サウンド機器メーカーEarFun (イヤー・ファン)より、ANC機能付きの完全ワイヤレスイヤホン 『EarFun Free Pro2 (第2世代)』が発売されました。
早速手元にやって来ましたので、数日間持ち歩いて聞き続けてみました。
Free Pro2は、同社のエントリーモデルFreeシリーズの上位機種で、超コンパクトなボディに多くの機能を搭載したTWS(完全ワイヤレスイヤホン)です。一番の特徴は、コンパクトなボディに本格的なANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)機能を実装しており、周囲の雑音をカットした音楽鑑賞が可能です。Free Pro2は、国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP 2022」において「金賞」を受賞しています。
また外部の環境音をデジタル的に取り込む「アンビエント機能(Ambient)」や、遅延を抑える「低遅延モード」を実装するなど、トレンドの機能は一通り備えています。
ページコンテンツ
ざっくりレビューフラッシュ
小型ボディで迫力あるサウンドを実現
6マイクでクリアな通話ができる
低遅延モードでゲームでの使用で音ズレが少ない
1回の充電で最高 6時間の使用が可能
10分の充電で120分の再生が可能
ANC機能付きにも関わらず小型軽量
音が変質しない外音取り込み機能
IPX5防水で汗・シャワーでの使用も可能
ケースを開けただけでペアリング完了
前の曲へスキップ機能がない
EarFun Free Pro2スペック
Bluetootthプロファイル | HFP、HSP A2DP、AVRCP |
---|---|
対応コーデック | AAC、SBC |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20,000Hz |
通信距離 | 約15 m |
音楽再生時間 | 約 6時間 ANCモード:約 5時間 |
Bluetoothバージョン | 5.2 Airoha AB1562Aチップ |
ノイズキャンセリング方式 | ハイブリッド方式 フィードバック/フィードフォワード |
防水等級 | IPX 5 |
ドライバーユニット | φ6 mm |
インビーダンス | 不明 |
イヤホン充電時間 | 約 1 時間 |
ケース充電時間 | 約 2 時間 |
バッテリー容量 |
ケース:420 mAh イヤホン:35 mAh |
ケース重量 | 約 38 グラム |
ケースサイズ | 約 67 x 25 x 31 mm |
開封の儀
【パッケージ内容】
- EarFun Free Pro2イヤホン x 1ペア
- イヤーチップ:XS/S/M/L 各1ペア
- イヤーフック:S/M/L
- 収納充電ケース x 1
- USB-C充電ケーブル x 1
- 取扱説明書などの紙類
製品レビュー
イヤホン本体
イヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立したBluetooth接続のカナルタイプのTWSです。
イヤホン本体は、超小型の丸型デザインで、薄っすらと「earfun」のロゴが入っています
本体カラーはガンメタで質感はメタル風▼
重さは片側約 4.4グラム▼ノイズキャンセリング機能付きTWSとしては超軽量です
イヤーピースは、XS / S / M / Lの 4種類のサイズが用意されています▼
イヤーフックは最初に付いているスモールサイズの他、ラージとイヤーフックなしのシリコンゴムのみの合計3タイプ▼ちなみに私はイヤーフック無しでもフィットするので、輪ゴムのようなタイプに付け替えています。
イヤーピースを外したベース部は楕円形▼内側は丸っこくなっており、耳の形にフィットしやすく遮音性が高いデザインです
防水等級はIPX5に対応しています。IPX5は「噴流に対して保護」という規格レベル。水中での使用はできませんが、水洗いやお風呂・シャワー程度では使う事ができます。※ ケースは防水ではありません
充電ポートはUSB-C。Qi(チー)ワイヤレス充電にも対応しています▼
チャージケース
充電ケースは超小型で、ハンコ入れくらいのサイズしかありません。ポケットにポンと入ります。むしろ小さくて無くさないか心配なサイズです▼
リップクリームと並べるとサイズ感が分かりやすいですね。旧モデルより丸っこく小さくなっています▼
ケースのサイズは、実測で 奥行 25.5 x 幅 67.2 x厚さ28.9 ミリ▼
ケースの底には、PSEと技適マークがついています▼
イヤホンを格納したケースの重さは約 38.6グラム▼
充電ポートはUSB-C。ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯だけついている白色LEDの光り方で残量を確認できます。
3秒間点灯:100-60% / 3回点滅:59-30% / 1回点滅:29-5% / 消灯:5%以下
1回の充電で約 6時間※も使えます。ケースでの充電を含めると合計 30時間。通勤・通学程度でしか使わないのであれば、ケース本体への充電は週に1回程度で間に合いそうです。
さらに10分の充電だけで 120分間の使用が可能になります。ピンチの時でも、少し待つだけで復活すのが嬉しいですね。
※ ノイズキャンセリング機能オンで約 5時間
通話テスト
EarFun Free Proはイヤホンにマイクが内蔵されており、ハンズフリー通話機能が実装されています。
両方のイヤホンにマイクが 3つ実装されており(外側の通話マイク+外側のフィードフォワードマイク+内側のフィードバックマイク)雑音をカットした快適な会話を可能にしています。
実際に仕事しながら数日間通話で使っていましたが、お互いの声が明瞭に聞こえてストレスは全く感じませんでした。在宅ワークで使えるレベルだと思います。
使い方
操作方法
イヤホンの背中側をタップする回数で操作を行います
左(L) | 右(R) | |
---|---|---|
音楽操作 | ||
1回タップ | 音量下げる | 音量上げる |
2回タップ | 再生 / 一時停止 | |
3回タップ | 低遅延モード切替 | 次の曲へスキップ |
2秒間長押し | ANC切替 ※ | Siri、OKグーグル起動 |
通話 | ||
2回タップ | 通話/電話を切る | |
3回タップ | 通話切替 | |
2秒間長押し | 通話拒否 |
