中国メーカーXiaomiより、次世代フラッグシップAndroidスマートホン「Mi 11」が発売されました。
プロセッサーにクアルコムのSnapdragon 888を搭載しており、現在最高レベルの処理性能を叩き出しています。
また1億万画素のメインカメラを搭載した3眼カメラを採用、リフレッシュレート120HzのWQHDスクリーン、お洒落で音質に定評のあるハーマン・カードンとコラボしたデュアルスピーカーを搭載するなど、超もりもりスペックの端末です。
それだけのスペックにも関わらず、最小構成モデル(RAM 8GB + ROM 128GB)が3999元(約6.4万円)~、呆れるほどの高コストパフォーマンスの端末です。
XIAOMI MI11
OS | MIUI 12 Android 11ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 888 |
ディスプレイ | 6.81 インチ(AMOLED) 3200 x 1440(WQHD) |
RAM | 8 GB / 12 GB |
ROM | 128 GB / 256 GB |
外部ストレージ | 不明 |
リアカメラ | 10,800万画素(F/1.85):メイン 1300万画素(F/2.4):超広角 500万画素(F/2.4):マクロ |
フロントカメラ | 2,000万画素(F/2.4) |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
防水 | 非対応 |
NFC | 対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac / ax |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 4,800 mAh |
インターフェイス | USB-C |
GPS | ガリレオ / GLONASS / QZSS |
対応バンド | 2G GSM B2 / B3 / B5 / B8 CDMA 1X :BC0 3G WCDMA B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 CDMA EVDO: BC0 4G FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 B18 / B19 / B20 / B26 / B28A TDD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 5G n1 / n3 / n28a / n41 / n77 / n78 / n79 |
重量 | 196g(ガラス) 194g(革) |
サイズ(ガラス) | 幅:74.6mm 高さ:164.3mm 厚さ:8.06mm |
サイズ(革) | 幅:74.6mm 高さ:142.3mm 厚さ:8.56mm |
筐体レビュー
ディスプレイは、6.81 インチの有機EL(AMOLED)の2K(3200 x 1440)画面。
リフレッシュレートは最大120Hz、480Hzタッチサンプリングレート。HDR10+規格に準拠する、高ダイナミックレンジの再生に対応しています。
フロントカメラは、画面左上に配置されたパンチホール内に格納されています▼ディスプレイの評価機関の「DISPLAY Mate」でA+の評価を得ています
本体は、Gorilla Glass Victus採用のガラスボディと革ボディの2モデルが用意されています▼
カラーバリエーションは、ガラスボディ 3色、革ボディ2色の合計 6色構成
アンチグレアフロストガラス:ミッドナイトグレー / ホライゾンブルー / フロストホワイト
ビーガンレザー:ライラックパープル / ハニーベージュ
生体認証は、心拍数モニタリング機能付き指紋センサー がインディスプレイ(画面内)に配置されており、顔認証システムも搭載しています。ディスプレイは、湾曲スクリーン▼
バッテリー
バッテリー容量は4600mAhで、同社では丸1日の使用を保証するとしています。有線では55Wの急速充電に対応しており45分で満充電が可能です。ワイヤレス充電は50Wで充電可能で、53分で満充電が可能(販売されているスマートホンの中で最速)。10Wのワイヤレスのリバースチャージ機能も搭載しており、他の機器への給電もできます。
スピーカー
オーディオ機器のブランド、Harman Kardon(ハーマン・カードン)”Golden Ear”の音響チームと協力して、デュアルステレオスピーカーと組み合わせた音響システムを構築しており、映画鑑賞では没入感が得られるとしています。
カメラ
フロントには2,000万画素カメラを搭載しており、AIスマートビューティーやベイビービューティー、3Dビューティーなど、美顔補正機能も満載です。
リアカメラは高画素な光学手振補正付き3眼カメラを採用しています。
メインカメラは、10800万画素(25mm 1/1.33 F1.85 OIS)、サブには1300万画素(15mm F2.4)の超広角カメラ+500万画素(50mm F2.4)のマクロカメラの構成です。
動画、8Kビデオ録画:24 / 30fps、4Kビデオ撮影:30 / 60fpsまで対応しています。
レンズは123°の超広角レンズ▼
内部性能
搭載するプロセッサーはQualcommのフラッグシップSoC「Snapdragon 888」を採用。TSMCの7nmプロセスからSamsungの5nmプロセスに移行しています。
CPUコアのKryo 680は前モデル(SD865)と比較して最大パフォーマンスで25%、電力効率で25%の向上が図られています。
Xiaomiが発表したAntutuベンチマークスコアは、なんと 745,942ポイント!
メモリ/ストレージの組み合わせは、(RAM / ROM )8 GB + 128 GB /8 GB + 256 GB /12 GB + 256 GBの3種類バリエーションのモデルが用意されています。
メモリは新世代LPDDR5規格を採用しており、旧世代と比べて29%高速化されています。ストレージも高速なUFS 3.1規格を採用しています。
対応バンド
SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)
また5G(Sub-6)対応の機種となります。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンド(B3)に対応しています。 さらに高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンド(B19)にも対応しています。また僻地や山間部で若干電波を掴みやすい3G帯のプラスエリア(3G WCDMA-Babd6)ににも対応しています。国産スマートホンと同等のバンド構成が利用可能です。
5G帯に対しては、Sub6のn77 / n78に対応していますが、ミリ波(n257)非対応です。一応ドコモ端末で5Gバンド回線は使えます。
SoftBank(Y!モバイル):LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8の全てに対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
5G帯に対しては、Sub6のn77に対応しています。ミリ波(n257)は非対応です。
AU:LTEバンドB1とプラチナバンドB26(18を内包)に対応しており、 VoLTE SIMが利用可能となっています。通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMでも利用可能となっています。しかしながらauのSIMは、端末による相性がありますので、実際に動作確認が取れるまでは要注意です。
5G帯に対しては、Sub6のn77/n78対応しています。ミリ波(n257)は非対応です。
【 対応バンド 】
2G GSM
B2 / B3 / B5 / B8
CDMA 1X :BC0
3G WCDMA
B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19
CDMA EVDO:BC0
4G FDD-LTE
B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17
B18 / B19 / B20 / B26 / B28A
TDD-LTE
B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
5G
n1 / n3 / n28a / n41 / n77 / n78 / n79
Xiaomi Mi11 まとめ、価格
中国国内での発売は、2021年1月。海外向けの発売日は不明です。また「雷軍Special」というモデルも発売が予定されています。
Mi 11 の標準バージョンにはインボックス充電器が同胞されなくなりました。しかしながら、バンドルバージョンには55W GaN充電器が付属します。不思議な事にどちらのバージョンも同じ価格で提供されます。
これは充電器を付属しなくなったiPhone12シリーズに対して、Appleを挑発しているようですね。
【価格】
- Xiaomi Mi11 (RAM 8 GB + ROM 128 GB):3999元(約6.4万円)
- Xiaomi Mi11 (RAM 8 GB + ROM 256GB):4299元(約6.8万円)
- Xiaomi Mi11 (RAM 12 GB + ROM 256 GB):4699元(約7.5万円)
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タカシ
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