2023年10月25日に発売された「Amazfit Balance」(アマズフィット・バランス)が手元に届きました。 使用感を共有したいと思います。
Amazfit Balanceは、日常生活、健康、フィットネスに最適とするスマートウォッチ。「GTR & GTSシリーズ」の機能を継承しつつ、心と体を整えるバランスウォッチとし、ライフスタイル特化型のフラグシップモデルです。バランスの取れたライフスタイル、ポジティブで健康的、マインドフル、心身の調和を重視するライフスタイルを送るユーザーをサポートするモデルとしてBalance(バランス)の命名をしたようです。
Balanceは、GPSを内蔵しているのでスマートホンを持たないで、音楽を聴きながらコースを記録しつつジョギングやウォーキングを楽しむ事ができます。
ページコンテンツ
Amazfit Balanceスペック
GPS 機能 | デュアルバンド(L1+L5)&6衛星測位 |
---|---|
ディスプレイ | 1.5インチ(480 x 480) (323PPI)AMOLED |
タッチスクリーン | 強化ガラス 指紋付着防止コーティング アンチグレアガラスベゼル |
防水性能 | 5 ATM |
接続 | Bluetooth 5.0, Wifi2.4 GHz |
FeliCa | 非対応 |
NFC | 非対応 |
バイブレーター | あり |
スピーカー | なし |
マイク | なし |
センサー | BioTracker™ PPG 生体認証センサー(8PD+2LED) 生体電気インピーダンスセンサー(BIA) 加速度センサー、地磁気センサー、環境光センサー、気圧センサー ジャイロスコープ 、温度センサー |
活動量計機能 | 心拍センサー 消費カロリー 睡眠 移動距離 歩数計機能 血中酸素ウェルネス |
電池寿命 | 通常モード:約14日間 ハードな使用:約7日間 省電力モード:約24日間 AODモード:約5日間 精度GPSモード:26時間 自動GPSモード:47時間 |
測位 | 円偏波GPSアンテナ デュアルバンド(L1+L5) GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NavIC |
充電時間 | 約2時間 |
バッテリー容量 | 475 mAh |
ボタン数 | 2つ |
本体素材 | アルミニウム金属ケース 強化線維ポリマー製ボトムシェル |
防水等級 | 5ATM |
サイズ | 直径46mm 厚さ12.7mm |
バンドサイズ | 幅22mm |
重さ | 35 g(バンド除く) 52 g(バンド含む) |
対応スマホ | Android 7.0 / iOS 14以降 |
開封レビュー
【セット内容】
- Balance本体
- 専用充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書はマルチ言語版。日本語での表記もありますがペアリングと専用アプリのQRコード程度のみの内容です▼
ザックリしたフラッシュレビュー
メンタルとフィジカルを数値化する「レディネススコア」搭載
Zepp Coachアプリで運動管理が可能
GPSの掴みが早く正確
指紋防止ガラスで表面が汚れにくい
通話が可能
専用アプリストアからミニアプリを追加インストールできる
日本語対応の通知機能
5ATMの防水性能
鮮やかなAMOLEDディスプレイ
150以上のスポーツモード対応
バッテリーが最大14日間持つ
心拍数・血中酸素濃度を計測可能
直感的でわかりやすいインタフェイス
ウォッチフェイスが豊富
睡眠時の呼吸モニタリング機能搭載
音楽を入れるストレージ容量がある
画面操作のレスポンスが高い
左右の腕の切替機能付き
Google Fitと連携可能
Apple ヘルスケアと連携可能
Alexa機能対応
端末レビュー
画面は1.5インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイ。
他のシリーズのようにベゼルがゴツくなく、スタイリッシュで悪目立ちしないデザインです。
発色が鮮やかで視認性は抜群です。滑らかな表示で、ヌルヌルと反応良く動きます▼
カラーバリエーションは、2色展開。カラーとバンドの組み合わせが異なります。
・ミッドナイトダークグレーのメタルケース+ダークグレーのリキッドシリコンストラップ
・サンセットグレーグレーのメタルケース+マルチカラーのナイロンストラップ
ストラップ素材はリキッドシリコンゴム製。筐体ケースは円型デザインです▼
裏側には身体測定機能用センサーが配置されています▼
バンドは穴に通す一般的な腕時計タイプ。穴でバンドを止めてから、ベルト2つを通すのに少し骨が折れます。GTRシリーズはAppleWatchのようなギミックだったので、そちらを採用して欲しかった。しかしながら、スポーツで使う分にはこちらの方が蒸れたり痛くなならない設計な気がします。ホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です
