表示されます。タップしてワークアウトの記録を開始します。
ちなみに3種類のエクササイズはショートカット登録しておけます。1発でスタートできて便利です。
エクササイズ機能では、ランニングやサイクリングなど、様々なエクササイズに対応しています。防水対応のスマートウォッチですが、プールやオープンウォーターなどの水中のエクササイズは対応していません。ボートやカヤックなどの水上スポーツのみとなります。
GPS機能は搭載していませんが、スマートホンを帯同していると経路が記録されます。
※ この時はエクササイズの終了ボタンを押すのを忘れましたが、車での移動時や買い物時は一時停止されていました。
コントロールセンター・設定画面
コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼
- バッテリー残量
- カレンダー
- ライト(ウォッチ画面をライトとして使う)
- 設定呼び出し
- DNDモード(就寝モード)
- 画面輝度
- 画面点灯時間設定
- シネマモード
- 画面ロック(ボタン長押しで解除)
- 画面輝度調整
- スピーカー音量
- スマートホンを探す
腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります。
通知センター設定
Bip5 Unity には、電話やLINEなどのアプリ通知を確認できる機能が実装されています。
専用アプリを起動し、「プロフィール」アイコンをタップ。
「マイデバイス」>「通知とリマインダー」を開くとアプリ一覧が表示されるので、LINE、X、Instagramなど通知を受け取りたいアプリをオンにする▼
LINEなどのメッセージは、自然な日本語フォントで表示されます▼
LINEの返信はAndroid版のみテンプレート返信に対応しています。
ランチャー
ランチャーはハニカム表示タイプ、ボタンを1回押す事で表示されます。ほぼ全ての機能がここから呼び出せます▼
ボタンの長押しは、好きな機能を設定可能です。デフォルトでは(アレクサ呼び出し)
各種測定・便利機能
最近注目されている睡眠トラッキング機能も搭載されています。睡眠時の呼吸の状況もログを録る事ができますので、無呼吸症候群の疑いがある人には嬉しいですね。睡眠時に呼吸ログを録ると、バッテリーの減りが大きいようです。
ちなみにウォッチに記録できる睡眠データは1日分なので、毎日しっかりとスマートホン側のアプリと同期とる必要があります。
Zepp Health Corporationは、4月よりZeppアプリユーザー向けのウェルネスサービスである「Zepp Aura(ゼップ オーラ)」を開始しました。
Zepp AuraとはAmazfitブランドのスマートウォッチとシームレスに連携した生成AI活用した睡眠およびリラクゼーションをサポートするためのプラットフォームです。Zepp Auraの導入によって、不眠などの睡眠に関する課題を抱えるユーザーのソリューションにつなげる事を目的としてサービスとしています。
血中酸素濃度・心拍数は、リラックス指数は、画面右スワイプもしくはランチャーから呼び出すと計測が開始されます。
スマートホンで再生中の音楽を遠隔操作する事も可能です。再生・ストップ・前・後ろの曲へスキップ、ボリューム調整。手元で操作できるのはとても便利です。
特に車の運転でスマートホンをカーナビ変わりに使っている方は、スマートウォッチでの音楽操作は便利です。
バッテリーの持ちについて
スペック上は通常使いで11日間のロングライフバッテリーとなっています。色々な機能をオンにしても1週間くらいは余裕で持ちそうです。
ちなみにハードな使用で5日間としています。心拍数モニタリングの1分ごとのデータ測定を有効にしたり、睡眠時の呼吸の質のモニタリングをオンにするとハード使用にあたります。
旧モデルと比べ、バッテリー寿命が1日伸びていますがGPS非搭載の分伸びたのだと思います。
Amazfit Bip 5との性能比較
兄弟モデルのAmazfit Bip 5との性能比較
まとめ・価格・販売サイト
Amazfit Bip 5 Unityは、上位モデルのBip 5の機能を踏襲しつつも更に低価格化を遂げています。
GPS機能が割愛されていますが、筐体はプラスチックボディからステンレススチールに進化しており、こちらの方が高級感があります。
スマートウォッチだけを持って「ウォーキング」や「ランニング」に使う用途が無い方はUnityの方をお勧めします。
Amazfit Bip 5 Unityの価格は11,900円 。お手頃価格ですが、スマートウォッチとしての必要機能はほぼ全て搭載されています。
取り扱いオンラインショップは、公式オンラインストア/各ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング等)
Amazonでは発売開始を記念してメーカーさんの方から割引クーポンが発行されています。商品ページに併用可能な5%割引クーポンもございます。
そのため総割引率は10%となります。
【割引後金額】
●割引額:11,900×5%=595円 合計:11,900-1,190=10,710円
クーポンコード:AmazfitBip23
有効期間:2024年6月11日から-6月28日まで
タカシ
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