台湾のASUSから4月12日に発売となりました新端末『ZenFone 5 (ZE620KL)』がいよいよ海外通販サイトで取り扱いが開始され日本でも入手が可能となりました。Zenfone5 (ZE620KL)はディスプレイ6.2インチの大画面ベゼルレスモデルで、今流行りのiPhoneXオマージュのノッチ(切り込み)を採用した端末です。
今回、海外ECサイト2社で取り扱いが開始されましたので、スペックをレビューしてみたいと思います。
ZenFone 5 (ZE620KL)スペック
【ZenFone 5 (ZE620KL)仕様】
OS | Android Oreo(8.0) ZenUI 5 |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 636 Octa Core 1.8GHz |
ディスプレイ | 6.2インチ 1080 x 2246 Pixcels IPS液晶 |
RAM | 4GB /6GB |
ROM | 64G |
カメラ | フロント:8.0MP リア:12MP+8MP |
microSD スロット |
最大2TB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 3,300mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18 B19/B28 TDD-LTE B38/B39/B41 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 15.30 x 7.56 x 0.78 cm |
重量 | 155g |
その他 | Glonass, BDS, GAL,QZSS OTG, NFC |
筐体レビュー
6.2インチの大画面モデルとなっていますが、前端末の5.5インチとサイズが同じです。一番驚かされたことが端末の重量が155 gの超軽量ボディに仕上がっており、iPhone Xの174 gを遥かに下回っており、むしろ4.7インチのiPhone 8の148 gに近いです。
ゴリラガラスの2.5D曲面デザインで背面とディスプレイがシームレスに結合されています▼
ディスプレイは6.2インチのIPS液晶を採用しており、画面占有率が90%のベゼルレスデザイン。アスペクト比19:9の縦長デザインで1080 x 2246 Pixcels(FHD+)となっています。
認証は背面の指紋認証に加え、フェイスロック解除機能によりロックを解除することができます。ZenFone 5のNFC機能と組み合わせることで、Google Payなどのサービスのセキュリティ認証にも利用可能です。
SoCにSnapdragon636を採用しており、AnTuTuベンチマークスコアは約112,000のハイスペックに片足を突っ込んだ処理性能です。しかしながらSnapdragon660搭載の前機種(Zenfone4 ZE554KL)比べて少しだけスペックダウンしています。
インターフェイスにはUSB TYpe-Cを採用しており、内蔵バッテリーは3,300mAh。ASUS BoostMasterテクノロジーにより高速な充電が可能です。
ZenFone 5ではAI電源によるインテリジェント充電を導入しており、充電レートが動的に調整されてバッテリのエージング処理が遅くなりバッテリの寿命を伸ばします。
スピーカーは上下のデュアルスピーカーを搭載しており、ハイレゾ音源に対応(ハイレゾイヤホン付属)しています。動画視聴や音楽鑑賞などでも外部Bluetoothスピーカーを使わずに済むレベルに仕上がっていますね。
カメラ性能
最近のZenfoneシリーズはカメラ性能に力を入れており、今モデルでも相当な技術を詰め込んでいます。リアカメラにはSonyのフラッグシップセンサーSony® IMX363を採用し、F1.8レンズを採用することで低照度の中でも従来の5倍の撮影性能を実現しているとしています。さらに120°の広角のサブカメラを搭載し、ナイトモードのHDR撮影も可能です。光学ズームこそ搭載されていませんが、コンデジ不要なレベルまでカメラ機能が充実しています。
フロントカメラにはF2.0の800MPのレンズを採用し、AIシーン検出機能と美顔モードで美しいセルフィー撮影が可能です。
対応バンド / SIM
ZenFone 5 (ZE620KL)は、デュアルVoLTE対応(DSDV)のSoCで、SIMカードを挿してLTE+LTEでの待ち受けが可能です。SIMカード2枚挿しでの運用ができる端末です。
ドコモのプラチナバンド4G帯のBand19、3G帯のプラスエリアに対応していますので純正Docomo端末と変わらないパフォーマンスが望めます。
またSoftBankのバンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AUはLTEバンドB1,18(26)に対応しており、 VoLTE SIMでの利用が可能となっています。
対応バンド
3G: WCDMA
B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
4G: FDD-LTE
B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18
B19/B28
TDD-LTE
B38/B39/B41
まとめ
ZenFone 5 (ZE620KL)はモンスター級のハイスペックを目指さず、お手頃なミドルハイスペックに仕上がっています。6.2インチの大画面に最初は引きましたが、実際には5.5インチのサイズ感のままで 155gの超軽量に仕上がっており、何よりカメラ性能が魅力的です。個人的に欲しい端末ですね。
次期Android Pでは正式にノッチをサポートすると発表されていますが、ZE620KLに採用されているAndroid8.0(Oreo)は未対応です。ZE620KLではAndroidをベースに独自のOS(ZenUI 5)によりノッチディスプレイを実現しています。
今後も続々と登場が予想されるiPhone X風の「ノッチ(切り欠き)」Android端末ですが、他社に先駆けAndroidノッチの標準に近づいた感があります。
安定のASUS端末ですから、他の中華端末に比べケースや画面保護ガラスが豊富に発売される事が予想されるのがポイントが高いですね。
カラーはブラックとシルバー、ETRENではブルーも発売されています。
価格は4GBモデルで標準価格は 52,624円ですが、GearBestでは発売を記念して4GBモデルが50台限定で48,909円の割引クーポンが発行されています。
ETRENでは4GBモデルが49,158円、6GBモデルのプリセールは開始前のようです。
【 GearBest】
割引クーポン:HRAsus1205
限定数:50台
価格:→ 48,909円52,624円
Asus ZENFONE 5 ZE620KL
【ETOREN】
【ETREN】 Asus Zenfone 5 ZE620KL
タカシ
最新記事 by タカシ (全て見る)
- ARグラスが最大69%OFF「100台限定!XREAL開発者製品ラストセール」を実施 - 2024年11月21日
Zenfone5はDSDSではなくDSDVです
au VoLTEにもガッツリ対応してます
>名無しさん
ご指摘ありがとうございました。
記事を修正させて頂きました。