中国のスマートウォッチ専門ブランドKospetから発売されている「KOSPET TANK M2」の実機が手元に来ました。
KOSPET TANK M2は、同社のタフネススマートウォッチ「TANK シリーズ」の最新モデル。先日ご紹介したTANK T2は丸型なのに対し、こちらはスクエア画面のモデルとなります。
水中で使用できるレベルの防水機能にもかかわらず、スピーカーを内蔵しておりスマホなしで通話する事が可能なモデルとなります。
また最近のスマートウォッチに必須の機能である、健康管理トラッキング機能(血中酸素濃度トラッキング機能や、心拍数・血圧測定機能)は24時間のヘルスモニターが可能です。
ページコンテンツ
KOSPET TANK M2スペック
プロセッサー | RealTek8763EW |
---|---|
ディスプレイ | 1.85インチ 320 x 385 IPS液晶 |
RAM | 非公開 |
ストレージ | 128MB |
防水防塵・耐衝撃 | 5 ATM / IP69K 軍事認定MIL-STD 810H |
センサー | 心拍センサー 消費カロリー 血中酸素濃度(SpO2) 血圧測定 睡眠 歩数計機能 |
スピーカー | あり |
Bluetooth | 5.0 |
バイブレーター | あり |
バッテリー容量 | 380mAh |
充電時間 | 約 2時間 |
電池容量 | 通常の使用:10 ~ 15 日間 省エネモード:最大50日 |
ボタン | 3つ |
GPS | なし |
サイズ | 54×43.7×14mm |
重さ | 60g |
対応スマホ | Android5.1/iOS 10以上 |
価格 | $129.99 |
開封レビュー
【セット内容】
- Kospet TANK M2本体
- TPUバンド
- 充電スタンド
- 画面保護ガラス
- ユーザーガイド
※ ユーザーガイドは日本語表記はありませんでしたが、写真で解説されています▼専用アプリにはチュートリアルや説明が日本語で用意されているので問題ありません。
ザックリしたフラッシュレビュー
10~14日間のロングライフバッテリー
省エネモードで50日間使用可能
日本語対応の通知機能
5気圧の防水性能
超堅牢試験規格「MIL-STD-810H」にも準拠
心拍数・血圧・血中酸素濃度を計測可能
必要十分なアクティビティトラッカー機能
直感的でわかりやすいインタフェイス
ウォッチフェイスが豊富
睡眠モニタリング機能搭載
スマートフォンの音楽操作が可能
スマートフォンの遠隔シャッター対応
画面操作のレスポンスが高い
スピーカー内蔵で通話ができる
Appple ヘルスケアと連携不可
GPS非搭載でウォッチ単体でのトラッキングが出来ない
端末レビュー
画面は1.85インチ(320 x 385)の有機ELディスプレイ。画面が大きく視認性は合格です。
フレームはメタルになっており、ガッツリ保護されている感じです▼
カラーバリエーションはブラック、オレンジ、レッドの3色展開。
ストラップ素材は一般的なスマートウォッチのバンドに使われるTPU素材。バンド幅は22mmで、一般的な腕時計方式の留め具を採用。バンドが長くホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です。
裏側には身体測定機能用センサーが配置されています▼
バンドを含めた重さは、実測で約 60グラム▼
専用の充電形式は、クレードルでマグネットでピタッと貼りつきます▼
ボタンは右側に2つ。電源と戻るボタンです▼
左側にはスポーツモードを呼び出すボタンが1つ▼
また高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格に対応。また勢いよく出した蛇口やシャワーの水圧にも耐えることができる等級です。
またアメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810H」にも準拠しています。
装着感
サイズ的にはApple Watchより一回り大きいです。一般的なスマートウォッチは、バンドを含まずに30-36グラム程度、バンド込みで40-55グラムくらい。
TANK M2は男性向けの堅牢なミリタリーモデルなので、メタルフレームを採用しており60グラムあります。でも重いと感じる程ではありません。
もちろん腕を上げて画面をオン機能も搭載。
腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります▼
初期設定・スマートフォンにアプリをインストール
KOSPET FIT
開発: AMAZWEAR TECHNOLOGY INC 評価 1無料 |