バンドを含めた重さは、実測で約 51.7グラム。バンドを除いた重さは約 35グラム▼
充電はAmazfit お馴染みの専用クレードルを使うタイプ。マグネットでピタッと貼りつきますが、電極があるようで決まった方向のみ貼りつきます▼
アルミ製の渋い艶消しフレームとなっており、スタイリッシュなデザインです。
ボタンは2つ。上側がリューズつきボタンで下は基本的に「戻る」用▼
5ATMという防水規格に対応しており、プールなどの水中での使用にも耐えられます。水道から流水をかけてみましたが問題ありませんでした。
オープンウォーターでも使用可となっていますが海水での使用は少し怖いです。
装着感
多機能なので重量はそこそこあります。一般的なスマートウォッチと比べて10グラム程度重いですが、腕が重いとは感じませんね。
画面が大きくて見やすい分、存在感があります。私は男性としては腕が細い方です。
初期設定・スマートフォンにアプリをインストール
Zepp
開発: Huami Inc. 評価 無料 |
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専用アプリをインストールすることで、スマートフォンの各種機能の設定・管理が可能となります。このアプリを使う事で、ウォッチ内のアプリを追加インストールしたり、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更、スマートホンからの通知の許可などの設定、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
エクササイズのスケジュール管理のZeppコーチなども便利です。
デバイスの追加方法
アプリとスマートウォッチの連動は簡単。アプリを起動したらデバイスを追加するだけでペアリングができます。
ペアリング完了後にファームウェアのアップデートが開始されました。
独自のアプリストアからアプリの追加ダウンロードが可能です。同社はZeusアプリ開発者キットというプログラムを提供しており、ユーザーが文字盤やアプリを作る事も可能です。昨年夏には10種類しかありませんでしたが、今ではアプリのラインナップは40以上ありそうです。
ウォッチのフェイスは、タップしてダウンロードする事でウォッチ側に設定できます▼
アプリの設定からボタンの方向を変える事ができます。左側にすれば右腕に装着できます▼
機能と使い方説明
シンプルですが多機能なスマートウォッチです。項目について一通り解説しておきます。
画面切替
フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式から少し進化しています。左右スワイプでタイル切替に加えヴィジェットのように、機能やデータが一覧表示されるタイルがあります。
- ↓スワイプ:コントロールセンター表示
- 左右→:レディネスデータ、アクティビティログ、天気・心拍系・アクティビティ開始、など
- ↑:通知センターを表示
- 左←:アプリランチャー起動
ボタンを長押しするとデフォルトではAlexaが起動します。このボタンは他の機能に割り当てる事もできます。
コントロールセンター・設定画面
コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼
- バッテリー残量
- ナイトモード
- スリープモード
- シアターモード
- 常時点灯モード
- 画面輝度調整
- カレンダー(タップで1ヶ月表示)
- スマートホンを探す
- アラーム機能
- Bluetooth機能
- 画面ロック
- Wifi設定
- イヤホン接続
- 設定呼び出し
腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります。また常時画面オン機能が搭載されており、常に画面を表示し続ける事ができます。
ちなみに設定したフェイスのまま常時点灯も可能ですが、最大20分間だけ画面を表示し続ける事しかできません。
通知センター設定
、電話やLINEアプリなどの通知を確認できる機能が実装されています。
専用アプリを起動し、下の「装置」アイコンをタップ。
「通知」を開くとアプリ一覧が表示されるので、LINE、Twitterなど通知を受け取りたいアプリをオンにする▼
LINEなどのメッセージは日本語で表示されます▼
ちなみにAndroidでは、LINEの通知に対して返信機能が使えます。専用アプリから定型文を登録しておき、素早く返信可能です。また、Android版のみ通話着信にSMSで定型文返信する機能も使えます。
ランチャー
ランチャーは、リューズボタンを押す事で表示されます。ほぼ全ての機能がここから呼び出せます▼
エクササイズ機能では、ランニングやサイクリングなど、150種類以上のエクササイズに対応しています。防水対応のスマートウォッチなので、プールやオープンウォーターなどの水中のエクササイズも対応しています。
