中華スマートホンメーカーからは、続々と新モデルが発売されています。大量の機種が購入チョイスにあると、何を基準にどれを選んで良いのか分からなくなってしまいますよね。
しかしながら 結局は、日本のユーザー達が買い求める端末はいつも数機種のみに偏ります。売れ筋の人気スマホは、高コストパフォーマンスで、口コミ的にもある意味での品質が保証されているとも言えますので、安心して購入できる目安になります。
今年2019年 8月下旬の時点での人気中華スマホのベスト5を集計しました。
集計データは、当ブログの海外ECサイトへのクリック数・販売数などをベースに総合的に算出しています。
ページコンテンツ
1位:Xiaomi Mi 9
OS | MIUI 10 Android 9 ベース |
---|---|
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB / 8GB / 12GB |
ROM | 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 6.39 インチ 2340×1080 pixels |
カメラ | フロント:20 MP リア: 48MP + 12MP + 16MP |
バッテリー | 3,300 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 4G: TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7 B8/B12/B17 |
前回3位に沈んでいましたが、圧倒的大差をつけて1番人気です。
Xiaomi(シャオミ)のフラッグシップ端末「Miシリーズ」の1つ型落ちモデル。ディスプレイ部は、しずく型ノッチ画面を採用し、画面内インディスプレイ指紋認証を採用。SoCにはクアルコムの新型高性能チップセット「Snapdragon 855」を搭載しています。従来の845と比べ、ゲーム性能が20%、演算性能が45%、AI性能が3倍向上しており、Antutuベンチマーク スコアは、約36万の最高クラスのチップセットです。
カメラ構成は、メイン4,800万画素(F1.75)のソニーIMX586、広角カメラ1,600万画素のソニーIMX481、2倍望遠カメラ1,200万画素のSamsung S5K3M5 のトリプルレンズ仕様。「月撮影モード」により、月表面の模様まで撮影可能としています。
このシリーズは最高技術を詰め込んでいるにも関わらず、同スペックの他社モデルに比べて価格が抑え目なことから、高いコスパを求めるユーザー御用達のモデルとなっています。
ニューモデルの「Mi 9T Pro」が発売となり、さらに価格が下がった事から人気が加速しています。
売れ筋スペックの内訳はRAM 6GB + ROM 128GBモデルとRAM 6GB + ROM 64GBが同率でトップ。他のメモリー構成のモデルは、セール対象になる事が少ないため全く人気がありません。
お買い得価格の目安は、6 GB RAM + 64 GB モデル$339(約 3万 6500円)、6 GB RAM + 128 GB モデル$369(約 3万 9500円)
2位:OnePlus 7 Pro
OS | OxygenOS Android 9 (Pie)ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
GPU | Adreno 640 |
ディスプレイ | 6.67 インチ 3120 x 1440 Pixcels AMOLED |
RAM | 6 GB / 8 GB LPDDR4X |
ROM | 128 GB / 256 GB |
カメラ | フロント:16 MP リア:48.0⁺13.0+8.0 MP |
microSD スロット |
なし |
SIM | NanoSIM |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 4,000 mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1/2/4/5/8/9/19 4G: FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/25/26/28/29/32/66 TDD-LTE B38/B40/B41 CDMA: BC0,BC1 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 162.6×75.9×8.8mm |
重量 | 206 g |
その他 | NFC |
OnePlusの端末は、常に最新トレンドを多数採用したハイエンド機を比較的低価格で販売している事から、世界中に根強いファンを抱えています。
同社のフラッグシップモデルの「OnePlus 7 Pro」は、現在最強クラスの処理能力を誇るSoCのクラルコム「Snapdragon 855」を採用したハイエンド端末です。端末の発熱を抑える「液冷システム」や「RAMブースト」「強力バイブレーション機能」など、ゲーミングスマホ的な要素も取り入れています。
6.67インチのQHD +解像度(3120 x 1440ピクセル)の巨大なディスプレイを採用し、リフレッシュレート90HzのAMOLEDを採用。全面ディスプレイデザインとなっており、ノッチやパンチホールなどの画面欠けはありません最大の特徴であるカメラの構成は、メインにSONYのイメージセンサー「IMX586」採用の4800万画素 f/1.6のカメラを搭載(広角80.32°)。サブカメラは、1300万画素の 117°広角のレンズ。そして8.0MPの3倍アナログズームレンズのトリプルカメラ仕様。フロントカメラはモーターによりポップアップ起動します。このカメラは、加速度センサーが落下を検知して、自動的にカメラユニットが背面に収まる安全機能も搭載されています。