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専用アプリをインストールすることで、スマートフォンからの操作・設定・管理が可能です。このアプリを使う事で、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更したり、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
デバイスの追加方法
アプリとスマートウォッチの連動は簡単。アプリを起動したら「プロフィール」から身長体重などを入力し端末を追加するだけ。
ウォッチのフェイスもチェックを入れるだけで変更できます▼
機能と使い方説明
シンプルですが多機能なスマートウォッチです。項目について一通り解説しておきます。
画面切替
フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式となっています。使った事ある方は迷わず使えると思います。
横スクロールで各種ヘルスデータ機能呼び出しです。
睡眠ロガー機能は、自動的に睡眠時間を計測。レム/ノンレム睡眠など、質も計測してくれます。
精度をチェックしてみましたが、Apple Watchでお馴染みのAutoSleepと比較して誤差1分しかありません。
深い睡眠(レム睡眠)も誤差6分程度と優秀でした。
血圧・血中酸素濃度・心拍数は、画面左右で呼び出し、画面を1回タップすると計測が開始されます。
血中酸素濃度、血圧、心拍数なども計測可能です。
- 上:コントロールセンター表示
- 左右:天気・心拍系・カメラ制御・血中酸素・アクティビティ・音楽リモコン
- 下:通知センターを表示
コントロールセンター・設定画面
コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼
- 通話
- サイレントモード
- 省エネモード切替
- スマートホンを探す機能
- 画面の輝度調整
- 画面ロックモード
- 設定表示
通話機能
TANK M2にはマイクが内蔵されており、スマートウォッチで通話をする事が可能となっています。
携帯の電話回線は発信・着信のどちらも可能ですが、LINE通話は着信のみとなります。
設定項目
設定画面から設定できる項目
- 文字盤とテーマ:文字盤とテーマ変更
- 言語:言語切替
- 日付と時刻
- 運動検出:アクティビティを自動で検出して測定スタートのオンオフ
- 明るさ:画面の輝度設定(通知バーからでも可能)
- 腕を上げて画面をアンロック:腕を上げて画面をアンロック
- サイレント:サイレントモード切替
- システム:再起動・設定のリセット
- アプリのダウウンロード:専用アプリのダウウンロード用QRコード
通知センター設定
Tank M2には、スマートホンに届いた電話やLINEアプリなどの通知を転送する機能が実装されています。
専用アプリを起動し「他のアプリ通知」から通知を受け取りたいアプリを選択可能です
LINEなどのメッセージは日本語で表示されます。トーク内容の確認のみで返信はできません。
音声アシスタントも腕時計のスピーカーで教えてくれます
エクササイズ機能
エクササイズ機能は、ランニングやサイクリングなど、様々な70種類のエクササイズに対応しています▼
腹筋、バトミントン、ハイキング、ゴルフ、スキー、ボーリング、ウォーキングマシン、など
※スマートウォッチのみでウォーキング、ジョギングに出かけても消費カロリーと歩数のみの計測となり、コースの記録はできません。GSPトラッキング機能を使いたい場合、スマートホンも一緒に持ち歩く必要があります。
各種測定・便利機能
計測した身体データは専用アプリで確認できます。
スマートホンで再生中の音楽を遠隔操作する事も可能です。こちらの機能は限定的で、再生・ストップ・前・後ろの曲へスキップのみで、曲名は表示され、ボリューム調整もできます。手元で操作できるのはとても便利です
まとめ・価格・販売サイト
ご紹介したKOSPET TANK M2は、兄弟モデルのTANK T2とほぼ同性能ですが重さが約10グラムも軽く扱いやすいモデルとなっていました。
円型画面のT2はGショック風で良いですが、M2は軽くて腕にフィットするので一日中装着していても違和感がありません。
個人的にはTANK M2の方が好みですね。
TANK M2は、アリエク(Aliexpress)の公式ショップで購入可能です。記事執筆時は $119.99➡ $89.95でセール中です。
タカシ
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