多くのエクササイズに対応しているので、馬術やアーチェリー、狩猟のようなマイナーなエクササイズも網羅されています。eスポーツという項目もありました。
ウォーキングやランニングなど、ベーシックな8種類のエクササイズは自動認識して計測を開始してくれます。
Stravaやadidas Running、komoot、Relive などのアカウントを追加する事で、連携も可能です。
各種測定・便利機能
最近注目されている睡眠トラッキング機能も搭載されています。睡眠時の呼吸の状況もログを録る事ができますので、無呼吸症候群の疑いがある人には嬉しいですね。
この機種の一番の特徴である「心と体を整えるバランスウォッチ」として、睡眠をとるとレディネスデータが記録されます。
血中酸素濃度・心拍数は、画面右スワイプもしくはランチャーから呼び出すと計測が開始されます。
一通りの計測が全てワンタップで計測する事ができる機能があります。ただし60秒間じっと静止している必要があるのが辛い。
スマートホンで流している曲の操作が可能です。また、スマートウォッチの中にもストレージ容量があり、音楽を転送することでスマートホン無しで音楽を楽しむ事ができます。スピーカーも搭載されているので、イヤホンなしでも聴く事ができます。
体組成も測定でき、10秒で体脂肪率、筋肉量、基礎代謝などを測れます。リューズとボタンを2本の指で同時に触れるだけ▼
運動機能・屋外GPS精度チェック
エクササイズ機能
運動中は専用の画面に移行し、ベゼルとボタンのみで操作します。
間隔・距離・ペース・歩数・スピード・高度・坂・消費・心拍数など、好きなデータを表示、並び替えが可能です。
GPS精度
デュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術「MaxTrack™ GPS Technology(マックストラック ジーピーエス テクノロジー)」を使用しています。高層ビルの間や高い木のある公園などでも L1+L5の衛星信号を拾うことでマルチパス干渉を減らし、既存モデルよりもさらに高い精度で動きを追跡します。
GPSの掴みはとにかく早くて正確!屋内でもGPSで位置情報を掴めました。犬と公園まで行って散歩してみました。マップを見ると犬とグネグネ遊んだ経路が正確に記録されました。
衛星測位システムは、発売段階ではアメリカのGPS、ロシアのGLONASS、EUのGalileo、中国の北斗(BeiDou)、そして日本のみちびき(QZSS)、6つ目の衛星測位システムとしてインド周辺を対象としたNavIC(ナブアイシー)に対応しています。スマートウォッチのみを装着して歩いてもGPSログが記録されます。
シリーズお馴染みのナビゲーション機能は、 Amazfit Balanceでも使用可能になります。搭載されるナビゲーション機能は下記の6種類です。
2.ダイレクトリターンナビゲーション:現在位置からスタート地点までをつなぐ最短の直線をウォッチ上に表示します。
3.ルートリターンナビゲーション:辿ってきたルートを戻れるようにナビゲートします。
4.ルートインポート:Zeppアプリからルートファイルをインポートし、知人のコースなどを辿ることができます。
5.リアルタイムルートナビゲーション:インポートしたルートをリアルタイムで表示し、ナビゲートします。
6.現在地の保存
※ルートインポート機能は、ZeppアプリでルートをGPX形式で出力したり、YAMAPやヤマレコといった外部サイト・アプリで作成/記録したGPX・TCX・KML形式のルートをZeppアプリ経由でAmazfit Balanceに取り込むことが可能です。
バッテリーの持ちについて
通常使いで14日間のロングライフバッテリーの持ちがウリです。使ってみた感覚だと、各モードのバッテリー持ちの公称値は正しそうです。
ただし、GPSを使うと激しくバッテリーを消費しますので、毎日 1時間の屋外エクササイズなどに使ったとして1週間弱くらいだと思います。
ちなみに2時間がっつりGPSウォーキングをして1日で13%くらい減りました。
まとめ・価格・販売サイト
Amazfit Balanceは、GTR 4の後継機となるフラッグシップモデルです。画面の大型化に加えGPS精度の向上など、大幅にアップグレードされています。かなり魅力的な進化を遂げています。
Amazfit Balanceの価格は。Amazonで購入可能です。販売価格:¥41,900(税込)
今回はメーカーの方から割引クーポンコードが発行されています。Amazon製品ページの2000円割引クーポンと併用可能です。
総割引額は4,095円となります。
クーポンコード:Amazfithonn
有効期間:2023年10月24日から11月24日まで(1か月間)
割引率:5%OFF(2,095円の割引額)
Amazfit Balanceサンセットグレー
Amazfit Balanceミッドナイト
タカシ
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