※ ノーマル/アンビエント/ノイズリダクションの3つのモードを切り替えます
※ リセット:ケースに入れて左右を10秒間長押し
操作・装着感
操作性について
充電ケースを開けただけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。
フタを開けてから耳に入れる前に、全ての工程が終えています。
収納時はケースに戻すと自動的に充電が開始され、フタを閉めるとペアリングが解除されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは一切必要ありません。
イヤホンの操作感については、背面のハウジングを適当に叩けば受け付けてくれます。操作系で残念なポイントは、曲戻りスキップ機能が無いことくらいです。
また超多機能なので、左右のイヤホンに別々の機能が割り当てられており、操作を覚える必要がありますね。
装着感
耳の形に合わせた「エルゴノミクスデザイン」で、軽量でフィットするので付けている事を忘れる程です。走る程度では全くズレません。スポーツジムに持って行きましたが、ピタッとフィットして落ちたり緩んだりする事はありませんでした。装着した時は違和感や痛みはありませんでした。
まるっこい「お団子タイプ」のTWSより、スリムで小さいです▼
正面から見ても耳からハミ出る事もなく、自然な感じで悪目立ちしません▼
斜め前方から見ると↓
音質
PEEK+PUの複合振動板を採用した6 mm径ドライバを搭載しています中・高音域は、澄んでいて音の広がりが感じられ、曇りや篭りがありません。小型ボディの割に音に迫力があり、重低音もしっかりとズンズン楽しめます。「メリハリがあって抜けの良い音」という印象です。
ちなみに旧モデルでは明らかに音圧が弱かったのですが、その弱点も改善されており音質に関しては大幅に進化しています。
全体的なチューニングが、余計な味付けをしていないので、どのジャンルの音楽にも対応できると思います。またボーカルの声が際立って聴こえ、正面に定位するのでポップスやアニソンなどの鑑賞にも良いと思います。
音切れ・音飛び・遅延
Airoha社の左右同時伝送”MCSync技術 (Multi Cast Synchronization)”を搭載したチップを採用しており、混雑した都市部でも途切れにくい接続性を確立しています。
スマホに通知が届いた時に一瞬途切れる事がありますが、それ以外は途切れたり音飛びはありませんでした。また左右のイヤホンの接続も強固で、右耳側を手で覆っても左側のイヤホンが切れる事もありません。
遅延に関しては、左耳のイヤホンを2秒間長押しで、遅延を80ms(0.08秒)以下に抑える「低遅延モード」に切り替わります。
低遅延モードどころか、ノーマルモードでも遅延が少なく、動画を観ても人の口の動きと音(声)のズレを目を凝らして見ても分かりませんでした。
低遅延モードは伝達距離が短いので、動画視聴やゲームプレイ時以外は、オフにしておく事を推奨されています。
低遅延モードはセンシティブなので、遮蔽物があると音が途切れる事もあります。室内でゲームや動画鑑賞する時専用の機能だと思います。
ノイズキャンセリング、アンビエント機能
アクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)
EarFun Free Pro2は、外の騒音を抑える ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が実装されています。
左側のイヤホンを3回タップする事で、ノイズリダクションON ➡ アンビエントON ➡ ノーマルモードの順で切り替わります。なお、各モードは、英語音声で確認できます。
エントリーモデルのTWSなので、ノイズキャンセリングのノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)性能は、低音域に限られています。
最大40dbまでの音量の雑音をカットしてくれます。ちなみに 50dbでエアコンの室外機の騒音レベルです。40dbまでの音量に対応というのは、あまり効果が薄そうに感じますが、街中でオンにすると、ノーマルモードからモワンと騒音がカットされるのが実感でき、自分の世界に入る感覚になります。
ノイズキャンセリング機能の対応周波数は公表されていません。他のノイキャンイヤホンと聞き比べてみると、恐らく上は500Hz程度までの周波数に対応していると思われます。ちなみに500Hzは、男性の話し声と言われています。エアコンの音や電車のモーター音、車のエンジン音などの低周波数のカット率は非常に優秀でした。通勤電車でノイキャンを愛用している人が多いですが、電車のノイズカット率は高かったです。
ノイズキャンセリング時の音質に関しては、音が変質したりする事が無く自然に聴けます。またANCでホワイトノイズが入る機種もありますが、私は特にホワイトノイズを確認できませんでした。
アンビエント機能(Ambient)
外音取り込み機能(パススルー/アンビエント)については、片耳のイヤホンを外したくらい外音が聞こえるようになります。デジタル変換された事も感じさせないく自然な音が聴こえて驚きました。
音楽を止めるとイヤホンを装着したまま会話ができます。このモードを使っても、外音を取り込みながら安全に音楽を聴くには、音量をある程度下げる必要があります。通常音量で聴いていると、車の接近に気が付く程の外音取り込み機能ではありません。
外音取り込み機能の性質上仕方のない事だと思いますが、風切り音が気になるので風が強い日には向いていないです。
また電車内でのアナウンスも聞き逃したりしません。電車ではANC機能を使うかアンビエントを使うか悩ましいですね。
まとめ・価格
あらゆる角度から旧モデルの「EarFun Free Pro」と比較してみましたが、デザインが洗練されており、音質、ANC機能は明らかに向上しています。
Free Pro2は、イヤホン、ケース共に とにかく小さいです。機能モリモリで、これほど小型ボディは珍しい。コンパクト派の方には魅力的なTWSだと思います。
EarFun Free Pro2の価格は¥7,999。Amazonにて購入可能です。
Amazonの公式ショップでは 7月25~7月31日まで、25%オフの5990円でキャンペーンセールを実施しています。
タカシ

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