香港のスマートホンメーカー Poptel より新端末『Poptel P10 』が発売されました。
Poptel というメーカーはあまり有名ではありませんが、親会社であるPCBAは世界60カ国以上を対象としたグローバルプロバイダー企業で、Poptelは防水・防塵のタフネス端末に特化したスマートホンをリリースしています。
Poptel P10は、IP68防水対応のタフネス・スマホにも関わらず、スタイリッシュなデザインに仕上がっており、アウトドア用途のみならず普段使いもできる事を意識した端末となっています。
Poptel P10 スペック
【 Poptel P10 仕様 】
OS | Android 8.1 |
---|---|
SoC | Mediateck Helio P23 (MT6763) Octa Core |
RAM | 4G |
ROM | 64G |
MicroSD | 最大 64 GB |
ディスプレイ | 5.5 インチ 1280 x 640 pixels |
カメラ | フロント:13.0 MP リア:8.0 MP |
認証形式 | 指紋 / 顔 |
Bluetooth | 4.0 |
インターフェイス | USB Type-C |
バッテリー | 3,600 mAh |
対応バンド | WCDMA: B1 / B2 / B8 / B19 CDMA: C2KB5 ( BC0 ) FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 17 / 20 TDD-LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
サイズ | 15.52 x 7.46 x 1.19 cm |
重さ | 205 g |
その他 | GLONSA / NFC |
筐体レビュー
ディスプレイは 5.5インチ。6インチ越えの大画面端末に採用されることが多い アスペクト比18:9の縦長画面にする事でスリムなボディに仕上がっています▼
開封~ハンズオン動画▼
同機が認証を受けている「IP68」防水・防塵規格とは、「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」とされています。Poptel P10 は更に気温 -20℃~50℃までの過酷な環境にも耐えられるとしています。
これは単に50度もの高温下に耐えられるというのではなく「It can work..」とありますので、今年の夏のような酷暑の中でも温度警告で落ちる事なく稼動が出来るという事のようです。
端末アンロックは指紋認証のほか、フロントカメラのスペック欄に「Face Detection」とありますのでフェイスアンロック(顔認証)システムを採用しています。
NFC対応なのでモバイルSUICAやGoogel Payなどの電子マネー使えます▼
カラーはブラック・オレンジ/ グレー / ブルーの3色
カメラ性能
リア カメラにはSonyのイメージセンサーIMX135を採用したF/2.2の13.0MP カメラ、フロントには 8.0MPのカメラを搭載しています
内部性能レビュー
SoCにMediatek製のP23(MT6763)を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約 7 万~7.5万 程度のミドルクラスの端末に分類されます。またRAM4 GB、ROM 64 GBに加え、最大64 GBまでの外部SDカードに対応しています。3DCGのゲームをサクサク遊ぶのは難しいですが、この処理能力があれば 一般的なアプリやゲームはストレス無く動きます。
衛星測位システム
位置情報システムはGPS、A-GPSに加え、ロシアのGLONASSに対応しています。多くの衛星でアウトドアや山中でも位置情報をバッチリ掴み続けそうです。
対応バンド / SIM
Poptel P10はDSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
ドコモ:プラチナバンド4G帯のBand19に対応していませんが、主要バンドのB1およびB3に対応していますので都会での使用は可能です。
SoftBank(Y!モバイル) : LTEバンドB1, B3, B8 に加え WCDMAバンドB1,B8にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEの主力周波数帯 B18(B26)に対応していません。AUの3G通話バンドCDMA BC0には対応していますが実際に使用できるかは不明です。AU SIMとの相性は良くありません。
【 対応バンド 】
WCDMA:
B1 / B2 / B8 /B19
CDMA:
C2KB5 ( BC0 )
FDD-LTE:
B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8
17 / 20
TDD-LTE:
B34 / 38 / 39 / 40 / 41
まとめ / 価格
「ゴツくないタフネススマートホン」というのが、最近のアウトドア向け端末のトレンドとなっています。SoCにHelio P23を採用し、NFC機能と64GBの内臓ストレージを搭載するまでが各社テンプレートの仕様になっています。
「Vernee V2 Pro」や「Ulefone Armor 5」あたりが「Poptel P10」のライバル端末になると思います。しかしながらライバル機のスペックの方が一枚上手で「Vernee V2 Pro」はドコモプラチナバンドに対応しており、6GBのRAMと5.99インチの2Kスクリーンを採用しています。また「Ulefone Armor 5」はアウトドアスマホ初のノッチ画面(切り欠け)の大画面を採用し、浸水リスクを減らすためのワイヤレス充電に対応しています。また両ライバル機ともに、アウトドアで自然を美しく撮影する事を目的としたデュアルカメラを採用し、サバイバル環境下での長期使用を想定し超大容量バッテリーを搭載しており、最近のタフネススマホの必須要件を満たしています。
一方、Poptel P10はドコモB19未対応で画面サイズ5.5インチ、バッテリー3600mAh、シングル背面カメラ、ノッチ未採用と、両機と比べてしまうと見劣りしてしまうスペックです。
辛口のレビューを書きましたが、セールの低価格で入手する事ができれば コスパ的に魅力のある端末だと思います。
「Poptel P10」はGearBestで 8月20日よりプロモーションセールを開催されています。発売を記念し8月20日 ~ 8月26日まで、$239.99→$189.99 で販売されます。
【GearBest】Poptel P10
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タカシ
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