ちなみに下位モデルの「OnePlus 7」も人気がありますが、実質的には旧モデルの6TのSoCをスナドラ845から855に積み替えて、リアのメインカメラを48MPにアップグレードしただけのマイナーモデルチェンジ版となっています。
お買い得価格の目安は、6 GB RAM + 128 GB モデル約 6万 5000円、8 GB RAM + 256 GB モデル 約 7万 2000円、12 GB RAM + 256 GB モデル約8万 5000円
2位(タイ):Xiaomi Mi 9T
OS | MIUI 10 Android 9 ベース |
---|---|
SoC | Snapdragon 730 |
RAM | 6GB / 8GB |
ROM | 64GB/128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.39 インチ 2340×1080 pixels 有機EL |
カメラ | フロント:20 MP リア: 48MP + 8MP + 13MP |
バッテリー | 4,000 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 4G: TD-LTE B38/B40 FDD-LTE B1/B3/B5/B7/B8/B20 |
Xiaomi(シャオミ)のフラッグシップ端末「Miシリーズ」の最新モデルです。中国国内モデルでは「Xiaomi Redmi K20 (Pro)」の名称ですが、グローバルモデルでは「Mi 9Tシリーズ」となります。
旧モデル(Mi 9)ではディスプレイ部が”しずく型ノッチ”を採用していましたが、最新モデルではポップアップ式のカメラへと変更となり、ノッチレスの全画面ディスプレイへと進化しています。極狭ベゼル幅が特徴で上1.85mm、下3.8mm、左右2.11mmとなっており、画面占有率が占有率は91.9%となっています。
SoCにはクアルコムの新型高性能チップセット「Snapdragon 730」を搭載しており、AnTuTuベンチマークスコアは約21万3000。ハイエンド機の下のプレミアムミッドレンジという位置付けです。インディスプレイ認証もさらに進化しており、認証制度が前モデルより30%向上しています。
ゲーミングスマホBlack Shark用のゲームパッドが取付可能で、CPUクロック周波数を動的に調整するゲームモード「Game Turbo 2.0」を搭載しています。
カメラ構成は、フロントカメラはポップアップ式の2000万画素(F/2.0)0.8秒でポップアップし、落下時には自動で検知されて収納されます。背面カメラは、メイン4,800万画素(F1.75)のソニーIMX586、サブには超広角カメラ1,300万画素(124.8°)、+光学2倍望遠カメラ800万画素のトリプルレンズ仕様。
シャオミのフラッグシップモデルは、比較的価格が安くて最新トレンドを詰め込んでいる事でゲーマーに人気があります。このモデルも2万円台から買える高コストパフォーマンスの端末となっています。上位モデルのMi 9T Proとの違いはSoCのみ。スナドラ880搭載のMi 9T Proもコスパが高くお勧めのモデルですが、全く人気がありませんね。
お買い得価格の目安:6 GB RAM + 64 GB モデル約 2万 9000円、6 GB RAM + 128 GB モデル 約 3万 2000円
4位:OnePlus 7
OS | OxygenOS Android 9 (Pie)ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
GPU | Adreno 640 |
ディスプレイ | 6.41 インチ 2340*1080 Pixcels AMOLED |
RAM | 6 GB / 8 GB LPDDR4X |
ROM | 128 GB / 256 GB |
カメラ | フロント:16 MP リア:48.0⁺5.0 MP |
microSD スロット |
なし |
SIM | NanoSIM |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 3,700 mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1/2/4/5/8/9/19 4G: FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/25/26/28/29/32/66 TDD-LTE B38/B40/B41 CDMA: BC0,BC1 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 157.7×74.8×8.2 mm |
重量 | 182 g |
その他 | NFC |
高コスパのハイエンド端末でお馴染みの「OnePlus」社からリリースされた最新モデル。SoCには、現在最強クラスの処理能力を誇るクラルコム「Snapdragon 855」を採用したハイエンド端末です。上位モデルの「OnePlus 7 Pro」は、ポップアップ式のフロントカメラを採用した全面ディスプレイデザインとなっておりますが、OnePlus7は旧モデル6Tのマイナーチェンジモデルとなっています。
SoCはスナドラ855に積み替えており、背面のメインカメラはSONYのイメージセンサー「IMX586」採用の4800万画素 f/1.6のカメラを搭載するなど、上位モデル「OnePlus 7 Pro」に引けを取らないスペックになっています。それでいて価格差が200ドル以上もありますので、コストパフォーマンス的には圧倒的にコチラですね。前回の集計時には1番人気でしたが 4位まで陥落しています。
お買い得価格の目安:8 GB RAM + 256 GB モデルで約 4万 9000円、8 GB RAM + 256 GB モデル約 5万 7000円、12 GB RAM + 256 GB モデル約 5万 8900円
5位:Ulefone Armor 6E
OS | Android 9.0 |
---|---|
SoC | Helio P70 MT6771T Octa-core |
ディスプレイ | 6.2 インチ 2246 x 1080 Pixcels |
RAM | 6 GB |
ROM | 64GB |
カメラ | フロント: 8.0 MP リア: 16 .0MP + 8.0 MP |
microSD スロット |
最大 256 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 5,000 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8 TD-SCDMA: 34 / 39 CDMA BC0 / BC1 4G: FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 28A / 28B TDD-LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 166*83*13.3mm |
重量 | 267.5 g |
その他 | Gorlila glass5.0 / GLONASS Beidou / NFC / Qi充電 |
Armor 6Eは 同社のアウトドア向けスマートホン「Armor シリーズ」の最新モデルで、堅牢なタフネス端末ですが、普段使いにも耐えうるスタイリッシュでコンパクトなボディを採用した端末です。
同機が認証を受けている「IP68」防水・防塵規格とは、「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格、アメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。更には落下衝撃にも耐えられる堅牢なボディ構造で、アウトドアでの使用を強く意識した端末です。
前モデルの「Armor 6」との違いは、SoCをHelio P60からHelio P70のミドルアッパーレンジの端末へとアップグレードしています。登山やアウトドアが趣味の人でも防水スマホで間に合ってしまうので、正直なところ、日本ではアウトドアスマートホンはあまり人気がありません。
しかしながらArmor 6Eは、ドコモのプラチナバンドB19に対応しており、スペック的にも同価格帯のスマートホンと比べても見劣りがしません。
この仕様で約2万円という高コストパフォーマンスから、アウトドア好きな人達の人気を得たのだと思います。今年の初夏に大人気でしたが、まだボチボチ売れ続けています。
お買い得価格の目安:約 2万 2000円
5位(タイ)OPPO Realme 3 Pro
OS | ColorOS 6.0 Android 9.0ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 710 |
GPU | Adreno 616 |
ディスプレイ | 6.3 インチ 2340 * 1080 Pixcels |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB / 128 GB |
カメラ | フロント:25MP リア:16MP+5MP |
microSD スロット |
最大 256 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 4,045 mAh |
対応バンド | 2G: GSM B2/B3/B5/B8 3G: WCDMA B1/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 4G: FDD-LTE B1/B3/B5/B8/B20/B28 TDD-LTE B38/B40/B41 |
インターフェイス | MicroUSB |
防水 | x |
サイズ | 156.8 x 74.2 x 8.3mm |
重量 | 172 g |
その他 | – |
プロセッサーにはQualcomm Snapdragon 710を搭載したミッドアッパーレンジモデルの端末です。ディスプレイは6.3 インチの2K画面 (2340x 1080ピクセル)。IPS液晶画面を採用したアスペクト比19.5:9の縦長画面で、水滴型ノッチを採用しています。
最新モデルにも関わらず1世代前のプロセッサーを搭載するなど、コストパフォーマンスのみを追求した端末です。
お買い得価格の目安:4 GB RAM + 64 GB モデル約 2万 1000円、4 GB RAM + 128 GB モデル 約 2万 7000円
割引クーポン
今回ご紹介した端末は、セール対象になっている事が多く、割引クーポンが発行されている場合があります。
下記ページからチェックしてみて下さい
売れ筋中華スマホまとめ
前回の集計時には「OnePlus 7シリーズ」の2機種が、全体のシェアの50%近くを占めていましたが、今回は「Xiaomi Mi 9」人気が再燃しており、2台に1台はMi9という圧倒的な売れ行きです。
SoCにSnapdragon 855を搭載しており、48,000万画素の三眼カメラ、10万円の最新ハイエンドモデルと同等のスペックで3.6万円というお買い得感は凄まじいですね。
ちなみに中華スマホではありませんが、海外ECサイトでは「Sony Xperia XZ3」のグローバルモデル (H9493)も引き続き売れています。今回のランキングに加えると同率4位に入ります。
ちなみに次点(6位)は「ASUS ZenFone 4(ZE554KL)」のグリーンが大量在庫処分中で、他のカラーの60%オフ以下です。
GearBest:ASUS ZenFone 4(ZE554KL)
Banggood:ASUS ZenFone 4(ZE554KL)
タカシ
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